あさりの砂抜きは、時間がかかりすぐに調理したいのに一晩寝かせてからとなると面倒に感じてしまいますよね。
なんと、あさりの砂抜きを50℃のお湯でするとすごく時間短縮になります。
そして、お湯であさりの砂抜きをすると、身がふっくらとして美味しさも増すみたいですよ♪
こんな便利なお湯での砂抜きですがうまくいかず、失敗してあさりが死んでしまったり、砂がうまく抜けていなかったという声もよく聞きますよね。
お湯での砂抜きは15分から20分くらいでできるので、時間短縮になりとても便利ですが、これは失敗なのかな?食べれるかな?と不安になったことありませんか。
また、失敗しない方法もしりたいですよね♪
そこで、あさりの砂抜きをお湯でしたけど失敗?をメインに失敗しない方法まで解説します!
- あさりの砂抜きをお湯でしたけどこれって失敗?
- あさりの砂抜きをお湯でして失敗したけど食べれる?
- あさりの砂抜きをお湯でして失敗する原因
- あさりの砂抜きを時短で簡単に!お湯で失敗しない方法
あさりを砂抜きするときは、お湯で時間を短縮!
そして、美味しく安全に食べるために、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね♪
あさりの砂抜きをお湯でしたけどこれって失敗?
あさりが半開きだったり、臭かったり白く濁っていることがあります。
こんなことになると、あさりが死んでしまって失敗なのか不安になりますよね。
せっかく楽しみにしていたあさりが死んでしまっては困ります。
死んでいると思っても、のぼせているだけだったり、活動が鈍くなっているだけのこともあるんです。
それでは、半開きの状態で動かなくなっていたり、臭かったり白く濁ると失敗なのかどうか解説しますね。
あさりが半開きのまま
あさりの砂抜きをお湯ですると、半開きになり砂を吐き出します。
半開きのままのあさりを揺らしたりしても、半開きのままの口が閉じない場合は死んでしまっています。
また、水管(白くて長いもの)が出たままになっている時は、少し塩をかけると生きている場合は反応があります。
ほとんどのあさりが揺らしても塩をかけても反応しない場合は死んでしまっているので、砂抜きは失敗の可能性が高いです。
あさりが臭い?
砂抜きのためにあさりを入れたお湯が臭い場合も失敗の可能性が。
あさりが死ぬと、強い臭いがします。
それは、あさりが死んでしまうとすぐに腐ってくることが原因で、腐れば臭いがするのも当然ですよね。
臭いをかぐと明らかに生臭いので、死んでいるとすぐに分かるはず。
お湯やあさりが臭い!と感じたら、原因となっているあさりを取り除いてくださいね。
お湯が白く濁る
死んだあさりが混じっていると、浸しているお湯が白く濁ります。
お湯が白く濁ってきたらすぐに、死んでるあさりを取り除いて、お湯を入れ替えましょう。
お湯を入れ替えるときも、お湯の温度調整はしっかりするようにしてください。
アサリの砂抜きを失敗して(50℃のお湯に浸す方法を試みたけど、頑なに閉じたままだった)死なせてしまったかと思ったけど、改めて適度な塩水に浸けてみたら…みんな生きてたー!(^o^)
— T・レトロスキー (@t_retrosky) November 10, 2018
そして、口コミにもあるように、あさりが死んだと思っていても、塩水につけると反応があり生きていることもあるので、不安な時は試してみてくださいね♪
では、失敗したけど、食べれるのか?次で解説するので参考にしてください。
あさりの砂抜きをお湯で失敗したけど、食べれるのか?
あさりが生きている状態で砂抜きをお湯でした場合は、うまくいかず失敗してもすぐに調理すれば、基本的には食べれます。
ですが、はじめから死んでいたものや、長い時間お湯に浸けていた場合は、腐っている可能性があるので食べると食中毒を起こす可能性があります。
死んですぐのあさりも気になる場合は、できるだけ食べないようにしましょう。
そしてまずは、砂抜きをする前に死んでいるあさりをみつけて、取り除いてください。
はじめに水洗いするときに、気を付けて死んでいるあさりがいないか確認するようにしてくださいね。
「死んでるあさりの見分け方」はこちらを参考にしてくださいね♪
また、砂抜きがうまくできてなくて「ジャリジャリッ」とした食感を味わうと気分が下がってしまいますよね。
美味しく安全にあさりを食べるために、このあと失敗しない方法をご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
生臭いあさりは雑菌が繁殖している可能性があるので食べないように気を付けてください
あさりの砂抜きをお湯で失敗する原因
お湯であさりの砂抜きをしたときに失敗する原因が、いくつかあります。
まず、失敗の原因を紹介する前になぜ砂抜きをお湯ですると、時間を短縮できるのか、仕組みを知っておきましょう。
お湯で砂抜きをすると短時間でできる仕組み
あさりをお湯に浸けるとヒートショック状態(のぼせた状態)になり、体を冷やそうとして一気に水の出し入れをはじめます。その時に、砂や汚れを一気に吐き出してくれるので、短時間(約15分~20分)で砂抜きができます。
では、あさりの砂抜きをお湯でして、失敗する原因を紹介します。
失敗の原因を理解して、ぜひ成功させましょう。
砂抜きの時間
砂抜きの時間が長すぎたり、短かすぎたりすると砂抜きは失敗する可能性が高くなります。
浸けておく時間が短い
- 時間が短すぎると、砂がまだ出し切れておらず、砂が残ってしまう
浸けておく時間が長い
- あさりの出汁が出てしまい、旨味が逃げてしまいもったいない
- 最悪あさりが煮えて死んでしまう
砂抜きの温度
あさりの砂抜きをお湯でするときは、温度のコントロールがとても重要です。
温度が低すぎる
- お湯の温度が20℃以下と低くなると、活動が鈍くなり砂や水を吐き出さなくなる。
温度が高すぎる
- あさりの出汁が出てしまったり、最悪あさりが煮えてしまい死んでしまう
あさりの砂抜き50℃でやるやり方途中から知って適当に50℃だと予測してお湯沸かしたら完全に失敗したっぽい(¯∇¯٥)これ、、、あさり煮えてるよね pic.twitter.com/xwf4jxGSsa
— 龍宮つばさ🤖🐻☄️🌲😈@ディズニーたのしい!!! (@ryu_tubasa) March 16, 2016
あさりの味噌汁作るために前回失敗した50℃砂抜きしてみたんだけど今回も熱すぎて失敗したっぽい…
— 木野 (@kannonkino1) March 4, 2019
悪魔「ただアサリを煮殺しただけだったな」
口コミでも、温度が高すぎてあさりが煮えてしんでしまったようです。
温度のコントロールは少し手間がかかりますが、失敗しないために温度計を使って、しっかり温度管理するようにしましょう。
あさりの砂抜きをお湯でするときの適温は50℃です。
擦り合わせ
あさりの砂抜きをお湯でするときは、お湯に浸けおいただけでは、砂がしっかりと抜けきってくれません。
そのため、あさりがヒートショック状態で殻と殻を擦り合わせることで、しっかりと砂を吐き出してくれます。
また、あさりの殻には汚れが多くついているので、念入りに擦り合わせることで汚れもおとしましょう。
明るさ
あさりは暗くて静かな場所で活発になります。
そのため、明るく騒がしい場所では、活動が鈍くなりしっかりと砂抜きができなくなります。
暗い場所が確保できないときは、あさりを入れている容器の上にアルミホイルや新聞紙などをかけてみるのもいいですね。
あさりの砂抜きを時短で簡単に!お湯で失敗しない方法
あさりの砂抜きをお湯でするとかなり時間が短縮できるのでとても便利ですよね。
その分、調理に余裕をもって取り組めるので、あさり料理の品数を増やすこともできますよ♪
では、あさりの砂抜きをお湯でした時に、失敗しない方法をコツと合わせてご紹介します。
- あさり
- 水
- バットなど平たい容器
(網やザル付きがベスト ) - アルミホイル
- 温度計
それでは、失敗しない方法をみていきましょう。
あさりの砂抜きをお湯で失敗しない方法
- あさりを水洗いする
- 強く擦り合わせすぎると殻が割れてしまう可能性があるので気を付ける
- この時に殻が割れているものや死んでるあさりがないかチェックして、取り除く
- 平たい容器の中にあさりと50℃のお湯をいれる
- あさりが積み重ならないように広めの容器がおすすめ
- 平たい容器の上に、アルミホイルや新聞紙などをかぶせて5~10分放置する
- 水管が出てきたら、あさりの殻と殻を擦り合わせる
- 少し熱いけれど我慢をして、あさりをお湯に入れたまま擦り合わせる
- のぼせたあさりを一度きれいな水に入れ戻す
- 砂が出て汚れているお湯を入れ替える
- さらに5分お湯に放置して身が殻からでていれば砂抜き完成!
砂抜きがうまくいった場合は、お湯の中にかなり砂や汚れが出ているのがわかります!
こんなに簡単に時短にできてしまうのは、本当に便利ですよね。
お湯で砂抜きのコツ
あさりの砂抜きをお湯でした時に、失敗しない方法をご紹介しましたが、押さえておいてほしいコツがあります。
このコツをしっかり押さえておけば、成功する確率は高くなりますよ!
- お湯の温度は50℃を常に保ち、温度が下がったらお湯を足して調整する(温度計を使うのがベスト )
- 50℃のお湯を水と熱湯で作るときは、水➡熱湯の順で入れる
- あさりは暗いところで活発になるので、バットの上にアルミホイルや新聞紙をかぶせて暗くする
- あさりの殻は汚れが多いので擦り合わせは念入りにする(力を入れすぎて殻が割れてしまわないように注意)
- あさりを容器に並べるときは、下のあさりがうまく砂抜きできなくなるので、積み重ならないように並べる。
正しい方法とコツをおさえておけば、失敗が多いあさりのお湯での砂抜きも成功するはずです!
あさりの砂抜きお湯で失敗?食べれるか?まとめ
あさりの砂抜きお湯で失敗?食べれるか・原因や失敗しない方法などをご紹介しました。
こんな便利な方法があるならみなさんぜひ試してみたくなりますよね♪
- 半開きのまま・臭い・お湯が白く濁るのはあさりが死んでいる
- 砂抜きをお湯でして失敗した場合は、すぐ調理すれば基本的には食べられる
- 臭いものや長時間お湯に浸けていたものは腐っている可能性があるので食べないように
- 失敗する原因
- お湯に浸ける時間が長かったり、短かった
- お湯の温度が高すぎたり、低すぎたりした
- 擦り洗いをしていない
- 明るい場所に置いていた
- お湯で砂抜きをするコツ
- お湯は50℃をたもつ
- 容器の上にアルミホイルや新聞紙などをかぶせて暗い状態にしておく
- 擦り合わせを念入りにする
あさりの砂抜きをお湯ですると時間が短縮でき、とても便利です。
一晩かけて砂抜きをすることを考えると、買ってきてすぐに食卓に並べることができるなんて嬉しい限りですよね。
ですがもし、失敗してあさりが死んでしまった場合はすぐに調理すれば基本的には食べれますが、臭くなっていたり長時間放置していたものは腐っている可能性があるので食べないように気を付けてくださいね。
そして、あさりの砂抜きをお湯でしたとき失敗しないために、失敗しない方法とコツをぜひ参考にしてみてください!