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味噌汁を毎日は体に悪い?飲みすぎは危険だから飲まない方がいいのか解説

味噌汁を毎日は体に悪い?飲みすぎは危険だから飲まない方がいいのか解説
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味噌汁を飲んでホッとする幸せな瞬間、皆さんも経験ありますか?

日本人の食事にかかせない味噌汁ですが、体に悪いという噂を耳にします。

味噌汁を毎日飲むのって体に悪い
飲みすぎたら危険なの?

野菜をたくさん入れて作れば腹持ちするし、立派なおかずのメインになる味噌汁だから体に悪いと聞くと戸惑ってしまいます。

そこで今回

  • 味噌汁を毎日飲むと体に悪いから飲まない方がいいと言われる理由
  • 味噌汁のメリットデメリット
  • 味噌汁の塩分を少なくする方法

についてまとめました。

味噌汁について詳しく知れば不安な気持ちも軽くなりますよ♪

是非参考にしてくださいね。

目次

味噌汁を毎日飲むと体に悪い・飲みすぎだから飲まない方がいい?

「味噌汁を毎日飲むと体に悪いから飲まない方がいい」と耳にすることがあります。

本当に味噌汁を毎日飲むと飲みすぎになって体に悪いのでしょうか?

味噌汁を毎日飲んでも飲みすぎではないし、体に悪いことはありませんよ!

むしろ味噌汁は体にいい影響を与える食べ物です。

味噌汁が体に悪いと言われる理由は、塩分の摂りすぎを心配してのことなんですよ。

具体的に味噌汁の塩分量をみてみましょう。

味噌汁は塩分量がデメリット

味噌汁1杯に含まれる塩分量は約1.5gです。

推奨されている1日あたりの塩分摂取量は

  • 男性7.5g
  • 女性6.5g

味噌汁1杯で1日分の塩分量の約20%を摂ることになりますね。

確かに1杯で20%摂ってしまうと考えると味噌汁には塩分が多い気がします。

味噌汁のデメリットは塩分量の多さなんですね。

でも、同じ汁物でコーンスープやコンソメスープと比べてみると味噌汁の塩分は少ないんですよ!

コーンスープとコンソメスープ1杯に含まれる塩分量は約2.6g

味噌に含まれる栄養や、具材から摂れる栄養を考えると、味噌汁の方が塩分も少なく栄養価が高いですね。

味噌汁1杯で約1.5gの塩分を摂取することがわかりましたが、毎食味噌汁を飲む方もいますよね。

味噌汁3杯で1日の塩分量の約70%摂ってしまうことになります。

1日に味噌汁3杯は飲みすぎなのでしょうか?

味噌汁を3食毎日は飲みすぎで危険?

味噌汁は毎日3食飲んでも飲みすぎではないですよ。

味噌汁で摂る塩分は他の食材で同じ量の塩分を摂るのに比べて30%減塩される効果があるからです。

魔法のような効果ですよね♪

しかも30%の減塩って大きいです!

この魔法のような効果については詳しくまとめていますので、このまま読み進めてくださいね♪

下で詳しく紹介しますが、味噌汁にはメリットがたくさんあるので飲みすぎを心配するより上手に食事に取り入れたいですね!

ところで、塩分の摂り過ぎはよくないというのは誰もが知ってることだと思いますが、具体的にどんな危険があるのでしょう?

高血圧

塩分を摂りすぎると、血液中のナトリウム(塩分)濃度を元に戻そうとして水分を体に取り込みます。

そのため、血液量が増えて血管の圧力が高くなり高血圧になります。

脳血管障害や心血管疾患

高血圧が続くと、動脈硬化を原因とした脳卒中や心臓病になるリスクが高くなります。

腎臓病

塩分の摂りすぎはナトリウムを排泄する腎臓に負担をかけ腎臓病になるリスクが高くなります。

塩分を摂りすぎると命に直結する病気になるリスクが高まるなんて怖いですね。

減塩を心がけたいです!

塩分の摂り過ぎは確かに体に悪いですよね。

でも味噌汁には体にいいメリットがあります!

味噌汁を控えるのではなく、他の食事に含まれる塩分を意識して減らすことが理想です♪

味噌汁を毎日飲むと体にいい!メリットとは

メリットの画像

味噌は医者いらず」という言葉を聞いたことありますか?

文字通り、味噌を食べると味噌の栄養が体にいい影響を与えて病気にならない

という意味です。

味噌汁を毎日飲むことで得られるメリットを詳しくみてみましょう♪

便秘解消で痩せるかも

発酵食品である味噌には乳酸菌や酵母が含まれています。

腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える効果がありますよ。

その結果便秘解消になるんです!

最近、腸活という言葉をよく耳にしますよね。

味噌汁は発酵食品なので腸活に適した食べ物ですよ!

味噌汁を飲んで腸活すると、体に余計な脂肪を溜め込みにくくする指令が腸から出されます。

そのため、痩せやすい体に変化していくんですよ♪

味噌汁効果で痩せるかも。

美肌効果

女性の方は特に気なる美肌効果

サプリ並みの効果が味噌汁には期待できますよ♪

しみ、そばかす予防

味噌には「遊離リノール酸」という成分が含まれています。

この成分はメラニン合成を抑える効果があるので、シミやそばかすが予防できるんです。

アンチエイジング

発酵食品である味噌は抗酸化作用が期待できますよ。

抗酸化作用とは簡単に言うと老化防止のことです。

味噌にはアンチエイジング効果が得られるので美肌効果に繋がりますね。

女性ホルモンの補充

味噌の原料は大豆です。

大豆にはイソフラボンがたくさん含まれていますよ。

イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」の効果を補う働きがあるんです♪

女性ホルモンを補うことで得られる効果

  • 肌のハリ
  • 髪のツヤ
  • 生理不順解消
  • 不眠解消
  • イライラの解消
  • 冷え性の予防
  • 骨粗しょう症の予防
  • 更年期障害の予防

味噌を簡単に取り入れることができる味噌汁美肌効果に最適な食べ物ですね♪

病気予防

発酵食品は体に良い!のは何となく聞いたことありますよね。

味噌汁はもちろん発酵食品の仲間。

こんな病気予防の効果が期待出来ちゃいます!

胃がん、乳がん予防

一般的に塩分は胃に良くないと言われています。

しかし、味噌汁を飲むことで胃がんや乳がんにかかりにくくなるという研究結果があるんですよ。

生活習慣病予防

味噌の原料である大豆にはレシチン、サポニンという成分が含まれています。

この成分は血糖値の上昇を抑えてコレステロールを低下させる働きがありますよ。

  • 血糖値上昇の抑制は糖尿病予防
  • コレステロール低下は動脈硬化や脳梗塞・心筋梗塞の予防

睡眠改善

味噌に含まれているトリプトファン睡眠を促す性質があります。

トリプトファンは体内で作ることができないので、食事で摂るしかないんです。

味噌汁を飲めば快眠できそうですね♪

二日酔い、肝機能改善

味噌の原料の大豆にはレシチンが含まれています。

レシチンの作用により、肝臓に蓄積された脂肪を分解するんです。

二日酔いや脂肪肝、肝機能障害を改善することができますよ。

病気予防のメリットもたくさんある味噌汁ですが、高血圧の方が飲むのは体に悪いんでしょうか?

高血圧でも味噌汁を飲んで大丈夫

高血圧の方は塩分を気にして味噌汁を飲めないと思いがちですが、そこまで気にしなくても大丈夫かも!

味噌汁は、血圧を上げるどころか血圧を下げる働きがあることが近年の研究結果で分かってきているんです。

詳しくはコチラ

味噌汁の味噌には

  • 大豆由来の血圧を下げる成分
  • 米麹由来の腎臓から食塩を排出する成分

があり、味噌汁には摂取した塩分を体に取り込みにくくする「塩分キャンセル」効果があるんだとか。

参考記事:味噌汁を飲むと、血圧が下がって、若返るってホント?

そのため、味噌汁で摂る塩分は他の食材で同じ量の塩分を摂るのと比べて30%減塩される効果があるとも言われていますよ。

さらに、具材を工夫することでも血圧を下げる効果が得られますよね。

高血圧の方も、塩分量を気にして味噌汁を飲まない方がいいなんて思わずに、上手に味噌汁を食事に取り入れたいですね。

もちろん、治療中の方は味噌汁を飲む量や回数は医師の指示に従ってください。

ここまで、味噌汁が体に与える良い影響・メリットを紹介しました。

女性に嬉しい美肌効果もあって、酒飲みの私に嬉しい肝機能改善効果まであります♪

ちなみに私はオルニチンをたくさん含んだしじみの味噌汁がかかせません!

二日酔い後に効果抜群です♪

味噌汁の塩分を少なくする方法

唐辛子のかかった味噌汁の画像

味噌汁にはたくさんメリットがありましたね!

更に味噌汁の塩分を少なくする方法を知っておけば安心して毎日味噌汁を飲めますよ。

味噌汁が体に悪いなんて言わせません!

おすすめの味噌汁の塩分を少なくする方法を紹介します♪

手作りだしで減塩

手作りのだしは市販の物に比べ塩分が少なく無添加なので健康的です♪

<準備するもの>

  • かつおぶし
  • 昆布
  • にぼし
  • 干しシイタケ
  • 桜エビ
  • 種類ごとにフードプロセッサーかミルミキサーで粉砕する
  • 粉々にするとえぐみや苦みが出るので少し形を残す
  • ②をだしパックに入れ、ジップロックに入れて保存する

保存方法は冷蔵庫で1か月冷凍庫で2~3カ月保存できます。

作り方も簡単だし、何より無添加の手作りだしは美味しいんです!

それぞれの粉末だしを単独使用でもいいし、組み合わせてアレンジしても美味しいです♪

だしを効かせ、味噌の量を減らす

風味やうま味を感じると塩味が少なくても満足感が得られますよ。

味噌の量を減らすために、市販の顆粒だしを多く使うのは逆に塩分を上げてしまいます。

先ほど紹介した手作りだしが作れたら一番理想ですが・・・

忙しくて時間がない!という方もいますよね。

最近では、市販の顆粒だしでも減塩タイプが売られているのでそちらを活用すると手軽に塩分が減らせます。

ただ、減塩タイプの物は通常の物より少し値が張るんですよね・・・

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顆粒だしは味噌汁以外にも和食料理全般に使いますから、顆粒だしをまず減塩タイプに替えるのはおすすめです。

味噌にも減塩タイプが売られていますよね。

もちろん味噌を減塩タイプに替えることはおすすめですが、まだ味噌が残っている・・・

そんな時は今使っている味噌の量を調整してみてください♪

味噌の目安量

  • 通常1杯分の味噌汁に大さじ1(約15g)を使いますが、それを小さじ2強(約11~12g)に抑えてください!
  • 15~25%減塩することになりますよ!

減塩味噌と同じくらい減塩できたら嬉しいですよね♪

風味をプラスし満足感アップ

味噌を減らして作った味噌汁でも風味をプラスすれば満足感がアップしますよ。

酸味をプラス

  • レモン汁
  • ゆず果汁

香りをプラス

  • 大葉
  • みょうが
  • ねぎ
  • ゆず
  • 山椒

辛みをプラス

  • 一味唐辛子
  • 七味唐辛子

唐辛子もいろいろな種類の唐辛子がありますよね♪

いくつか用意しておいて日によって変えるのも楽しそう!

カリウムを含む具材で工夫する

カリウムには体内の余分なナトリウム(塩分)や水分を排出する働きがあります。

カリウムを多く含む具材で味噌汁を作ることで、血圧を下げる効果が期待できるんです!

カリウムを多く含む具材

  • さといも
  • じゃがいも
  • ほうれん草
  • わかめ
  • キノコ類

味噌汁の具材を工夫することで、体内に取り込まれる塩分を減らすことができますよ。

塩分を少なくする方法を実践すれば、味噌汁が体に悪いなんて思わず安心して飲めますよね♪

味噌汁を毎日飲むと体に悪いと言われる理由まとめ

味噌汁を毎日飲むと塩分の摂りすぎで体に悪いし危険だと言われることがあります。

でも味噌汁は毎食飲んでも飲みすぎではないんですよ。

味噌汁1杯の塩分は1日の塩分摂取目安の約20%と数字でみると摂りすぎのように感じますよね。

でも、味噌汁には摂取した塩分を体に取り込みにくくする「塩分キャンセル」効果があるんです!

味噌汁は具材を工夫すれば血圧を上げるどころか血圧を下げる働きがあります。

味噌汁を毎日飲むことで体にいいメリットがたくさん!

味噌汁は体に悪いから飲まない方がいいのではなく、上手に食事に取り入れたい食べ物なんです。

塩分を減らす工夫についても紹介してますので是非参考にしてくださいね♪

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