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なめこを洗わないで食べたらだめ?生で食べてしまったときの対処法や下処理方法も解説

なめこを洗わないで食べたらだめ?生で食べてしまったときの対処法や下処理方法も解説
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なめこ洗わないで食べたあるいはそのまま生で食べてしまったけど大丈夫か心配、という方!

この記事ではこれら疑問を解消します。

  • なめこを洗わないで食べたらどうなる?
  • そのまま生で食べてしまったときの対処法は?
  • なめこの正しい下処理方法は?
  • 味噌汁に入れるときはどうしたらよい?

そう、私達はリスクやその対処法など知らずになめこを扱っていることが多いんです。

安全に美味しく食べる為、この機会に全ての疑問を解消しておきましょう!

家族の為にも疑問を解消し、安全に美味しく食べたいですよね。

目次

なめこを洗わないで食べた!洗わないとどうなる?

まず、最初に知ってほしいことは・・・。

なめこは洗ってから食べましょう!

そうなんです・・・やはり、なめこは洗ってから食べるのがよし。

しかし、実際は洗わずに食べていたという方は結構いるみたいです。

パッケージをよく見ると、「かるく水洗いしてから」と書いてあるのが分かります。

まずは、「なぜ、なめこは洗ってから食べないといけないのか」理由を説明します。

いやいや、きのこは、洗わずに濡れ布巾で汚れを軽く拭き取るんでしょ?

という声が聞こえてきそう・・・。

でも、なめこは違うんです!

なめこは表面に独特のぬめりがあるので、布巾で汚れを取り除くことがむずかしい。

その為、汚れを取り除く為に、ザルにあげてから水で洗い流す必要があるんです。

その際は、なめこの旨味と栄養を逃さないようにサッと軽く水洗い程度にしましょう。

また、時間が経つとなめこは乳酸菌が繁殖して、味が酸っぱく感じられます。

その場合は、特に水洗いするようにして下さいね。

真空パックで売られているものも、サッと水洗いが基本です!

なめこを洗わないと、どうなるかというと・・・。

栽培時に使用したおがくずや土などの汚れ、表面についた菌や微生物が残留することになります。

過度に気にする必要はありませんが、旨味を残しつつ、安全に味わう為に「サッと水洗い」ですね!

そして、洗ったからといって、そのまま生では食べられないということでした。

でも、時すでに遅し・・・生で食べてしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?

次は、その対処法をお伝えします!

なめこをそのまま生で食べてしまったときの対処法

食後もし体調に変化を感じた場合は、医療機関を受診することをおすすめします。

人によってはきのこ類にアレルギー反応が出る場合もあります。

その場合も、医師による診断を受けることをおすすめします。

なぜなら・・・。

なめこをそのまま生で食べると、食中毒の危険があります。

残念ながら、食べた後に生で食べたらダメだった・・・と気づくケースが多いようです。

こちらのような真空パックのなめこはそのまま食べられると誤解されがち。

パッケージにはちゃんと「加熱して」と書いてあります。

下痢などの食中毒の症状が出ることがありますが、絶対ではないので、焦らず冷静に対応したいものです。

食中毒の症状は下痢以外にもある?

下痢以外にはどんな症状があるのでしょうか?

腹痛、吐き気、嘔吐などの食中毒症状が考えられます。

こちらの方の食中毒症状は腹痛・・・。

やはり、袋詰め(真空パック)のなめこが生だということを知らない人が多いようです。

こちらの方は、嘔吐と下痢の症状が・・・16時間後に。

食中毒は何時間後に出る?

このような症状を見ると、食中毒の症状が何時間後に出るのか気になりますね。

なめこが腐っている場合、早ければ食後約30分後から。

ウェルシュ菌が原因の場は、潜伏期間の約6~18時間後からと考えられます。

カレーやシチューなど大鍋料理の際に繁殖することがあると言われる、このウェルシュ菌。

この菌は、なめこの味噌汁などで繁殖する可能性もあると考えられます。

どんな症状ですか
潜伏時間は約6~18時間です(平均10時間)。腹痛、下痢が主で、特に下腹部がはることが多く、症状としては軽いほうです。
引用:東京都保健医療局「食品衛生の窓」

これらの食中毒症状が出た場合は、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。

なめこの正しい下処理方法

さらに、知っておいてほしいのは、なめこの正しい下処理方法です。

なめこを3タイプに分けて、下処理方法をご紹介!

  • 天然なめこ
  • 石づきのあるなめこ
  • 真空パックのなめこ

まず、ご紹介するのは天然なめこ

さすが、天然なめこ・・・ボリュームがあって、なめこの存在感が感じられますね!

天然なめこは、森や山などで採れる自然のなめこなので、しっかりと汚れを取り除く必要があります。

また、食べられない硬い部分を取り除くことも必要。

まずはその、天然なめこの下処理方法からご紹介します。

天然なめこの下処理方法

  • 流水で汚れを落とした後、ボウルに水をはり、1~2時間漬けておく。
  • 株になっているものをばらして、何度か水をかえながら細かい汚れを落とす。
  • 石づき部分をキッチンバサミでカットする。
  • ザルにあげて軽くゆすぐ。

汚れが落ちたら、洗い過ぎにも注意ですよ。
旨味と栄養が逃げてしまいます。

天然なめこ・石づきのあるなめこ・真空パックのなめこで下処理方法は違う?

天然なめこ・石づきのあるなめこ・真空パックのなめこで下処理方法は違います

こちらは、石づきのあるなめこ。

こちらは、天然なめことは違って、たまにスーパーで見かけるのではないでしょうか?

栽培されたなめこで、石づきがある状態で売られています。

次は、この石づきのあるなめこの下処理方法をご紹介します。

石づきのあるなめこの下処理方法

  • なめこの根元の石づきを包丁や手で取り除く。
  • ザルに入れて、サッと軽く水洗いする。

天然なめこと違って、下処理は簡単です。
洗い過ぎは注意ですよ。

次は、真空パックのなめこ。

そう、よく生のまま食べられると誤解しがちな、なめこでしたね・・・。

最後はこの、真空パックのなめこの下処理方法をご紹介します。

真空パックのなめこの下処理方法

  • パックからザルに取り出す。
  • サッと軽く水洗いする。

これは簡単!
真空パックでもサッと水洗いを忘れずに。
この後、必ず加熱もして下さいね。

真空パックのなめこは、私もスーパーでよく見かけるなめこ。

今までなんとなく洗って使っていましたが、今度からは、確信を持って洗います。

下処理方法はそれぞれ違いますが、共通してるのは、水洗いすること。

なめこはデリケートな食材なので、どのタイプもやさしく丁寧に扱う必要がありますよ。

下処理が完了したら、保存容器に入れて冷蔵庫へ保存

冷凍保存も可能です(使うときは凍ったまま使う)。

冷蔵保存は2~3日、冷凍保存は3~4週間を目安に使い切りましょう。

下茹での手順

なめこの下処理方法を確認したら、最後は下茹での手順です!

ここまで覚えたら、バッチリ安心ですね♪

手順は簡単、3ステップです。

なめこの下茹で手順

  • なめこをザルにあげてサッと軽く水洗いする。
  • お鍋でお湯を沸騰させたら、なめこを入れて約30秒~1分茹でる。
    • 電子レンジの場合は平皿に入れて500Wで約1~2分加熱し、加熱ムラがあれば加熱時間を追加する。
  • 茹で上がったら、ザルにあげて水気を切る。

詳しく見てみましょう♪

STEP
軽く水洗い

まずは、なめこをやさしくサッと水洗いしますよ~。

STEP
茹でる

お湯が沸騰したら、お鍋に入れてサッと茹でます。

茹で時間が長くなると、ぬめりが流れてシャキシャキ感もなくなりますよ。

STEP
水気を切る

最後にザルにあげて水気を切ったら下茹で完了!

和え物などにする場合はこのように、ザルの上で粗熱をとっておきます。

電子レンジの場合は加熱ムラに注意(なるべく茹でることをおすすめします)。

全体が加熱されるよう、お湯をかけるだけの湯通しはしないようにして下さい

なめこの味噌汁ならそのまま洗わず下処理なしで入れていい?

これからは、安心してなめこ料理ができますね。

なめこの定番料理と言えば、なめこの味噌汁。

なめこを洗わずに、そのまま下処理なしでお鍋に入れてもいいのでしょうか?

いいえ、もちろんサッと水洗いしてからでしたね。

だし汁の中になめこを入れれば下茹では不要です。

なめこ味噌汁の作り方

  • なめこをザルに入れてサッと水洗いし、水気を切る。
  • お鍋でだし汁を沸かし、なめこ以外の具を入れる。
  • 具に火が通ったら、なめこを加えてひと煮立ちさせる。
  • 火を止めて、アクをとり味噌を溶かす。

下茹でしたなめこを後から入れてもOK。
加熱し過ぎても、食感が失われぬめりが外へ出てしまいますよ。

なめこを洗わないで食べた・そのまま生で食べてしまったときの対処法や下処理方法のまとめ

まとめ
  • なめこはサッと水洗いする。
  • そのまま生で食べたら食中毒の危険あり。
    • 食中毒の症状が出たら、早めに医療機関を受診する。
  • どんななめこも生のまま食べずに、必ず加熱する。
  • 洗いすぎ、加熱しすぎも旨味や食感を損なう。

なめこを洗わないで食べたあるいはそのまま生で食べてしまった方。

その対処法下処理方法まで知れば、恐れる必要はありません。

正しいなめこの扱いを知ったこれからは、安心してなめこを味わってほしいです♪

なぜなら、なめこは本来、積極的に摂りたい栄養に優れた食材。

ぬめりの主成分・ペクチンは、コレステロールや糖の吸収を抑えたり、腸内環境も整えてくれますよ。

サッと洗って加熱は必ず!」と覚えてなめこ料理を楽しんで下さいね♪

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