みなさんは現在、何か続けていた習い事を辞めたいと思っていませんか?
最初は興味があって始めた習い事も、だんだん興味が無くなってしまう事もありますよね。
中には、金銭的にキツくなってきたり、環境の変化で辞めなければ行けなくなるなど、家庭の事情もあったりもします。
しかし、いざ習い事を辞めようと思っても、お世話になった先生になんと切り出せば良いのか、悩ましいですよね。
そうは言っても「辞める」と決心した場合は、どんな理由で切り出せば良いのでしょうか?
今回は、そんな習い事を辞める時にどんな切り出し方や理由がスマートであるのか、例文などを参考に是非、ご検討してみて下さいね!
習い事を辞める時って言いづらいし気まずい!
習い事は始めるのにも色々と悩むものですが、始めた習い事を”終わらせる”こともなかなか難しいものです。
いざ「習い事を辞めよう」と思っても、お世話になった先生になんと切り出せば良いのか、本当に悩ましいですよね。
大手のスクールではなく、個人でレッスンを受けていた場合は特にそう感じるのでは無いでしょうか?
また、習い事を初めたばかりなのにも関わらず、すぐに辞める場合なども、何となく言いにくいし気まずいものです。
習い事をしていた期間が長い、お友達と一緒に通っているなどの習い事も「辞める」と言い出しづらいですよね。
そんな、辞めると言いづらいし気まずい時に、なんと切り出せば良いのか、理由の伝え方についてご紹介します!
習い事を辞める時に言いづらい場合の切り出し方・理由の伝え方(子供)
子供が習い事を辞める理由は様々ですが、どんな理由があるのか参考に見てみましょう。
子供が習い事を辞める理由とは何でしょうか?
- 最初は楽しく通っていたが、段々と子供が興味を失った。
- 子供がやりたいと言って始めたのに、初めてみたらイメージと違った。
- 先生と子供の相性が悪い。
- 親と先生の考え方が合わない。
- 教室に通うのが負担。(距離や交通費、時間など)
- 進級・進学や引っ越しなどで通えなくなる。
- 金銭的に負担。
- 他の習い事(部活)を始めたい。
- 習い事の友人など交友関係に問題がある。
理由は様々ですが、一生の習い事で無い限りは子供の習い事は、いずれ「辞め時」に悩む場面が必ず出てきます。
切り出しにくい辞める理由とは?
特に言い出しにくい理由としては、「子供と先生の相性が悪い」「先生と親の考えが合わない」「金銭的理由」などでは無いでしょうか。
特に、個人教室や少人数制の習い事など、先生と子供の距離感が近い時は、「辞める」と切り出しにくいですよね。
先生との「相性」に関しては初めてみないと分からない事なので仕方がない反面、それを理由にして「辞める」と直接、先生に言うのはあまりお勧めできません。
先生との相性などはあくまでも個人の感想なので、あまり悪く言うと噂などで教室自体のイメージダウンに繋がる場合もあり、後々に問題になりかねません。
また、「金銭的な理由」で辞める場合も、各家庭の経済事情を匂わせるプライベートな理由となる為、個人の付き合いがある教室ではあまりお勧めできません。
一緒に通っていた友人などにも、そのような”個人的な理由”を伝えるのは少し注意した方が良いかも知れませんね。
逆に、子供の習い事が、大手のスクールであった場合、「辞める理由や切り出し方」に関しては比較的ハードルが低いですよね。
退会の規約に従い、事務所などの窓口を通して辞める事を伝え、手続きをして終わる場合がほとんどです。
切り出しやすい辞める理由とは?
一方、辞める理由の中でも、「進級・進学」や「引っ越し」など、生活環境が一変するような場合は、子供や自分の考えとは違った環境面の部分なので、切り出しやすいのでは無いでしょうか?
進級に伴い部活を始めたり、帰宅の時間が遅くなるなど、時間的に教室に通うのが難しくなった場合も仕方がない理由として切り出しやすいですよね
切り出しにくい場合に使える理由とは?
また、本音を隠すためにあれこれと取り繕って、嘘の理由を言うのは後から辻褄が合わなくなって面倒な事が起こる場合もありますのであまりお勧めしません!
習い事を辞める時に言いづらい場合の切り出し方・理由の伝え方(大人)
大人の習い事は子供の習い事と違って、”本人の意思”で始めるのが基本になります。
つまり、辞める時も「自分の意思」を直接伝えなくてはならない為、「辞める」事を言い出すハードルが高いと感じるのでは無いでしょうか?
大人の習い事も、大手のスクールなどでは事務手続きのみで完了する場合はあります。
しかし、先生や同じ教室の知人など、大人同士の付き合いも深まっている事が多く、大手やカルチャースクールのような習い事でも「辞める」と切り出しにくいの場合も多いのでは無いでしょうか。
大人が習い事を辞める理由をいくつか例にあげてみます。
- 最初は楽しく通っていたが、興味が無くなってきた。
- 自分が思っていたイメージと違った。
- 先生と相性や考え方が合わない。
- 教室に通うのが負担。(距離や交通費、時間など)
- 引っ越しや転勤などで通えなくなる。
- 金銭的に負担。
- 他の習い事を始めたい。
- 習い事の友人関係に問題がある。
- 介護や子育てなど生活面での変化があり続けられない。
- 体力的にしんどくなってきた。
子供の習い事と同じ理由もありますが、大人の場合は環境の変化や、加齢に伴う体力面など、よりプライベートな理由での退会が増えてきますよね。
プライベートな理由を話せるような先生や習い事の雰囲気、もしくは習い事以外でも個人的な付き合いがある様な関係であれば、包み隠さず理由を話してしまった方が気が楽な場合もあります。
しかし、やはりあくまでも習い事とプライベートは分けた方が良い場合もありますよね。
習い事を辞める時に言いづらい場合の例文|対面の場合の言い方
習い事を辞める時に、対面で先生に切り出す場合はどうやって言えば良いのでしょうか。
対面の場合の言い方の例文はこちらになります。
こんにちは。いつも大変お世話になっています。
(名前)【〜の母or 父です。/子供の習い事の場合】です。
先生、少しお時間を頂いてもよろしいですか?
実は、(家庭の事情or諸事情)があり、◯月【教室の規約による】に教室を辞めさせて頂きたく、ご挨拶に伺いました。
(長い間or短い間でしたが)ご指導いただき、本当にありがとうございました。
今後も、先生のご活躍を楽しみにしております。失礼致します。
家庭の事情や、諸事情といった言葉を使えば、あまり詮索される事もなく、具体的な理由を述べずとも相手は事情を理解してくれるのでは無いでしょうか?
しかし、対面の場合、先生との関係が近しく、「何故?」と具体的に聞かれる事もあるかも知れません。
答えたくなければ答える必要は無いですし、しつこく詮索される場合は、先生側のマナー違反なのでは無いかと思います。
ただし、先生側も今後の参考にどうしても理由が知りたい場合もあるので、その辺は臨機応変に、答えられる部分は答えてあげても良いかも知れませんよ!
ただ、実際には具体的な理由を聞かれるという事の方が稀であるのであまり身構える必要は無いと思います。
習い事を辞める時に言いづらい場合の例文|手紙、メール、電話での言い方
習い事を辞める時は、基本的には対面で行うのがマナーとなります。
しかし、対面で伝える前のワンクッションとして、手紙、メール(ライン)、電話などで先に先生に切り出しておきたい場合などもありますよね。
また、急な事情でどうしても対面で伝える事ができない場合など、対面以外で「辞める」と伝える場合にははどうやって言えば良いのでしょうか?
手紙、メール(ライン)、電話の場合の言い方(書き方)の例文をご紹介したいと思います。
手紙の場合の例文はこちらになります。
拝啓
(時候の挨拶)〇〇先生におかれましては、ますますのご活躍のこととお喜び申し上げます。
誠に申し訳ありませんが、この度、◯月◯日を持ちまして、(家庭の事情or諸事情)で教室を退会することとなりました。(退会させて頂きたいと思います。)
◯◯教室では、丁寧なご指導をいただき、本当にありがとうございました。
(長い間or短い間でしたが)大変お世話になりました。
今後も、先生のますますのご健勝とご活躍を、お祈り申し上げます。
敬具
メール・ラインの場合の例文はこちらになります。
〇〇先生いつも、お世話になっております。
(名前)【〜の母or 父です。/子供の習い事の場合】です。
実は、◯月◯日をもちまして、退会させて頂くことになりました。(頂きたいと思っております。)
本来ならば、直接お伺いしてご挨拶すべきところ、都合がつかず、メール(ライン)でご連絡させて頂き、大変申し訳ございません。
先生には、熱心にご指導いただき、楽しく教室に通う事ができました。
(長い間or短い間でしたが)本当にありがとうございました。
残りわずかではありますが、◯日までご指導のほど、宜しくお願い致します。
電話の場合の例文はこちらになります。
お世話になっております。
(名前)【〜の母or 父です。/子供の習い事の場合】です。
お忙しいところ、申し訳ありません。今、少しお時間頂いてもよろしいでしょうか?
実は、◯月◯日をもちまして、退会させて頂くことになりました。(頂きたいと思っております。)
本来ならば、直接ご挨拶をすべきところなのですが、都合がつかず、お電話でのご挨拶になりまして、大変申し訳ございません。
先生には、熱心にご指導いただき、楽しく教室に通う事ができました。
今までありがとうございました。
残りわずかではありますが、◯日まで宜しくお願い致します。 それでは失礼致します。
挨拶文のポイント
参考文:◯◯教室の発表会や季節のイベントなども大切な思い出になりました。
参考文:◯◯先生にご指導頂いた事で、◯◯が出来るようになり、自信にも繋がりました。など。
対面であってもそうでなくても、習い事を辞める時は、先生への感謝の気持ちを忘れない事が重要となります!
こちらは、あくまでも参考例文となりますので、「辞める」と決めたらあまり気負わずに退会の連絡をしましょう!
習い事を辞める時に言いづらい!切り出すタイミングや時期はいつがベスト?
習い事を辞めるときに言いづらいと感じている場合は、切り出すタイミングや時期はいつがベストになるのでしょうか?
月謝の引き落としのタイミングにも関わってくるので、その辺りはきちんと規約を把握した上で時期を検討しましょう。
また、規約がない場合の一般的なタイミングはこちらになります。
そして言いづらい場合のタイミングとして「おすすめな時期」は、以下になります。
- お子さんの場合→進級、進学などの春先(3月)のタイミング。理由:時間的に難しくなる等。
- 大人の場合→年末や春などの季節の節目。理由:来年(春)から新しい事を始めたい等。
習い事を辞める時に言いづらい場合の切り出し方や例文のまとめ
習い事を辞めると決めたのに、言いづらくてどんな切り出し方をすれば良いか悩む方の為に、習い事を辞める時にどんな切り出し方や理由がスマートであるのか、例文などを参考にしてご紹介してみました。
辞めると決めたのに、お世話になった先生にどう言えば良いのか悩んで辞め時を逃してしまった…そんな方もいるかも知れません。
しかし、月謝や今後の予定にも関わってくるのでなるべくなら、スムーズに辞める手続きを終わらせたいですよね。
確かに、お世話になった教室や、熱心に指導してくれた先生に「辞める」と言いづらい気持ちは誰しもが感じる事です。
しかし、教室は誰かが辞めても、また新たな生徒が入って来ますので、「辞める事」自体をあまり気にしない事が大切です。
本当は言いづらい理由で辞める場合は、少し不安かも知れませんが、具体的な理由を詮索されることは稀ですので安心して下さい。
一期一会の出会いを大切にしながら感謝の気持ちを忘れずに、ご紹介した例文などを参考に是非、気持ちよく退会してくださいね!