生チョコを作る際、生クリームを多めに入れたらどうなるのか、気になったことはありませんか?
生チョコに生クリームを多めに使うと柔らかい食感になりますが、入れすぎると固まらないという事態に陥る可能性も大いにあります。

できればそんな失敗は避けたいですよね。
この記事では、
- 生チョコに生クリームを多めに入れてしまうとどうなる?
- 固まらなかった時の対処法
- 口溶けの良い生チョコの黄金比率は?
- 黄金比率で作る生チョコレシピ
など、失敗を防ぐ対処法や、生チョコと生クリームの黄金比率で作るレシピをご紹介しています。
この記事の情報を参考にして理想の生チョコを作りましょう♪
生チョコに生クリームを多めに入れるとどうなる?

生チョコで一番重要とも言えるのが口溶け。
口溶けのいい生チョコを作るというと、生クリームをたっぷり加えたくなります。
しかし、生チョコに生クリームを多めに入れると、どうなるのでしょうか?
欲張って生クリームを多めに入れ過ぎると、美味しい生チョコも固まらず、残念ながら失敗に終わってしまうかもしれません。
生クリームの量を増やすと、生チョコはその分、クリーミーで豊かな味わいになるのは確かです。
しかし、生チョコの基本はチョコレートと生クリームの適切なバランス。
生クリームの量を多めに入れ、適切なバランスを崩すと、生チョコは冷蔵庫でしっかり冷やしても、固まらないという結果になってしまうのです。

でも、クリーミーな生チョコを諦めたくない!
そんな時はどうすればいいのでしょうか?
重要なのは「分量を守る」こと。
レシピに書かれている分量は、美味しく作るための黄金比率。
特に初心者の方は、レシピ通りに作ることをおすすめします。
経験を積んだら、少しずつ分量を調整するなどして、自分好みの味を追求してみましょう♪
生チョコ作ってたら、生クリームの分量間違え[たぶん入れすぎ]て本気の生チョコになってしまった。
— なるちる@ウカスカ 虹 当選祈願 (@suki_music_mr7) February 14, 2016
冷凍しても固まらん\(^o^)/
まぁブラウニーは上手くできたからええや。 pic.twitter.com/UlqEGALU0H
生チョコに生クリームを多めに入れて固まらない場合の対処法は?

生チョコを作ったけど生クリームを多めに入れてしまって固まらない!
そんな時、どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、生チョコが固まらない最大のピンチに陥ってしまった時に使える対処法をご紹介します。
生クリーム以外の原因や、冷凍庫を使う時の注意点も合わせて参考にしてみてください♪
チョコレートを追加する
多めの生クリームが原因で生チョコが固まらなかった場合に出来る対処法です。
チョコレートの量を増やして、生クリームとの比率を調整することで固まってくれる可能性がありますよ。
一般的に生チョコに使うチョコと生クリームの比率は2:1が良いとされています。
なので、固まらない生チョコに溶かしたチョコレートを少しずつ加えてみてください。
追加するチョコレートの量は、液の固まり具合を見ながら調整してくださいね。
生チョコにバターを入れすぎた場合の対処法
他に固まらない原因としては、バターの入れすぎが考えられます。
バターを入れすぎた生チョコは、冷蔵庫で冷やす時間を長くしてゆっくりと固めてみてください。
ですが、この方法は限界があるため、次回作成時にはレシピのバターの量を正確に守ることをオススメします。
冷凍庫に入れて冷やし固めても良いの?
生チョコを急いで固めたい時は、冷凍庫での短時間冷却という方法もあります。
ですが、使用する際には注意が必要です。
生チョコを直接冷凍庫に入れると、表面が霜で覆われてしまったり、長時間入れてしまうと食感が悪くなってしまう可能性があります。
どうしても使う場合は、生チョコをラップで包んでから冷凍庫に入れ、短時間で冷やし固めてください。

急いでいるときだけ冷凍庫を使って、最終的には冷蔵庫でじっくり冷やすことをお勧めします。
昨日作った生チョコ先生はどう考えても生クリーム入れすぎね…冷凍してココアコーティングすると独立した形を保てるけどトゥルントゥルンね。
— sora** (@sora11029) February 17, 2015
生チョコの生クリームとチョコレートの黄金比率は?

上の「チョコレートを追加する」対処法でもお伝えしていますが、生チョコを作る上で大事なことなので改めてお伝えしますね。
生チョコが適切な固さで、かつクリーミーな食感とされている比率はチョコと生クリームが2:1と言われています。
ですが、場合によってはその比率を調整したほうがいいときもあるんです。
チョコレートの種類によって割合を変える必要がある
チョコレートは物によって配合されているカカオ分が違ったり、ホワイトチョコレートや抹茶、ストロベリーチョコレートなどがありますよね。
この違いによって、少し生クリームとの比率を調整したほうがいいときもあります。

チョコレートはカカオ分が高くなるにつれ、固まりやすくなるのです。
カカオ分が多いチョコレートを使い、比率をを2:1にした場合どうなるのかというと、通常よりもしっかりとした食感の生チョコになります。
カカオ分が多いチョコレートを使う場合は、少し生クリームを多めにしたほうがいい場合もあるということですね。
逆にカカオ分の少ないチョコレートなどを使う場合は、生クリームの量を少なくする必要があります。
ホワイトチョコや、ストロベリーチョコは特にカカオ分が少ないため、黄金比率の2:1では固まりません。
好みの固さによって調整が必要ですが、カカオ分が少ないチョコレートと生クリームとの比率は3:1くらいがちょうど良いでしょう。
チョコレート100グラムに対して生クリームは?
黄金比率の2:1だとチョコレート100グラムに対して生クリームは50mlということになります。
だけどもうちょっと柔らかめな生チョコがいい場合は生クリームを80mlくらいまで増やしてみてもいいかもしれません♪

ただ、その時は柔らかいので切り分ける時は慎重に!
それ以上生クリームを多めにしてしまうと形状を保つのが難しくなりそうです。

ですが、生チョコ作りに慣れてきたらチョコレートのカカオ分や、生クリームの量などを自分好みに調整してみるのも楽しそうですよね♪
黄金比率で作る生チョコのレシピ

では実際に黄金比率に基づいて生チョコを作ってみましょう!
慣れたらチョコレートの種類や生クリームの量、トッピングなどこだわってみてください♪
材料
- チョコレート:200g
- 生クリーム:100ml
- バター:20g
- ココアパウダー:適量
- ラム酒:お好み
作り方
- チョコレートは細かく刻んでおく。
- 生クリームを沸騰直前まで温める。
- この時弱火で絶対沸騰させないこと!
- 温めた生クリームにバターを加えて溶かす。
- 刻んだチョコレートを加え、完全に溶けるまで混ぜる。
- ラム酒を入れる場合はここで!
- ラップやクッキングシートを敷いたバットに液を流し込み、粗熱を取る。
- 冷蔵庫で2時間以上冷やす。
- 好きな大きさにカットし、ココアパウダーをまぶしたら出来上がり。
このレシピではラム酒を加えていますが、ナッツやドライフルーツなどを入れてみてもいいかもしれませんね♪
生チョコのココアパウダーをきらしていた場合の代用品をまとめた記事もあるので是非一緒にチェックしてください!
生チョコに生クリーム多めに入れるとどうなる?固まらない時の対処法まとめ
今回は
- 生チョコに生クリームを多めに入れてしまうと固まらないことがある。
- 固まらなかった時の対処法
- 口溶けの良い生チョコの黄金比率は2:1
- 黄金比率で作る生チョコレシピ
など、生チョコに生クリームを多めに入れてしまうとどうなるのか。
そして、固まらない時の対処法を中心にご紹介してみました!
生チョコに生クリームを多めに加えることで、クリーミーさと柔らかさは得られますが、固まりにくさも伴います。
この記事を通じて
- チョコレートと生クリームの適切な比率でである2:1の黄金比率を守ること。
- レシピ通りに作ることが失敗を回避する近道
だということもお伝え出来たかなと思います。
もし生クリームを多めにしてしまった場合でも、対処法を知っていれば慌てなくて済みますね♪
生チョコはお菓子作り初心者の人でも簡単に作れることも魅力です。
是非、自分だけの理想の生チョコを追求してみてください♪