滑らかで柔らかい食感が美味しい「生チョコ」
少ない材料で簡単かつ高見えするので人気ですよね!
生クリームは値段が高いし、いつも冷蔵庫にある牛乳で代用したら…固まらない!
なんて失敗した経験はありませんか?
私も過去に思いつきで作ってみたものの容器にべっとりついて失敗した苦い経験があります…。
今回は生チョコが牛乳で固まらない原因についてをメインに
生チョコは牛乳で代用方法や作って固まらない時の対処法、牛乳とバター作る方法等をご紹介しています!
バレンタインや贈り物にもぴったりな生チョコ!
ぜひ生チョコ作りの参考にしてくださいね♪
牛乳以外で作る「生チョコで作る生クリームはどれがいい?」についてもご紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね♪
生チョコは牛乳では固まらない原因は?
本来生チョコのレシピは生クリームを使うことが定番ですよね。
でも都合よく冷蔵庫に生クリームがあるのはレアですし、わざわざ買いに行くのも面倒…。
そして牛乳で生チョコを作ってみると固まらないんですよね。
なぜ同じ乳製品なのに牛乳を使うと固まらないのかご存じですか?
その原因をご紹介していきますね!
牛乳の分量が多すぎた
生クリームと牛乳はどちらも同じ牛の乳が原材料で、見た目はそっくりですが大きく違うのは乳脂肪分!
その乳脂肪分が分量に大きく影響してきます!
- 乳脂肪分が18%以上のものは生クリーム
- 乳脂肪分が3.8%以上は牛乳
と分けられています。
乳脂肪分が高ければ高いほど固まりやすく、低いほど固まりにくくなります。
ですので、生クリームの代用に牛乳を使うと同じ量だとゆるゆるで固まらない原因に。
また、牛乳は単純に生クリームより水分も多いので、チョコレートとなじみにくいのです。
チョコレートの湯煎も温度が高すぎた
高温で湯煎してしまうとチョコレート油脂が溶け出し、分離して固まらない原因に。
チョコレートを湯煎する時は50度前後のお湯を使います。
チョコレートを溶かすボウルを温め、チョコレートはじんわり余熱で溶かすイメージで!
チョコレートはとても繊細なので湯煎する際は温度を意識することが大切です♪
またこちらの記事では「生チョコの湯煎の失敗の原因や対処法」を詳しくご紹介しているので参考にしてくださいね♪
生チョコは牛乳で代用できる?
生クリームの代わりに牛乳を代用するのは無理なのか…
と思いますが朗報です!
生チョコは牛乳で代用して作ることができます!
先ほど生チョコが牛乳で固まらない原因でご紹介したように
おうちの冷蔵庫で常に入っている牛乳で作れるなら食べたい時に作れるので手軽ですよね♪
生チョコと牛乳の割合
生チョコを牛乳で代用した時の失敗しにくい割合は
チョコレート:牛乳=4:1
この割合が失敗しにくい黄金比率ですよ♪
生クリームの場合は、チョコレート:生クリーム=2:1
牛乳だとかなり量が少ないので入れる時は注意が必要です!
沸騰直前くらいまで温めてから加えることでチョコレートとの馴染みが良くなります。
生チョコを牛乳で作って固まらない時の対処法
対処法として固まらない原因の「分量」に着目して一度温め直してチョコレートを足してみましょう!
チョコレートを加えて、もったりした状態になってきたら再度冷蔵庫で冷やし固めましょう!
他の対処法として冷やす時間も見直してみましょう。
生クリームを使用して作った生チョコは1時間半〜3時間を目安に冷蔵庫で冷やします。
「生チョコを冷やす時間はどれくらい?」について詳しくご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね♪
それでも生チョコが固まらない場合の対処法は…
その時は思い切って別のチョコレート菓子に切り替えましょう!
- ホットチョコレート
- チョコレートクリーム
- 焼き菓子に混ぜる(ブラウニーやマフィン等)
ぜひ別の使い道でアレンジしてみてくださいね。
生チョコは牛乳とバターでも作れる!
生チョコは牛乳で代用できますが、やはり生クリームと比べたときに風味やコクは劣ります。
その代わりよりチョコレートのカカオ感が楽しめる仕上がりに。
これはこれでもったりした生チョコが苦手な方にとっては食べやすいかと思います。
でもやっぱり生チョコらしいコクや風味を楽しみたいな…そういう時はどうしたらいい?
より生チョコ感を楽しみたい場合は「バター」を使用してみましょう!
バター:牛乳=3:1で合わせれば、乳脂肪上の理屈では生クリームになります。
バターで乳脂肪分を上乗せすることでまろやかで濃厚な味わいに!
またバターには有塩と無塩がありますよね!
お菓子作りの基本は無塩ですが、そんなにたくさん使わないのでしょっぱいということにはならないと思います。
少量の塩味は甘さを引き立ててくれる効果もあるかもしれません!
塩キャラメルとかありますしね♪
牛乳で作る生チョコで…
- まろやかでコクのある味わいならバター(有塩無塩どちらも可)を追加
- あっさりとカカオ感強めな味わいなら牛乳のみ
で作ってみてくださいね♪
牛乳で作る生チョコはブランデーまで入れると大人向けに!
生チョコに加える牛乳を減らした分をブランデーに置き換えてみてください!
芳醇な香りが楽しめる大人向けの生チョコに!
目安は小さじ1/2程度ですが、お酒好きな方は大さじ1程度加えてみてくださいね♪
小さじ1/2程度ならほんのり香るくらいなのでお子様でも気にならないと思います。
ブランデー以外にもオレンジリキュールやラム酒などお好みで入れてみてください!
プレゼントで贈る際もリッチかつお洒落なので喜ばれるはず!
生チョコが牛乳で固まらないときの対処法や代用方法まとめ
今回は生チョコを牛乳で作った時に固まらない原因を始め、対処法や代用方法についてご紹介しました!
- 生チョコが牛乳で固まらない主な原因は分量!
- 生クリームと牛乳では乳脂肪率が違う為同じ量では固まらない!
- チョコレートを湯煎する際も高温すぎると分離し固まらない原因に。
- 生チョコは牛乳で代用が可能!
- チョコレート:牛乳=4:1が黄金比率♪
- 固まらない時の対処法は、一度溶かしチョコレートを追加する!
- 冷やす時間を冷蔵庫で3時間以上〜一晩かけて様子を見る。
- それでも固まらない場合はリメイク!
- 牛乳で代用する際、バターを用いると生チョコ本来のコク風味に近付く!
- バター:牛乳=3:1で乳脂肪分上では生クリームと同じ。
- ブランデーを小さじ1/2〜加えることでよりリッチで大人な味わいに♪
生チョコを食べたい時でもおうちに常備している牛乳で作れるなら手軽で嬉しいですよね♪
ぜひコツをおさえて美味しい生チョコを作ってみてください!