しめ縄などの正月飾りってつい飾りっぱなしにしてしまい、処分するのを忘れたことありませんか?
外したとしても、処分せず放置してしまったり・・・
そんな時、自宅で燃えるゴミとして処分できたら簡単だし助かりますよね!
でも、神様に関わる正月飾りをぞんざいに扱うのは気が引けちゃう。
正月飾りは、年神様を迎えるための縁起物なので、処分するのも丁寧に行いたいです。
そこで!
自宅で燃えるゴミとして処分する場合、塩で清めれば大丈夫なんですよ!
お正月を準備万端に迎え、気持ちよく新年をスタートさせる参考になさってくださいね。
正月飾りの処分忘れたらどうする?
地域や神社で行われるどんど焼きで正月飾りを処分出来たら一番なんですけど、うっかり忘れてしまうことがありますよね。
都会だと地域でどんど焼きをしない所もあったり・・・
ちなみにどんど焼きとは
小正月の1月15日にどんど焼きを行うことが一般的です。
1月15日が平日の場合は数日ずらして土日に行われることが多いですよ。
- どんど焼きで燃やせないものは
- ダイオキシンが発生するもの
- 神様と関係ない物(ぬいぐるみ等)
しまった!どんど焼きに行けれなかった・・・
- 正月飾りを自宅で処分する方法
- 神社でお焚きあげしてもらう方法
この後、二つの方法を詳しく説明しますよ!
そもそも正月飾りっていつまで飾るものなんでしょう?
そもそも正月飾りを片付けるのはいつ?
年神様が家にいる間は正月飾りを飾っておくと言われていますよ。
年神様が家にいる期間を「松の内」と言います。
松の内は地域によって期間や風習が違いますよ。
- 関東や東北、九州など多くの地域
- 1月7日の朝に七草粥を食べた後に外す
- 関西や一部の地域
- 1月15日の小正月、1月20日の二十日正月まで飾る
私の住む地域では1月7日頃に外しますが、七草粥を食べてからという風習はないです。
正月飾りを外す日も風習も地域によって違うというのも納得です。
正月飾りを外す日を知っていたとしても、気づけば過ぎていた!ということもありますよね。
神社のお焚き上げで処分してもらうのがベスト
どこの神社でもお焚き上げをしてくれるわけではないんですよ。
比較的大きな神社だとお焚き上げをしてもらえることが多いです。
神社でお焚き上げしてもらうには、神社にある「古札入れ」に正月飾りを入れます。
古い札やお守りと一緒に清めてからお焚きあげしてくれますよ。
ちなみにお焚き上げとは
粗末に扱うことができない正月飾りもその中に入りますよ!
神社によって違いますが、正月三が日の間はお焚き上げしていることが多いです。
注意する点
- 古札入れに入れる時は紙に包んで入れる
- ビニール袋には入れない
- しめ縄に付いているプラスチックや不燃物は事前に取り外す
- 書き初め
- 古いお守り・お札
- しめ縄等の正月飾り
書き初めをどんど焼きで燃やす時に、灰が天高く舞えば字が上手になると言われてますよね。
神社でお焚き上げしてもらうのがベストだとわかっていても、近くに大きな神社がなくて難しい!
そんな時には、自宅で正月飾りを塩でお清めして処分しましょう!
正月飾りの処分を忘れた場合は自宅で塩で清めて燃えるゴミでもOK
でも正月飾りは年神様をお迎えするための神聖な物ですよね。
家庭ごみと一緒に捨ててしまうのは抵抗があります。
感謝の気持ちを持ちながら、塩でお清めすれば、正月飾りは自宅で処分できるんです。
正月飾りには、しめ縄だけでなく松飾り、鏡餅と種類があるのでそれぞれの処分方法を見てみましょう!
しめ縄の処分方法
しめ縄の処分方法
<準備する物>
- ゴミ袋
- 包む紙(白い包装紙が望ましいですが、なければ新聞紙でもOK)
- 清めの塩
<手順>
- しめ縄に付いているプラスチックや不燃物の飾りを外す
- 包む紙の上にしめ縄を置く
- 塩を右→左→中の順にかけて清める
- 「祓い給え、清め給え、守り給え、幸い給え」と唱えながら
- 包んでごみ袋に入れる
- あとは燃えるゴミの日に捨てる
塩で清めることで、自宅で燃えるゴミとして処分しても後ろめたさがなくなりますよね。
感謝の気持ちでお清めしましょう♪
松飾りの処分方法
しめ縄同様、処分を忘れたりタイミングを逃してしまった時には自宅で燃えるゴミとして捨てることができます。
松飾りの処分方法
<準備する物>
- ゴミ袋
- 大きめの包み紙(白い包装紙が望ましいですが、なければ新聞紙でもOK)
- 清めの塩
<手順)
- 松飾りに付いているプラスチックや不燃物の飾りを外す
- 大きめの包み紙の上に乗せる
- 「祓い給え、清め給え、守り給え、幸い給え」と唱えながら塩をかける
- 包んでごみ袋に入れる
- あとは燃えるゴミの日に捨てる
子供の背丈ほど大きな松飾りとなると自宅での処分が難しいですよね。
鏡餅の処分方法
鏡餅は「鏡開き」の日に割って食べて処分するのがベストです!
「新しい年を開く」という意味が込められているので、包丁で切るのでなく木槌で割るのが一般的ですよ。
ちなみに、「鏡開き」はいつでしょうか?
- 関東:松の内が終わったあとの、1月11日が鏡開きの日になります。
- 関西:松の内の最終日である1月15日が、鏡開きの日です。
鏡餅はお供え物と違って縁起物なので、カビが生えていないようなら食べましょうね。
鏡餅を食べることで、1年を幸せに過ごす力など年神様のご利益がもらえますよ。
処分し忘れてカビが生えてしまった時には、自宅で燃えるゴミとして処分することができます。
鏡餅の処分方法
<準備する物>
- ゴミ袋
- 包み紙(白い包装紙が望ましいですが、なければ新聞紙でもOK)
- 清めの塩
<手順)
- 鏡餅に付いているプラスチックや不燃物の飾りを外す
- 包み紙の上に乗せる
- 「祓い給え、清め給え、守り給え、幸い給え」と唱えながら塩をかける
- 包んでごみ袋に入れる
- あとは燃えるゴミの日に捨てる
正月飾りの処分忘れた!自宅で燃えるゴミとして捨てる方法まとめ
松の内の期間が過ぎたら正月飾りを外すとわかっていても、気づけば日にちが過ぎていた!
そんなこともありますよね。
地域や神社のどんど焼きやお焚き上げで処分してもらうのがベストだとわかっていても難しい時もあります。
大丈夫ですよ!
感謝の気持ちを持ちながら塩でお清めすれば、自宅で燃えるゴミとして処分できます。
しめ縄や松飾り、鏡餅それぞれの詳しい処分方法も載せていますので参考にしてくださいね。
新しい年が気持ちよく始めれますように♪