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潮干狩りで食べられない貝は?食べれる貝の種類や見分け方・美味しい食べ方を解説

潮干狩りで食べられない貝は?食べれる貝の種類や見分け方・美味しい食べ方を解説
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早速ですが、潮干狩りで採れる貝で食べられない貝と食べれる貝の見分け方をご存じでしょうか。

潮干狩りではいろいろな種類の貝が採れます。

初めて見る貝は食べられるのかどうか、貝に詳しくないと分からなかったりしますよね。

今回は、

  • 潮干狩りで食べられない貝の種類と注意点
  • 潮干狩りで食べれる貝の種類と見分け方
  • 食べれる貝かどうかの見分け方
  • 潮干狩りで採れる貝の美味しい食べ方

を解説します。

貝の種類によっては食べられないものも。

潮干狩りで食べられない貝食べれる貝を見分けて、楽しい思い出を作りたいですね!

目次

潮干狩りで食べられない貝は?注意する点

紙に注意‼と書かれた画像

潮干狩りで採れる貝には食べられない貝の種類食べれる貝の種類があります。

また、あさりなどの食べられる貝でも注意する点がいくつかあるんです。

ここでは、

  • 食べられない貝の種類
  • 注意が必要な貝毒
  • 死んでいる貝

について解説します。

自分と家族の身を守るためにもしっかり確認しておきたいポイントです。

食べられない貝の種類は「巻き貝」

潮干狩りで食べられない貝の種類は巻き貝です。

巻き貝といってもさまざまな種類の巻き貝があり、きちんと処理をすることで食べられるものもあります。

そんな巻き貝の中でも、食べられない巻き貝が「イモガイ」。

イモガイはを持っており、刺されると最悪の場合死に至ることもあるといわれている危険な貝です。

見た目がサトイモに似ていることからイモガイと名付けられています。

潮干狩りの際に見かけたら、触らないように注意してください。

楽しみにしていた潮干狩りが最悪の思い出にならないよう、事前に調べておくのも大事ですよね。

貝毒に注意

あさりなどの食べれる貝でも貝毒に注意しましょう。

貝毒は、貝自体が毒を持っているわけではありません。

アサリなどの二枚貝といわれる貝は、植物プランクトンをエサにしています。

毒を持った植物プランクトンを食べることによって、体内に毒をため込んでしまうんです。

毒化した貝を私たちが食べてしまうと…

  • 下痢
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 腹痛

などの症状が出ることがあります。

これらの貝毒には種類があり、命にかかわる危険なものもあるため注意が必要!

潮干狩り区間に指定されているポイントでは、二枚貝などが毒化していないかの検査が行われているんです。

調査結果は各都道府県のホームページなどで確認できます。

例えば東京都では、「東京都産業労働局」にて確認が可能。

潮干狩りに行く際には貝毒の情報をしっかり確認してお出かけするようにしましょう。

死んでいる貝に注意

潮干狩りでは死んでいる貝にも注意が必要です。

貝毒以外にも、死んでいる貝を食べてしまうと下痢や吐き気、嘔吐、腹痛を引き起こすことがあります。

また、採ったときは生きていても持ち帰る過程で死んでしまうことも

持ち帰る際は海水や真水と一緒に持ち帰ってしまうと貝が弱る原因になってしまいます。

クーラーボックスなどに保冷剤を入れて持ち帰るのがおすすめです。

春や夏場は気温が上がりやすいため、保冷剤などで温度を低く保つのがポイント。

食べるときにはしっかり確認をしてから食べるようにしてください。

貝が死んでいるかどうかの見分け方については後程詳しく解説します!

潮干狩りで食べれる貝の種類と見分け方・食べ方

バケツに入った沢山の貝と熊手の画像

潮干狩りで食べれる貝の種類には、

  • あさり
  • ハマグリ
  • マテ貝
  • バカ貝

などがあげられます。

貝の見分け方って難しいですよね。

そこで、それぞれ見分け方食べ方をご紹介しています。

ぜひ参考になさってみてください!

あさり

潮干狩りの定番の貝といえば、あさりです。

あさりを見分けるポイントは、貝殻の表面がざらざらしていること。

模様は縦縞や幾何学模様などいろいろあり、色もさまざま。

あさりは大きいものだと6㎝になるものもあるといわれています。

潮干狩りで大きめのあさりを見つけられたら嬉しいですよね♪

あさりを食べる際は、砂抜きをして下処理をしましょう。

砂抜きの詳しい方法は後程ご紹介します。

代表的なあさりの食べ方は、

  • 酒蒸し
  • ボンゴレ
  • 炊き込みご飯
  • クラムチャウダー

などがあります。

いろいろな料理で楽しめるのもあさりの魅力の一つですね。

ハマグリ

潮干狩りで採れたら嬉しい貝といえばハマグリ

ハマグリを見分けるポイントは、貝殻の表面がツルツルしていることです。

色は白や茶褐色で、貝合わせ部分が白いのも特徴。

大きさは6㎝~8㎝になり、大きいものだと10cmぐらいになります。

もう一つの特徴として、貝の蝶番(ちょうつがい)に黒い線があるのがハマグリ。

ハマグリも、あさり同様砂抜きをして下処理をしましょう。

代表的なハマグリの食べ方は、

  • 焼きハマグリ
  • お吸い物
  • 酒蒸し
  • 炊き込みご飯

などがあります。

採れたてのハマグリを焼いて食べられるなんて幸せですよね。

マテ貝

採るのが楽しいマテ貝も潮干狩りでおすすめの貝の一種です。

マテ貝は細長く棒状になっているのが特徴。

長さは7㎝~8㎝で、長いものだと10cmになります。

潮干狩りでマテ貝をとる時は、穴にを入れてみてください。

マテ貝がひょっこり出てくるので出てきたらつかんで取りましょう。

ぴょこっと出てくる様子がかわいいですよね♪

マテ貝も砂抜きをして下処理をするのがおすすめです。

代表的なマテ貝の食べ方は、

  • 酒蒸し
  • バター焼き
  • マテ貝のフライ
  • 佃煮

などがあります。

バカ貝

潮干狩りでよく取れる貝の一種がバカ貝です。

見た目はハマグリに似ていて表面もツルツルしています。

大きさも8㎝程です。

8㎝ってなかなか大きいですよね!

ハマグリと見分けるポイントは、ハマグリに比べ貝殻が薄く割れやすいこと。

また、バカ貝にはハマグリにある黒い線はありません。

バカ貝は砂抜きができないため、茹でてから洗って砂と汚れを落とします。

代表的なバカ貝の食べ方は、

  • 刺身
  • 炊き込みご飯
  • 酒蒸し
  • かき揚げ

などがあります。

バカ貝のぬた和えも美味しそうですね!

潮干狩りで食べれる貝かどうかの見分け方

かごにつまれた貝の画像

潮干狩りで採れた貝が食べれる貝かどうかを見分ける方法は、

  • 貝の殻がしっかり閉じている
  • 異臭がしないか

で見分けることができます。

それぞれの特徴を解説しますので、参考にしてみてください。

貝の殻がしっかり閉じているか

食べれる貝かどうかは、貝の殻がしっかり閉じているかどうかで見分けましょう。

潮干狩りで貝を採るとほとんどの場合貝殻が閉じていますよね。

貝は貝柱で殻を引っ張り閉じることで自分の身を守っているんです。

ところが、貝が弱ってしまうと閉じる力がなくなるため開きっぱなしになってしまいます。

活きのいい貝は触ろうとするとすぐ引っ込んでしまいますよね。

半開きになっていてつついても閉じない場合は注意しましょう。

異臭がしないか

死んでしまった貝は異臭がするため臭いを確認しましょう。

貝が死んでしまうと殻が閉じない上に異臭がします。

少しでも臭いがおかしいなと感じたら食べないようにしてください。

死んだ貝を食べてしまうと食中毒の症状がおこる可能性があります。

潮干狩りで取れた貝は特に注意してくださいね。

調理する前に忘れずに確認を行いましょう。

さらに詳しい「あさりが死んでいるかどうか見分ける方法」もこちらでご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

潮干狩りで採れる貝の美味しい食べ方

お皿に盛りつけされたアサリの酒蒸しの画像

ここでは、

  • 貝を調理する前の下処理方法
  • 貝の美味しい食べ方レシピ2つ

をご紹介します。

ご紹介するレシピはいろいろな種類の貝でアレンジができます。

食べ方に悩んだら参考にしてみてください♪

貝を調理する前に下処理を

まずは貝を調理する前に砂抜きで下処理をしましょう。

あさりハマグリマテ貝は砂抜きで下処理ができます。

砂抜きの手順

  1. 貝をこすり洗いする。
  2. ボウルにザルを重ね貝が浸るぐらいの塩水を入れる。
  3. アルミホイルや新聞紙をかぶせ3時間~半日置く。
  4. 水から上げて30分~1時間ほど置く。
  5. 流水でよく洗う。

ポイント

  • まずは貝についている汚れを落とすようにしっかりとこすり洗いをしましょう。
  • 塩水は水200mlに対して塩小さじ1強(6g)で海水と同じ3%の塩水になりますよ。
  • アルミホイルなどをかぶせる際は空気が入るように、きっちり被せすぎないように注意してください。
  • アルミホイルを外し水から上げたらそのまま30分~1時間ほど常温でおきます。
  • 最後に残った砂や汚れを落とすように流水でしっかり洗いましょう。

潮干狩りに行く際は、ペットボトルなどを用意して海水を持ち帰ると砂抜きに使えるためおすすめです。

マテ貝はあさりやハマグリと比べて殻が割れやすいためごしごし洗わないよう気をつけてくださいね。

バカ貝は砂抜きができないため下処理方法が少し異なります。

バカ貝の下処理の手順

  1. バカ貝の表面についたぬめりを洗い落とす。
  2. バカ貝が浸るくらいのお湯を沸かし貝を入れる。
  3. 半分くらい口が開いてきたらすぐに取り出す。
  4. 流水で冷やし殻から身を取り出す。
  5. ボウルにザルを重ね水を張り優しく回し洗いをする。

ポイント

  • お湯にバカ貝を入れた後は、口が開いたらすぐに取り出すのがポイントです。
  • 殻から身を取り出した後は一つ一つ身を開いて中を確認してみましょう。
  • 身の中に砂や泥がたまっている黒い部分があるので取り除きます。
  • 回し洗いは水を替えながら10回ほど行うのがポイントです。

バカ貝はあさりなどの砂抜きに比べ下処理が手間ですよね。

しかし、お寿司屋さんでは青柳(アオヤギ)として出され高級な寿司ネタとしても知られているんですよ。

潮干狩りで採れたら、ご紹介した処理方法をご参考にぜひ食べてみてください。

おすすめレシピ①貝の酒蒸し

シンプルでおいしい食べ方といえば酒蒸しですよね。

材料(2人分)

  • あさりなどお好みの貝 300g
  • お酒 大さじ4
  • 小ねぎ(小口切り) 適量
  • お好みで塩 適量

作り方

  1. 鍋に砂抜きした貝を入れ酒を回し入れ火にかける。
  2. 蓋をして強めの中火で蒸し焼きにする。(約2分)
  3. 貝の口が開いたら火を止めお皿に盛る。
  4. 小ねぎをちらして完成。

コツ

  • あさりなどの貝から塩分が出るため塩は加えていません。
  • 塩気が足りない場合はお好みで塩を入れて調整してください。

酒蒸しの基本のレシピになりますが、いろいろなアレンジが可能

お酒は白ワインにして、お好みで刻んだにんにくや唐辛子を加えてもおいしくいただけます。

にんにくや唐辛子を加える場合は、最初にオリーブオイルで香りを出してから貝とお酒を加えるのがポイントです。

お好みにアレンジしておいしく召し上がってください。

おすすめレシピ②貝の炊き込みご飯

いろいろな種類の貝でアレンジ可能な炊き込みご飯も貝の定番レシピです。

材料(2合分)

  • お米 2合
  • あさりなどお好みの貝 300g
  • 酒 大さじ2
  • しょうが 1/2かけ
  • 醤油 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • 小ねぎ(小口切り) 適量

作り方

  1. お米を研ぎ水に30分浸しておく。
  2. しょうがは皮を剥きみじん切りにする。
  3. フライパンに砂抜きした貝と酒を入れ火にかける。
  4. 蓋をして強めの中火で蒸し焼きにする。(約2分)
  5. 貝の口が開いたら火を止め冷めたら身を取り出しておく。
  6. 炊飯器に2の煮汁としょうが、醬油、みりん、米を入れる。
  7. 2合の線まで水を入れ、混ぜたら炊飯スタート。
  8. 炊き上がったら3で取り出した貝の身を加え5分ほど蒸らす。
  9. 5分ほど蒸らしたら底から混ぜ茶碗に盛り込ねぎをちらして完成。

コツ

  • お米は30分ほど水に浸しておくことでふっくら仕上がります。
  • 貝の身はご飯が炊きあがってから蒸らすことでふっくらな仕上がりに。

工程が少し多いですが、最初のひと手間でよりおいしく仕上がるのでぜひチャレンジしてみてください♪

貝の炊き込みご飯もお好みの貝で調理できます。

他にも人参や油揚げを入れたり、出汁を少し加えたりしてお好みでアレンジしてみるのもおすすめです。

自分で採った貝をいろいろな調理方法で楽しめるのも潮干狩りの醍醐味ですよね!

潮干狩りで食べられない貝や食べれる貝の種類・見分け方まとめ

いかがでしたか?

今回は、

  • 潮干狩りで食べられない貝の種類と注意点
  • 潮干狩りで食べれる貝の種類と見分け方
  • 食べれる貝かどうかの見分け方
  • 潮干狩りで採れる貝の美味しい食べ方

をご紹介しました。

潮干狩りで食べられない貝の種類は「巻き貝」です。

その他にも貝毒死んでいる貝に注意してください。

潮干狩りで食べれる貝の種類には、

  • あさり
  • ハマグリ
  • マテ貝
  • バカ貝

などがあります。

調理する前には、

  • 貝の殻がしっかり閉じているか
  • 異臭がしないか

を確認しましょう。

また、潮干狩りに行く際には各都道府県の貝毒などの情報も要チェックです。

潮干狩りで採れる貝の美味しい食べ方では、

  • 貝の酒蒸し
  • 貝の炊き込みご飯

のレシピをご紹介していますので参考にしてみてください。

潮干狩りで食べれる貝の種類や見分け方をマスターして美味しく貝をいただきたいですね♪

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