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洗濯機にハイターを使うと壊れる?原因や正しい量と使い方まで解説

洗濯機にハイターを使うと壊れる?原因や正しい量と使い方まで解説
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毎日使う洗濯機は定期的に洗濯槽の掃除が必要ですよね。

スーパーやドラッグストアにはいろんな洗濯槽クリーナーが販売されていますが、キッチンハイターを代用している方もいるようです。

SNS上でも洗濯槽クリーナーを使わなくても綺麗になりコスパが良い!と話題になっています。

しかし、ネット以上では「洗濯機にハイターを使うと壊れる」といった噂が。

そもそもキッチンハイターを洗濯機に使って良いものなのかも気になりますよね。

今回は洗濯機にハイターを使うと壊れる?についてご紹介!

壊れると噂されている原因、もしキッチンハイターを使うなら正しい量使い方まで解説します!

キッチンハイターを使って洗濯機の洗濯槽掃除を考えている方はぜひ参考にしてくださいね♪

目次

洗濯機にハイターを使うと壊れるって本当?

結論から言うと、壊れると断言できませんが、壊れる可能性はあります

洗濯機の洗濯槽には洗剤の溶け残り衣類汚れが洗濯槽の裏に付いてカビが生える原因になるので定期的な掃除が必要。

もし洗濯槽の掃除を怠ると、黒カビが発生したり、洗濯機から嫌〜な臭いがする原因になります。

そんな洗濯機の掃除に洗濯槽クリーナーを使わずキッチンハイターで代用する方法。

実はほとんどのメーカーが洗濯機の洗濯槽掃除にキッチンハイターを使用不可と発信しています。

メーカーがわざわざそう伝えているのには壊れる可能性があることを意味していますよね。

ですがネット上ではキッチンハイターを使って綺麗になった!という方たくさん。

意外と実際に洗濯機にキッチンハイターを使って壊れる体験をした方は見つけられませんでした。

家電などのお掃除についてのアンケート調査でも、洗濯機の洗濯槽掃除に3割がハイター等の塩素系漂白剤を使っているという結果に。

洗濯機にハイターを使って壊れる可能性は0ではありませんが、意外と普通に使われているのかもしれません。

とはいえ、メーカーとしてはもちろんNGなのでそこは自己責任!しっかりリスクを把握したうえで使用を考えたいですね。

洗濯機にハイターを使うと壊れる原因は?

洗濯機にキッチンハイターを使って壊れる原因はそもそも何なのでしょうか?

その主な原因は…

  • ほとんどのメーカーが非推奨していること
  • 大量に発生した泡が詰まる可能性があること
  • 洗濯機の本体自体を痛めてしまう可能性がある

これらのことが挙げられます。

それぞれの原因について解説していきますね!

ほとんどのメーカーが非推奨

先述した通り、洗濯機にキッチンハイターを使うことはメーカーでは使用不可になっています。

キッチンハイター(台所用漂白剤)使用可否
日立×
パナソニック×
東芝×
シャープ×
アクア
使用不可の記載なし
ハイアール
使用不可の記載なし

日立

下記のものを使用すると、泡が多量に発生し、機器の故障や水漏れの原因になりますので使用しないでください。

  • 酸素系漂白剤
  • 台所用漂白剤
日立公式サイト

パナソニック

塩素系漂白剤は必ず「衣類用の塩素系漂白剤」を使用してください。
台所用の塩素系漂白剤や酸素系漂白剤は泡立ちが多すぎて途中で排水されるおそれがあるため、使用しないでください。

パナソニック公式サイト

東芝

Q
槽洗浄する時に、使用可能な漂白剤を教えてください
A
市販されている衣類用の「塩素系漂白剤」をお使いください。
(酸素系は塩素系に比べて汚れ落ちが弱いです)

東芝公式サイト

シャープ

槽洗浄の際、洗濯物(衣類)や、衣類用の洗剤・台所用漂白剤などは、絶対に入れないでください。

シャープ公式

アクア

専用クリーナーの洗濯槽掃除方法はネット上で確認できましたが、台所用漂白剤(キッチンハイター)については記載なしでした。

ハイアール

汚れがひどい場合は市販の洗濯槽クリーナー推奨で、台所用漂白剤(キッチンハイター)については記載なしでした。

日立・パナソニック・シャープは公式で台所用漂白剤(キッチンハイター)の使用禁止の記載がありました。

万が一、キッチンハイターを使って洗濯機が壊れることになるとメーカーの保証が受けられない可能性が高いです!

お使いの洗濯機のメーカーをお確かめの上、メーカーが禁止している場合は注意が必要ですね。

大量に発生した泡が詰まる可能性がある

キッチンハイターは泡立ちが良すぎるので大量の泡を発生します。

キッチンハイターで洗濯機の洗濯槽を掃除する際に壊れる原因として最も大きな原因ではないでしょうか。

大量に発生した泡は洗濯機から溢れてしまったり、途中で動作が止まったり、逆流する可能性があります。

特にドラム式洗濯機の場合はたたき洗いが基本で泡立ちがすごいです!

誤作動を起こし、壊れる原因になるので注意が必要。

私自身、新品のドラム式洗濯機で市販の洗濯槽クリーナーを使いましたが、それでも泡立ちがすごくて驚きました。

キッチンハイターを使ったらもっと泡立ちがすごいのかと思うとドキドキします…!

もしキッチンハイターを使って洗濯機の洗濯槽掃除をする場合はきちんと使用量を確かめることが重要です。

洗濯機本体や部品を痛めてしまう可能性がある

洗濯機の機種によってはキッチンハイターのような塩素系漂白剤が使えない機種もあります。

まずはお使いの洗濯機の取扱説明書を確認してみてください。

もし塩素系が非対応の洗濯機にキッチンハイターを使って洗濯機の掃除をすると洗濯槽や中の部品を痛めてしまう可能性があります。

それが原因で壊れることに繋がるかもしれません。

もしキッチンハイターを使用して洗濯機の洗濯槽掃除をすると衣類にもダメージを与える恐れもあります!

とにかくしっかりとすすぎを行わないと、洗濯槽にキッチンハイターの漂白成分が残留します。

大切な衣類の色落ちが起きてしまって残念な思いをするかもしれませんので注意してください。

洗濯機でハイター掃除!正しい使い方と使用量や時間は?

洗濯機でハイター掃除するのはリスクがあるのは重々承知の上で試してみたい!

洗濯槽クリーナーを買いに行くのは面倒だから家にあるキッチンハイターを使いたい!

という方もいると思います。

では洗濯機でハイター掃除をする際の正しい使い方について使用量や時間を解説していきます!

洗濯機でハイター掃除をする正しい使い方

  • 洗濯槽に水を最高水位まで溜めて、キッチンハイターを入れる
  • 5分空回ししたら、2〜3時間つけ置きして放置。
  • 汚れが浮いている場合はネットなどですくう。
    • 塩素系は汚れが溶ける場合が多いので、あまり汚れは浮いてこないかもしれません。
  • 標準コースで1回し。
    • 洗い・すすぎ・脱水のいつも通りで動作

洗濯槽掃除が完了後、まだ漂白の臭いでツンとしたらもう一度回すことをおすすめします。

洗濯機に「洗濯槽洗浄コース」ボタンがある場合は、そちらを使って洗浄する方が安心です。

洗濯機で使うハイターの使用量

水10リットルに対して、50ccのキッチンハイターを使用。

50リットル(5kgの洗濯機が満水)で250mlのハイターを使うことになります。

お使いの洗濯機の容量に合わせてキッチンハイターを入れてください。

一般的に家庭で使われているキッチンハイターのボトルは600mlなので、1/3〜半分くらい。

そのまま直接入れるより、計量カップ等で量を確認した上で洗濯機に入れるのがおすすめです!

入れすぎは大量の泡を発生させて大変なので注意してくださいね。

洗濯機でハイターを使う時間

  • 通常で洗濯機を回す場合、時間は4〜5時間。
    • つけ置きで2〜3時間かかります。
  • 洗濯槽洗浄コースだと機種にもよりますが半日くらいかかるものもあります。

つけ置き時間は前回の洗濯槽掃除から随分日が空いた場合や汚れがひどい場合は時間を長くとってOK

その場合は汚れが浮いてくる可能性があるのでしっかり浮いた汚れは取り除いておきましょう。

取り除かないと脱水時に詰まってしまい、壊れる原因になるかもしれません。

洗濯機にハイターを使うときは自己判断で!

洗濯機でハイター掃除する手順は、定番の洗濯槽クリーナーの使い方とほぼ同じです。

キッチンハイターの使用量や時間、すすぎ残しがないように気をつければ洗濯槽を清潔な状態にすることができそうですね。

しかし、メーカーが非推奨しているところが多いのであくまで自己判断で行ってください!

まずは、お使いの洗濯機の取扱説明書を見て塩素系漂白剤が大丈夫なのか確認することから。

実施する場合は必ず換気を忘れずに。

汚れをすくう場合はゴム手袋を装着して、衣類や皮膚につかないように気をつけてくださいね。

洗濯機が壊れるリスクがあることを忘れずに!

洗濯機でハイター以外を使うならこれ!洗濯槽の掃除に使えるものは? 

洗濯機でハイター使うのはリスクがあるしやめておこうかな…!

と思っている方もいらっしゃると思いますし、私もそう思いました。

洗濯機が壊れるのはやはり困るので、メーカーが指定している洗濯槽クリーナーを使うのが無難だと考えます。

洗濯槽クリーナーって結構お値段しますし、キッチンハイターのコスパの良さは魅力的ですけどね…!

キッチンハイター以外で洗濯槽掃除をするのに適している洗濯槽クリーナーをご紹介します!

洗濯槽クリーナー(純正・塩素系・酸素系)

やはり一番おすすめなのはメーカーで販売している洗濯槽クリーナー

純正品は1,500円〜2,000円と高価。

ですが、間違いなくお使いの洗濯機と相性ぴったり◎

かなり綺麗に洗濯槽を掃除できるので、市販の洗濯槽クリーナーよりも清潔な状態に仕上げてくれますよ!

しっかりと洗濯槽の汚れを落とすなら間違いなく純正の洗濯槽クリーナーがおすすめです。

ホームセンター家電量販店で購入できますが、一部取り扱いのない店舗もあります。

ハイターはハイターでも洗濯槽専用のハイターも販売されています!

1回使い切りで塩素系漂白剤特有のツンとしや臭いが気にならない粉末タイプです。

洗濯槽カビキラーは我が家でよくお世話になっています。笑

どちらも純正のものよりも気軽にスーパードラッグストアで手に入るのでおすすめですよ。

酸素系漂白剤(オキシクリーン・ワイドハイターなど)

漂白剤には塩素系酸素系の2種類があります。

本日メインにご紹介しているキッチンハイターは塩素系に対し、オキシクリーンやワイドハイターは酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤の特徴は洗濯槽についたカビや汚れを剥がし、綺麗にしてくれます。

この剥がれ落ちた汚れ等はしっかりネットで取り除かないと排水管が詰まる原因に。

キッチンハイター同様、泡立ちがすごいので使用する際は注意が必要です!

別の記事で「オキシクリーンで洗濯機が壊れる?」についてご紹介していますので、併せてご覧ください♪

衣類用漂白剤のハイターなら洗濯槽掃除に使える場合がある

同じハイターでも「衣類用漂白剤」のハイターだと洗濯機の洗濯槽掃除に適している機種もあります。

普段の洗濯によく使われる方も多いのではないでしょうか?

使用量はキッチンハイターとは異なってきます。

洗濯機の取扱説明書・漂白剤の裏面に記載している使用方法を確認の上使用してください。

パナソニックの公式では「1ヶ月に1度、衣類用漂白剤で洗濯槽を掃除してください」と記載がありました。

パナソニックの場合は一回の使用量は200ml。

先述したキッチンハイターの正しい使い方と同じ手順または洗濯槽コースで掃除しましょう。

洗濯機にハイターを使うと壊れる?正しい使い方まとめ

今回は洗濯機にハイターを使うと壊れる?についてをメインにご紹介しました!

洗濯機にキッチンハイターを使うと壊れる可能性はあります

しかし、ネット上で実際にキッチンハイターで洗濯機の洗濯槽掃除をした方に壊れる体験をした方は見つかりませんでした。

ただ衣類の色落ちをした方はいたので、取り扱いには十分注意が必要です。

キッチンハイターで洗濯槽掃除する際は使い方に注意して行いましょう。

  • 使用量は10リットルに対し50mlで入れすぎないこと。
  • 時間はつけ置き2〜3時間、汚れがひどい場合はそれ以上のつけ置きをすること。

洗濯槽洗浄コースが搭載されている場合はそちらを使うのがおすすめ!

あくまで自己責任で行うようにしてくださいね!

もし壊れることになったらメーカーの保証対象外になる可能性もありますよ。

洗濯機の洗濯槽掃除は定期的にお手入れが必要ですよね。

綺麗に掃除するための参考になれば嬉しいです♪

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