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オムツを洗濯機に入れた時は柔軟剤がなぜ効果的?裏ワザ的対処法をご紹介!

オムツを洗濯機に入れた時は柔軟剤がなぜ効果的?裏ワザ的対処法をご紹介!
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オムツを洗濯機に入れて洗濯してしまった!

そんな経験はありませんか?

気をつけていてもうっかりやってしまう…という方は多いのではないでしょうか。

ポリマー地獄なんて言われるオムツの洗濯は絶望的ですよね。

そんなオムツを洗濯機に入れてしまった時は、柔軟剤が効果的なんです!

洗濯には欠かせない柔軟剤でなぜ解消するのかについて解説していきます。

面倒な衣服や洗濯槽についたオムツの吸水ポリマーを柔軟剤1本を使った裏ワザ的対処法です。

併せて、オムツメーカーや家電メーカーの推奨する対処法NGな対処法についてもご紹介します。

オムツを洗濯機で洗ってしまっても柔軟剤があれば大丈夫!

ぜひ参考にして下さいね!

目次

オムツを洗濯機に入れてしまった!柔軟剤が効果的なのはなぜ?

オムツを洗濯機に入れてしまった時のショックは大きいですよね。

ネットでも毎日のようにやってしまった〜の声が上がっています。

ティッシュを回した時以上に精神的ダメージを与えられる気分だと思います。

ティッシュでさえ絶望する私ですが…。

オムツを洗濯機に入れて洗濯してしまった時、救世主となるのが「柔軟剤」です!

ネット上でも柔軟剤でポリマー地獄から救われた!とたくさんの声が上がっていました。

ちなみにティッシュを回した時にも有効だそうです!

なぜ柔軟剤で解決できるのか、オムツに含まれる吸水ポリマーは安全なのかを解説していきます。

なぜ柔軟剤で解決するの?

柔軟剤の静電気を抑制する効果で、洗濯物や洗濯槽にこびりついた吸水ポリマーを剥がしやすくなります。

特に洗濯物に絡まったゼリー状の吸水ポリマーは手やブラシで払ってもなかなか取り除けません

地道に取り除くのはかなり途方に暮れる作業ですよね。

柔軟剤の持つ効果によって吸水ポリマーが滑りやすく流れやすくなる為、楽に取り除くことが可能です。

ただ柔軟剤を入れて洗濯したからといって、吸水ポリマーそのものがなくなるわけではありません

あくまで柔軟剤を入れることで吸水ポリマーを剥がしやすくなるというだけです。

取り除ける分だけ取り除いた後に柔軟剤を入れて洗濯するようにしましょう。

ネットでも柔軟剤で解決できたと喜びの声をあげていました!

https://twitter.com/guretan_25/status/1481631085310070785

オムツを洗濯機に入れるとどうなる?

オムツを洗濯機に入れて洗濯してしまうと、オムツに含まれる吸水ポリマーが水を大量に吸水し破裂します。

洗濯機の攪拌によって破裂したゼリー状の吸水ポリマーが洗濯物や洗濯槽にこびりついてしまうんです。

洗濯後の扉を開けると、目を背けたくなるような現実が待っているというわけですね。

私自身、2歳の子を持つ母親ですが何度か洗濯機に入れそうになったことがあります。

まだ未遂ではありますがまだまだオムツにお世話になると思うので気は抜けません。

育児中の方なら誰でも起こり得るのがオムツの洗濯です。

オムツに含まれる吸水ポリマーの安全性は?

吸水ポリマーは設定された安全基準を満たしているものなので、有害ではありません

オムツに含まれる吸水ポリマー(高分子吸水剤)

元々はサラサラな質感の細かいプラスチックの粒です。

水分を吸収することでゼリー状に変わり膨張します。

オムツだけでなく生理用ナプキンや母乳パッドにも使用されている物質です。

吸水ポリマーの安全性について、一般社団法人 日本衛生材料工業連合会の公式サイトでは

高分子吸水材の身体への影響

 衣類についたパルプや高分子吸収材が直接肌に触れても影響はありません。
一般社団法人 日本衛生材料工業連合会の公式サイト

万が一、口に入っても吸収されることなく自然な排泄で体外に排出されます。

とはいえ、ゼリー状の固形物なので喉が詰まる危険性もあるので危険性は少なからずありますよ。

もしもお子様が誤って食べてしまったり、目に入ってしまった時は病院で診てもらうのをおすすめします。

オムツを洗濯機に入れてしまった時の柔軟剤を使った裏ワザ的対処法!

オムツを洗濯機に入れてしまった時は日頃洗濯で使っている柔軟剤で解決できます!

まるで裏ワザのような対処法ですが、先述した通り柔軟剤で吸水ポリマーを溶かしたり消すことはできません

なるべく吸水ポリマーは詰まり防止の為に排水しない方がベターです。

ですのでオムツで洗濯した時の柔軟剤を使用するときはある程度吸水ポリマーを取り除いてからにしましょう

オムツを洗濯機に入れてしまった時の柔軟剤を使った裏ワザ的対処法をご紹介していきます!

準備するもの

柔軟剤1本あればOKですが、そのほかの準備物も揃えておくと手入れがスムーズです。

準備物を確認していきましょう。

オムツを洗濯した時の準備物は

  • 日頃洗濯で使っている柔軟剤
    • 柔軟剤はご自宅にあるものであれば何でもOKです!
  • 新聞紙やチラシ
    • 新聞紙やチラシは洗濯物についた吸水ポリマーを払う際に敷いておくとその後の掃除が楽になります。
  • キッチンペーパーやウエス(古布)
    • キッチンペーパーやウエスは洗濯槽の吸水ポリマーを取り除く際に使います。
    • ティッシュだと水に弱く繊維が残りやすいのでおすすめしません。

柔軟剤を使う手順

必要な準備物が揃いましたら、いよいよ柔軟剤を使った裏ワザで吸水ポリマーを取り除いていきます。

詳しくご紹介していきますね。

STEP
洗濯物を洗濯機から取り出し、吸水ポリマーを軽く払います。

吸水ポリマーは水には溶けません

柔軟剤を回すことで洗濯物に付着した吸水ポリマーは解消されますが、洗濯槽には残ります。

床に新聞紙やチラシを敷いて軽く払っておくことをおすすめしますよ。

STEP
糸くずフィルターに溜まっている吸水ポリマーを取り除きます。

吸水ポリマーが入ったままだと排水口の詰まりの原因になります。

STEP
洗濯槽にこびりついた吸水ポリマーを目視できる部分は取り除きます。

キッチンペーパーやウエスを使って見える範囲の吸水ポリマーを取り除いておきましょう。

排水口の詰まり防止になります。

STEP
洗濯物を洗濯機に戻し、柔軟剤を投入して標準コースで再度洗濯をします。

ある程度吸水ポリマーを払えたら、洗濯物を洗濯機に入れます。

この際使用するのは柔軟剤のみで、柔軟剤投入口に入れて洗濯機を回して下さい。

柔軟剤は規定量を使用することがポイント!

多すぎたり少なすぎたりすると、効果が実感できない可能性があります。

時短コースを使ってもOKです!

STEP
洗濯が完了したら糸くずフィルターの吸水ポリマーを取り除き、洗濯槽のお手入れをします。

洗濯槽の洗浄コースでお手入れをしたら完了です!

洗濯槽のお手入れは「洗濯槽をキッチンハイター1本で掃除するやり方」をぜひ参考にしてみて下さい。

柔軟剤を使う際の注意点

オムツを洗濯機に入れた場合の柔軟剤による裏ワザ的対処法は、あくまで裏ワザに過ぎません

洗濯機メーカーや家電メーカーが推奨している方法ではないので自己判断で行うようにしてください。

柔軟剤は洗濯機に使用するものなので、この方法で家電にダメージを与えることにはならないと思っています。

柔軟剤で全て解決するといって、投入前に吸水ポリマーを取り除く手間を省くのはおすすめしません。

吸水ポリマーが排水口に詰まり故障の原因になる可能性があります。

柔軟剤を使う裏ワザは、綺麗に仕上げる方法としてご自身の判断で活用していただけたら嬉しいです!

オムツを洗濯機に入れた時の柔軟剤を使った裏ワザはドラム式にも効果的?

ドラム式洗濯機でもオムツを洗濯機に入れた時の柔軟剤を使った裏ワザで解消できます!

やり方は縦型・ドラム式どちらも先述した柔軟剤を使った裏ワザでOKです。

予め吸水ポリマーはある程度取り除き、規定量の柔軟剤を入れて再度洗濯をして下さいね!

ドラム式洗濯機の場合、乾燥モードを使って取り除くのはおすすめしません

ネット上ではドラム式の場合、乾燥モードで解消できるという声も上がっています。

乾燥させることで吸水ポリマーの水分を抜き、小さくして排水口に流しやすくなるという方法です。

こちらの方法、合理的だと感じる方も多いと思います。

しかし、小さくなった吸水ポリマーは排水口の中で再び水に触れて膨張し、詰まりの原因になる可能性が!

また乾燥することで、洗濯槽にはポリマーが溶けてこびりつくなどお手入れが大変になることも。

ドラム式洗濯機の場合、乾燥機能は避けて対処して下さいね。

オムツメーカーや家電メーカーが推奨する対処法は?

オムツを洗濯機に入れてしまった時の柔軟剤を使う方法は裏ワザ的対処法としてのご紹介でした。

ですので、オムツメーカー洗濯機を販売する家電メーカーは公式サイトで推奨する対処法を掲載しています。

ここでは各メーカーの推奨する正しいオムツを洗濯機に入れてしまった時の対処法をご紹介しますね。

日立

日立の公式サイトでは、洗濯物や洗濯槽に付着した吸水ポリマーを取り除く方法を掲載しています。

洗濯物ははたいたり振ったりしてポリマーを落としたら、水だけで洗濯して天日干しするのを推奨していました。

乾燥すると吸水ポリマーが粉上になるので落としやすくなるからですね。

その後、さらに洗濯物についた吸水ポリマーをはたいたり振ったりして落としていきます。

花王:メリーズ

花王の公式サイトでも、洗濯物や洗濯槽に付着した吸水ポリマーを取り除く方法を掲載しています。

洗濯物についた吸水ポリマーはブラシや粘着テープで取り除き、乾燥後もさらに同じ手順で取り除きますよ。

まだ取り除けない場合は再度洗濯を行い、吸水ポリマーを完全に取り除きます。

他のメーカーでも、まずは洗濯物のポリマー・洗濯槽のポリマーを取り除いてから再度洗濯を行う手順でした。

地道に丁寧に吸水ポリマーを取り除くということですよね。

これが本当に面倒なんですよね…。

ですが、メーカーが推奨している方法なのでぜひ参考にしてみて下さい。

オムツを洗濯機に入れた時は塩や重曹を使うのはNG!

ネット上では、オムツを洗濯機に入れてしまった時、重曹が効果的だと噂されています。

ですが、塩も重曹も逆効果なので使用するのはNGです。

塩や重曹を使った方法がなぜNGなのかを解説していきます!

特に塩を使った方法がネット上で多く見受けられます。

塩は浸透圧の影響でポリマーを小さくする働きがあり、取り除きやすくなるようです。

ですが、小さくなった吸水ポリマーは排水口の中で水分に触れて再び膨らんでしまうのです。

そうすると、排水口が詰まる原因になり故障する可能性があります。

また、塩は洗濯槽など金属部分を錆びさせてしまう性質を持つので、洗濯機には入れてはいけません!

重曹

重曹は掃除道具として優秀なので、洗濯物と一緒に入れると消臭効果があったりするとも言われています。

重曹を入れる際、洗浄力を上げようと多く入れてしまうと溶け残ってしまい、排水口やホースに詰まる原因に。

また地域によって「硬水」の地域もあると思います。

硬水だと重曹は固形化しやすくなり、さらに詰まりやすく故障につながる可能性がありますよ。

どちらも効果がありそうに思えますよね。

入れてしまうことで逆に洗濯機を故障させてしまうという残念な結果をもたらす可能性があるので注意して下さい。

もしオムツを洗濯機に入れてしまったら、裏ワザとして柔軟剤を使うのがおすすめ。

柔軟剤も吸水ポリマーを溶かす働きはないので、排水口やホースを詰まらせないようその後のお手入れも大切です。

オムツを洗濯機に入れた時は柔軟剤がなぜ効果的?まとめ

今回はオムツを洗濯機に入れた時は柔軟剤がなぜ効果的なのかをご紹介しました!

柔軟剤の持つ静電気を抑制する効果のおかげだということがわかりましたね。

柔軟剤を入れて再度洗濯することで吸水ポリマーが剥がれやすくなり、お手入れが楽になる裏ワザです!

吸水ポリマーは溶けてしまうわけではありませんので注意が必要ですよ。

吸水ポリマーをそのまま排水してしまうと排水口やホースの詰まる原因になります。

柔軟剤を入れて洗濯を行った後は、きちんと洗濯槽のお手入れも欠かさずに行いましょう

柔軟剤を入れる裏ワザは、メーカーが推奨している方法ではないので、自己判断の上で行って下さいね

メーカー推奨の方法もご紹介しましたが、地道に取り除くという方法でした。

洗濯機に優しい方法ですが、毎日時間に追われている中でできるだけ時短で対処したいですよね。

オムツを洗濯機に入れた時、柔軟剤を使う方法は裏ワザとして、少しでも簡単に対処したい方におすすめです。

洗濯機のお手入れは必要ですが、時短につながるので試す価値はありそうですよ!

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