柔軟剤は洗濯物の香り付けはもちろん、衣類をふんわりするのに欠かせないですよね。
最近はまるで香水のような、本格的な香りの柔軟剤が増えています。
柔軟剤を香り重視で選んでいる方も多いのではないでしょうか?
そんな柔軟剤の香りをディフューザーとして楽しむことができるんです!
なかなか好きな香りの芳香剤が見つからない…という方におすすめですよ♪
今回は、柔軟剤でディフューザーの作り方をご紹介します。
ルームフレグランスやルームスプレーの作り方も!
また柔軟剤を芳香剤にする危険性や注意点も解説しています。
柔軟剤を芳香剤にしたい方はぜひチェックしてくださいね!
柔軟剤ディフューザーの作り方はとっても簡単!
部屋も良い匂いでいっぱいにしたいけれど、なかなか自分好みの香りがない…!
という方は、普段から使っている柔軟剤で簡単に作ることができるんです!
柔軟剤ディフューザーの作り方は家にある物やドラッグストアで気軽に手に入るものですぐに作れますよ♪
アロマが入ったオイルの瓶にスティックを挿して、香りを吸い上げて空間に拡散させて匂いを楽しむものです。
- リードディフューザー
- スティックディフューザー
- アロマディフューザー
と呼ばれていて、インテリアとしてもおしゃれ♪
お気に入りの柔軟剤の匂いで、部屋の匂いを居心地の良い空間にしていきましょう!
用意するもの
まずは、柔軟剤ディフューザーの用意するものを確認していきましょう!
用意するもの
- お好きな柔軟剤
- 無水エタノール
- リードスティック
- ガラスのボトル
リードスティックとは主にラタンでできた、ディフューザーの成分を吸い上げて香りを広げるために使うものです。
リードスティックが購入できるのは…
- 100均(ダイソーやセリアなど)
- 無印良品
- 東急ハンズ
- LOFT
- Francfranc
などで購入できますよ!
ガラスのボトルはなるべく先の細いものを選ぶことで、不必要な蒸発を防止できます。
柔軟剤ディフューザーの作り方
おしゃれで簡単な柔軟剤ディフューザーの作り方をご紹介していきます!
細口のガラスボトルはこぼれやすいので、100均で購入できる漏斗(じょうご)を使うと便利です。
または ビーカーや紙コップの口をすぼめて使うのもおすすめ。
無水エタノールは引火性があるので、火器のそばで作業しないようにしましょう。
無水エタノールの割合に合わせて柔軟剤を注ぎます。
この時も注ぐ時はこぼれやすいので注意してくださいね。
本数は4〜5本を目安に、香りの具合を見ながら足したり減らしたりしましょう。
ボトルにリボンを巻いたりして自分好みの見た目に仕上げるのもおすすめですよ♪
基本的に、自作するディフューザーは柔軟剤ではなくアロマオイルで作ることが一般的です。
そのアロマオイルを柔軟剤に代用しての作り方なので、匂いが拡散されるかは怪しいところがあります。
あまり匂いを感じられないな…と思って場合は、柔軟剤の量を少し増やしたりスティックの量を調節してみましょう。
柔軟剤を芳香剤にしたい!ルームフレグランスの作り方
もっと手軽に柔軟剤を芳香剤にしたい方は、さらに簡単に作る方法がありますよ!
お店でわざわざ材料を調達せず、家にあるものでOK!
柔軟剤の芳香剤(ルームフレグランス)の作り方をご紹介します。
柔軟剤を芳香剤にしたい方は以下の作り方を参考にしてくださいね。
用意するもの
柔軟剤を芳香剤にするためのルームフレグランスに必要な用意するものを確認していきましょう。
用意するもの
- お好きな柔軟剤
- 保冷剤
- 空き瓶
この材料なら柔軟剤を芳香剤にしたいと思い立った時でも、家にあるもので調達できそうですね!
保冷剤は冷凍庫の中にたくさん眠っている…という方は多いのではないでしょうか?
100均でおしゃれな空き瓶を購入するのも良いですね♪
柔軟剤ルームフレグランスの作り方
では、柔軟剤ルームフレグランスの作り方をご紹介していきます!
保冷剤は常温の状態で使用します。
ハサミで切って、空き瓶の約8割まで詰めていきましょう。
適量で大丈夫です!
キャップ1〜2杯程度が目安に注いでいきましょう。
しっかり混ぜていきましょう!
柔軟剤の香りがふんわり立ってきます。
このままだと埃やゴミが入ってしまいますので、三角コーナーのネットを被せましょう。
輪ゴムで留めても良いのですが、リボンで結ぶと可愛く仕上がりますよ!
見た目にこだわるなら、こんなアレンジもおすすめですよ!
- ラメを入れる
- キラキラと可愛らしい芳香剤に♪
- お好きな色味の食紅を入れる
- ほんのりと色付くだけで本格的に♪
見た目にもこだわりながら作ると、インテリアとして愛着がさらに沸きそうですよね!
柔軟剤を芳香剤にしたいけど車でも使っていいの?
柔軟剤の芳香剤は臭いを吸収する働きはないので、車で使う芳香剤には向きません。
柔軟剤の芳香剤は身近な材料でとっても簡単に作れるので、いろんな箇所に置くのも良さそうですよね。
部屋に置く以外に、車の芳香剤として使用するのは良いのでしょうか。
ですが今回ご紹介している柔軟剤の芳香剤(ルームフレグランス)には臭いを吸収する働きはありません。
ですので、車での消臭効果はあまり期待できないと思われます。
もう一つ言うと、トイレでの使用も消臭効果はないのであまりおすすめできません。
高温の車内で柔軟剤の芳香剤を使用するのは、容器が変形したりと問題が起きる可能性もあります。
良い香りを楽しむ分では良いと思いますが、できれば部屋の中で楽しむのがおすすめです!
部屋や衣類を柔軟剤の匂いにしたい!ルームスプレーの作り方
部屋に入った瞬間にお気に入りの柔軟剤の匂いで包まれたい!
そんな時に即席で良い匂いにしてくれる柔軟剤スプレーが役立ちます。
部屋にあるソファやカーテンなどの洗えない布製品に特にシュッと吹きかけるだけで良い匂いを楽しめます♪
さぁ、お出かけしよう!とお気に入りの服に袖を通した時に「衣類の臭いが気になる…」ということはありませんか?
作り方はとっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
用意するもの
柔軟剤ルームスプレーを作るのに用意するものを確認していきましょう!
用意するもの
- お好きな柔軟剤
- 水
- 重曹(お好みで!消臭効果をプラスにしたいなら)
- スプレーボトル
スプレーボトルは100均で気軽に手に入ります!
柔軟剤ルームスプレーの作り方
では、柔軟剤ルームスプレーの作り方をご紹介していきます!
柔軟剤は全体量の5%以上は入れ過ぎになるので、量を守って作成してください。
水100mlに対して、重曹は2.5g加えましょう。
消臭効果がプラスされるので、香り付け目的だけなら無くてもOK!
しっかり混ぜていきましょう!
柔軟剤ルームスプレーは混ぜるだけで完成です!
家にあるものでササっと作れちゃうのが魅力的ですよね。
この柔軟剤ルームスプレー、部屋の布製品やお気に入りの衣類の香り付け以外にもおすすめな使い方があるんです!
- 衣類のシワ取り
- しわになっている部分に吹きかけてドライヤーで乾かすと目立ちにくくなります!
- 静電気を抑制
- 柔軟剤の成分には静電気を抑制する効果が入っています!
- また花粉がつきにくくなる効果も期待できますよ。
- 埃の付着を防止
- 埃が気になるところにシュッと吹きかけて拭き取ると埃が付着しにくくなります!
- フローリング掃除でツヤ出し
- フローリングの汚れが取れやすい上、ツヤ出しのワックス効果も期待できます。
- また、香り付けも同時に行えて便利ですよ!
部屋を良い匂いにする以外にも使える優秀な柔軟剤スプレーは、一つ作っておいて損はありませんね。
柔軟剤ルームスプレーを使う時の注意点
優秀な柔軟剤ルームスプレーですがいくつか使うときに注意するポイントがあります。
正しく扱うことで快適に使用できますから、以下の注意点を確認していきましょう。
- 肌に直接吹きかけない
- 柔軟剤は肌に直接触れるものではありません。
- 肌の弱い人は特に、肌荒れにつながる可能性が高いです。
- 柔軟剤ルームスプレーの濃度が高いとスプレーした部分がシミになる
- 匂いを強くしたいからといって柔軟剤を多く入れるのはNG!
- シミとして残ってしまう可能性が高くなります。
- 菌が繁殖しやすいので作りすぎない
- 柔軟剤には防腐剤が配合されていますが、水で薄めることで効果が十分に発揮されません。
- 菌が繁殖した柔軟剤ルームスプレーは悪臭の原因にも…!
- 1週間程度で使い切れる分量で作成するのをおすすめします。
柔軟剤を部屋に置く芳香剤にするのは危険?
柔軟剤を部屋に置く芳香剤にすることは危険ではありませんが、使い方には注意!
柔軟剤を使ったディフューザーや芳香剤などをご紹介してきましたが、本来の用途とは異なります。
柔軟剤は衣類に使うものですが、部屋に置く芳香剤として使用することに危険性はないのか気になりますよね。
調査すると、特に危険ではありませんでしたがいくつか使用する上で注意したいことがわかりましたのでご紹介します。
香りが強すぎると体調不良に繋がる
柔軟剤に含まれる「マイクロカプセル」という化学物質が体調不良の原因に。
服を撫でたり、外部からの刺激に反応してマイクロカプセルが壊れて香る仕組みになっていますよ。
そのマイクロカプセルは数マイクロという極小で、衣類に大量に付着します。
また体調不良が悪化すると「化学物質過敏症」という病気を発症してしまうことも。
柔軟剤の匂いが好きだからといって、衣類を洗う際に柔軟剤を量を多めに使っていませんか?
柔軟剤の匂いって自分では匂わない…と思っていても周りからはよく匂うと思われがちなんです。
柔軟剤が乾くと匂わないからつい多めに入れて洗濯しているな…と感じている方は別記事も参考にしてみてください!
柔軟剤の使用量が多い上、柔軟剤を部屋に芳香剤としておくと匂いがとても充満します。
敏感な人にとっては体調不良につながることも理解しておきましょう。
柔軟剤を過度に使用すると香害に繋がる
体調不良の例としては…
- 頭痛
- めまい
- 吐き気
- 腹痛
- 倦怠感
- 脱力感
と人によって症状はさまざまな形で現れます。
自分にとっては心地の良い匂いだと思っていても、周りにとっては不快感だと感じる場合のことを指します。
柔軟剤を衣類、芳香剤、ルームスプレーと過度に使用するのはあまり良いものではありません。
また匂いは常習性があると匂いに慣れてしまい強い匂いを求めてしまう傾向があるので使用には注意してくださいね。
詳しくは「柔軟剤の匂いが強い人はなぜなのか?」で解説しています!
柔軟剤ディフューザーの作り方まとめ
今回は柔軟剤ディフューザーの作り方をメインにご紹介しました!
用意するものは家にあるものやドラッグストア等で手軽に手に入るものばかりですし、とても簡単に作ることができますよ!
インテリアに馴染むような、見た目にもこだわった柔軟剤ディフューザーで良い匂いを楽しみましょう!
その他リードスティックが必要ない…
- 柔軟剤の芳香剤(ルームフレグランス)
- 柔軟剤ルームスプレー
の作り方もご紹介しました。
個人的には、良い匂いに加えて掃除等にも使える柔軟剤ルームスプレーは1本作っておくと重宝するのでおすすめです!
柔軟剤のお気に入りの匂いを衣類だけではなく部屋全体で楽しむことでリラックスして過ごせそうですよね。
ですが、柔軟剤を使い過ぎるのは周りから匂いがキツいと思われる「香害」のリスクがあることも理解しておきましょう。
匂いに慣れてしまうと鼻が感じにくくなり、つい衣類を洗う時等柔軟剤を濃く使いがちです。
自分ではあまり匂わないと感じていても、周りからはしっかりと匂いがすると感じられることが多いので使い過ぎには注意!
柔軟剤ディフューザー等の作り方を色々とご紹介してきましたが、本来の使い方とは異なります。
柔軟剤を芳香剤にしたい方は、メリットもたくさんありますが使い方には気をつけてくださいね!
「匂いが残る柔軟剤ランキング」でおすすめの柔軟剤をご紹介していますのでこちらも参考にしてくださいね♪