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蚊取り線香が火事の原因に?つけっぱなしや灰が危険って本当?

蚊取り線香が火事の原因に?つけっぱなしや灰が危険って本当?
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夏に近づくと多くなってくる虫。

特に気になるのはだと思います。

羽音が気になるし、刺されたらかゆい!

キャンプなどのアウトドアや家の中でも蚊の対策として蚊取り線香を使っている方も多いのではないでしょうか?

煙が出るので効果が分かりやすいですし、独特の香りがクセになりますよね。

そんな蚊取り線香ですが、火事の原因になることがあるって知っていますか?

目に見える炎がないのでつけっぱなしになっていたり、灰の始末が不十分で火事になることがあるんです。

今回はこれからの季節に活躍する蚊取り線香が火事になる可能性があることをまとめています。

正しく使って火事を防ぎましょう!

目次

蚊取り線香が火事の原因になる事例も!

夏と言えば蚊取り線香をつけるというイメージを持っている方もいるのではないでしょうか?

毎年使っていると火を使っているという意識が薄れて油断しがちです。

この油断から火事になってしまうんです。

実際に蚊取り線香が火元となって起こった火事で、亡くなってしまった事例もあります。

自分や大切な人を守るためにも、火を使っているという意識を忘れないでください。

①消し忘れによる引火

蚊取り線香を消し忘れて寝落ちしてしまったり、つけっぱなしで外出してしまった経験はありませんか?

その行動とっても危険です!

少しなら大丈夫と考えてた…

なにかのきっかけで燃えやすいものが蚊取り線香の近くに行ってしまったら引火して火事になる可能性があります。

その時寝ていたり、外出していたら気づけませんよね。

蚊取り線香は「微小火源」といって炎が出ないまま燃焼が続いている小さな熱です。

他にはタバコの火お香線香などがあります。

これらも消し忘れにより火事になることが想像できますよね。

消し忘れを防ぐには

あらかじめ折って使うようにしたり、途中で消す方法がおすすめです。

蚊取り線香の消し方は別の記事で詳しくまとめています。

水を使った方法からクリップを使った方法まで、途中で消す方法は様々ありますよ!

ぜひチェックしてみてください。

蚊取り線香の消し方!ホッチキスや水・クリップを使って途中で消す方>>

②子どもやペットが倒してしまった

蚊取り線香は夏の間にしか使わないものですよね。

子どもやペットにとっては新しく珍しいものとして気になるのではないでしょうか?

過去の事例でも子どもやペットが倒してしまい、火事になってしまったこともあるんです。

また火事にならなくても火傷する可能性もあるので、使うときには手の届かないところに置くようにしましょう。

③灰の処理が不十分

蚊取り線香の燃えている部分が何度になっているか知っていますか?

なんと700~800℃の高温なんです。

この温度はゴミ焼却炉の中と同じくらいと言われています。

そんな高温で燃えているんですから、燃えやすいものが近くにあったらすぐ引火してしまいますよね。

さらに落ちたばかりの灰も高温です。

落ちたばかりの灰は300℃程と言われています。

すぐに発火する温度ではないのですが、灰を捨てずに使い続けたりすると火事になる危険があります。

外で使っていた場合、風で灰が飛ばされることもあるでしょう。

周りの燃えやすいものに付着して発火する可能性もあるので灰の処理はきちんと行ってください。

火事や火傷をしないように完全に冷めたことを確認し、自治体のルールに従って捨てましょう。

蚊取り線香の疑問を解決!

蚊取り線香で火事になる可能性があることが分かって頂けたでしょうか?

ここからは今までこんな使い方してたけど大丈夫?というような疑問を解決していきます!

快適な夏を過ごすためにも知っておくといい情報ですよ。

煙で火事になることはある? 

煙で火事になることはありません!

煙を浴びても熱くないですよね。

火をつけている部分と灰に十分気を付けていれば、火事の可能性は低いと考えられます。

ところで煙が行く場所には蚊取り線香独特の香りがついてしまいますよね。

蚊取り線香を室内で使うと臭いし匂いがつくとお悩みの方には、蚊取り線香を屋内で使った時の匂い消しの方法もまとめていますよ!

匂いがついて困っている方は要チェックです!

蚊取り線香を室内で使うと臭いし匂いがつく!匂いを消す方法>>

夜つけっぱなしやつけたまま寝るのは大丈夫? 

いざ寝ようと思った時に蚊の羽音がすると気になって眠れませんよね。

暗闇であの羽音は不快!

かといって火をつけたまま寝るのは大丈夫なのか不安ではありませんか?

蚊取り線香で有名なキンチョーフマキラーの公式HP では一巻きの燃焼時間が約7時間となっていました。

睡眠時間と合った燃焼時間ですが、寝ている間に関しての記述は特に見当たらなかったです。

しかし寝ている間の使用はおすすめしません。

寝ている間に火事になってしまったらすぐに気づけませんし、逃げ遅れる可能性もあります。

また蚊取り線香を使う時には換気しながらの使用が推奨されています。

防犯面でも不安があるので、寝ている間は別の製品を使うことをおすすめします。

こちらの商品はキンチョーの他製品と同じ「ピレスロイド」という殺虫成分を配合しています。

匂いもしないように研究開発されている商品なので、室内で使うにはぴったりですよ!

火災報知機は反応する?

火災報知器を設置しているご家庭も多いですよね。

蚊取り線香を付けても住宅用火災報知器が作動することはほぼありません。

線香を1~2本つけていたり、蚊取り線香を一晩放置していても反応することはほぼないそうです。

ただ換気せずに使用したり、煙が充満するような使い方をすると反応する可能性があります。

誤作動の場合は取り扱い説明書などに従って対応してくださいね。

キャンプなどで外に置くのも火事になる?

屋外での使用も火事の危険はあります。

キャンプなどで自然が多い場所に行くと虫も多いですよね。

自然が多いということはそれだけ燃えやすいものも近くにあるということです。

枯葉やキャンプ道具などをすぐそばに置かないようにしましょう。

蚊取り線香の安全な使い方 

蚊取り線香は火をつけているので、いつでも火事の危険があります。

正しく気を付けて使っていれば火事の危険性は下がるので、安全な使い方を知っておきましょう!

基本は付属の説明書に従ってくださいね。

置く場所 

安全な置き場所を確保することが重要です。

  • 安定した平らな場所
  • 子どもやペットの手が届かない場所
  • 燃えやすいものが無い場所

ひっくり返したりしないように、平らで子どもやペットの手の届かない場所に置きましょう!

効果的な置き場所

  • 殺虫成分が行き渡るように風上に置く
  • 屋外で使用する場合は離れた場所に複数置くと風向きに左右されない

これらのチェックポイントを参考に置く場所を決めてください!

おすすめの蚊取り線香とグッズ

ここからはおすすめの蚊取り線香や専用ケースをご紹介します!

定番の蚊取り線香を出しているメーカーからはアロマの香りがしたり、煙が少なめの製品が販売されていますよ!

独特の香り、煙が苦手な方は試してみてくださいね。

消し忘れ防止に役立つのが火消しタイマーが付いている専用ケースです。

蓋もロックできるので火傷の心配も減るのではないでしょうか。

蚊取り線香は1時間に10㎝程度燃焼するので、消したい時間の場所にタイマーの役割となる部品を置いておくだけです。

簡単に消し忘れの対策ができますよ!

最近はおしゃれでかわいいケースがたくさんあるんです!

持ち手が付いていたり、変わったデザインの物があったりするのでお気に入りを探してみてください!

まとめ:蚊取り線香で火事を起こさないために正しい使い方を!

いかがだったでしょうか?

蚊取り線香は屋内でも、屋外でも便利な道具です。

しかしお手入れをきちんとしていなかったり、周りに燃えやすいものがあると火事の危険があります。

事故が起こらないように安全な場所で使うようにしましょう!

蚊取り線香が火事に繋がる原因と置く場所のおさらいをしていきます。

火事の原因例

  • 消し忘れによる引火
  • 倒してしまったことによる引火
  • 灰の処理が不十分

蚊取り線香を置く場所は

  • 安定した平らな場所
  • 子どもやペットの手の届かない場所
  • 近くに燃えやすい物がない場所
  • 風上

屋外で使う場合は離れた場所にいくつか置くと風の影響を受けにくいですよ。

蚊取り線香を使うときは安全第一で使うように意識してくださいね!

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