多くの人が、1度は利用したことがある大人気のマック。
中でもマックシェイクは小さい子供から大人まで、人気の商品ですよね。
しかしそのマックシェイクの原材料が油だという噂があるのです!
原材料が油だなんて、体に悪いんじゃないの?
小さいお子様も飲むことがあるマックシェイク。
「子どもに飲ませてもいいのだろうか?」と、この噂はとても心配ですよね。
この記事では、
- マックシェイクの原材料は油なのか?
- マックシェイクは体に悪いのか?
について詳しくご紹介していきます!
マックシェイクは油が原材料って本当?
子供から大人まで大人気のマックシェイク。
アイスのような味わいだけど、原材料が油だなんて本当?
あの爽やかな味わいからは、油を感じませんよね。
本当にマックシェイクの原材料は油なのか、詳しく調べてみましょう。
マックシェイクは油でできているという噂が!
マックシェイクの原材料は油だという噂は実際にネット上で話題となっています。
マックシェイクって油と水と砂糖で出来てるって聞いてからシェイク飲めないw
— 省吾 (@LoveMiwa343443) June 22, 2017
マックのマックシェイクは油でできてるんだって!この先シェイクを飲むことができない私(・_・;)
— 밐 (@oneway_0726) June 10, 2011
飲み物なのに原材料が油ってどういうこと?
マックシェイクの原材料について、公式サイトではこのように表示されています。
主要原料:乳製品、乳加工品/日本、オーストラリア、ニュージーランド
最終加工国:日本
そしてアレルギー情報では乳にのみマークがついています。
油とは書いてないみたいだけど?
公式サイトには明記されていない原材料。
しかしマックに電話で問い合わせて聞いたという情報が!
その情報によると…
- 水飴
- 砂糖
- 乳製品
- 乳加工品
- 植物油脂
- デキストリン
- 食塩
- 香料
- 安定剤
- 乳化剤
- リン酸塩
成分としては、市販のアイスによく似た構成となっています。
「植物油脂」というのが「油でできている」という噂の根源?
どんな油が入っている?
植物油脂とは一体どんな油なのでしょうか?
- 植物油脂とは?
-
植物の実や種から採取できる油を、総称して「植物油脂」と呼びます。
植物油脂は幅広く使われる総称です。
植物油脂と表記することができる油は数多くあります。
- 食用なたね油
- 食用ぶどう油
- 食用大豆油
- 食用ひまわり油
- 食用とうもろこし油・・・など
植物油脂という表記だけじゃ、どの油かわからないんだね。
マックシェイクには「油」ではなく「植物油脂」が含まれていることが判明!
しかし、マックシェイクに入っている植物油脂がどの種類かまでは分かりませんでした。
マックシェイクは原材料からすると体に悪い?
公式サイトに明記はされていないものの、マックシェイクの原材料が判明しましたね。
でもマックシェイクは体に悪いのでしょうか?
マックシェイクの原材料を詳しくみて、体に悪いのか調査していきましょう。
原材料
原材料はマックの公式サイトで明記していませんが、上記でご紹介したものとして話を進めていきますね。
- 水飴
- 砂糖
- 乳製品
- 乳加工品
- 植物油脂
- デキストリン
- 食塩
- 香料
- 安定剤
- 乳化剤
- リン酸塩
ほとんどがなんとなく目にしたことがある原材料になりますね。
でもデキストリンてなに?
聞き馴染みのない「デキストリン」を詳しくご紹介します。
- いも類やとうもろこしなどの澱粉を分解したもの。
- 食品添加物ではなく、一般食品。
〜役割〜
- 適度な粘度を与える。
- 分離を防ぐ。
- 食品の形状を保つ。
- 粉末のサラサラ状態を保つ。
でも体に悪いというイメージの添加物はマックシェイクに入っているのでしょうか?
添加物はどんなものが入っている?
マックシェイクには添加物としてこの4種類が使われていました。
- 香料
- 安定剤
- 乳化剤
- リン酸塩
では、この添加物がどんな役割を果たすものなのか、調べてみました。
- 香料
-
- 揮発性の液体。
- 動植物及び動植物から得るタイプと、香気を有する化合物のタイプがある。
- 食品などに香気を与えることを目的としている。
- 花などから採られる「天然香料」と人工的に作られた「合成香料」がある。
- 食品加工の途中で失われた香りを補う役割がある。
- 安定剤
-
- 商品の粘性を高めて、成分を安定・均一にする役割。
- 少量で高い粘性があるものは「増粘剤」。
- 液体をゼリー状に固めるものは「ゲル化剤」。
アイスクリームに使われる安定剤は、カルボキシメチルセルロースナトリウムが多い。
カルボキシメチルセルロースナトリウムとは- 食物繊維の成分であるセルロース。
- そのセルロースを、水酸化ナトリウムでなどで処理して作られるもの。
- 水に溶けやすい。
- 粘性、安定性がある。
- 乳化剤
-
- 水と油のような、本来合わさらないものの間で働くもの。
- 均一な状態を作る作用がある。
アイスクリームに使われる乳化剤は、レシチンが多い。
レシチンとは- 植物レシチンと卵黄レシチンがある。
- アブラナやダイズの種子や、卵黄から抽出されたもの。
- レシチンを主な成分としたリン脂質。
- 乳化・分散・湿潤といった作用がある。
- 油はね防止効果もある。
- リン酸塩
-
- 食品を乳化(合わさらないものを混ぜ合わせる)作用があるもの。
- 原料と原料をうまくくっつける粘着効果もある。
- 食品中のpHを調整し、品質維持・保存性を高める効果もある。
- 練り製品やプロセスチーズなどに多用される。
マックシェイクには、以上のような添加物が入っていました。
どの添加物も美味しく安全に食べるための役割があるんだね。
油にトランス脂肪酸?
では、マックシェイクに使われている「油」の植物油脂は体に悪いものなのでしょうか?
マックシェイクに使われている「植物油脂」には「トランス脂肪酸」が含まれています。
- トランス脂肪酸とは?
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- なたね油や大豆油などを加工する時に添加する水素によって発生するもの。
- 血中コレステロールを増加させ、心臓病のリスクを高めてしまうという報告がある。
- 狭心症や心筋梗塞のリスクを高める疑いもある。
- 過剰摂取は肥満にもつながる。
油に含まれる成分が体に悪いんだね!
トランス脂肪酸はあまり摂取しない方がいいものだとされています。
じゃあ取りすぎないようにはどうしたらいいの?
トランス脂肪酸の過剰摂取を防ぐには4つのポイントがあります。
- 工業的なトランス脂肪酸の摂取に気を付ける。
→植物油脂や、マーガリン、ショートニングを使用した食品を控える。 - 多価不飽和脂肪酸を摂る。
→魚やナッツに多く含まれる体に良い脂質。 - 食物繊維を多く摂取する。
→脂質や糖質、ナトリウムなどを体外に排出する作用がある。
コレステロールを下げる効果も期待できる。
野菜・きのこ・芋・豆・海藻・穀類に多く含まれている。 - 調理法を変える。
→油を多用する揚げ物や炒め物を控える。
茹でる・蒸す・煮るなどの調理法に変える。
マックシェイクにはどの量の植物油脂が使われているのか分からない!
なので、過剰摂取には気をつけたいところですね!
体に悪い「植物油脂」や「添加物」の摂取量に注意することが大切!
マックシェイクはどうやって作ってる?
様々な原材料からできていることが分かったマックシェイク。
ではその原材料を使って、どのように作られているのでしょうか?
しかし原材料から見るに、アイスクリームととてもよく似ている、と言えます。
マックシェイクを再現できるレシピをいくつかご紹介♪
マックシェイク再現レシピ①
材料:バニラアイス、牛乳
- バニラアイス100g、牛乳50ccを用意する。
- チャック付きのビニール袋に入れて混ぜ合わせて完成。
マックシェイク再現レシピ②
材料:生クリーム100cc、砂糖50g、牛乳200cc、バニラエッセンス3滴
- 生クリームに砂糖を加えて、ツノが立つまで泡立てる。
- 冷えた牛乳150ccとバニラエッセンスを混ぜる。
- チャック付きのビニール袋に入れて冷凍庫で1時間程度冷やす。
→少し柔らかい状態になるまで固める。 - 牛乳50ccを加えて揉み、完成。
少ない材料で家で楽しむこともできそう!
マックシェイクの原材料は油?体に悪いのかまとめ
この記事では、マックシェイクの原材料は油なのか?体に悪いのかを詳しく調査してみました。
マックシェイクの原材料には、油が使われているという噂は本当。
「植物油脂」という油が使用されていることが分かりましたね。
そしてこの「植物油脂」に含まれている「トランス脂肪酸」が体に悪いことも分かりました!
しかし、この植物油脂や添加物は、他の食品にも使われているものです。
これらを口にする上で大切なのは、摂取量。
過剰摂取には気をつけつつ、これからも美味しくマックシェイクを楽しみたいですね!