離乳食も進んできて、そろそろだしで風味付けをしていこうかな?
と思い、離乳食で使うだしを悩んでいるママさんやパパさんは多いと思います。
赤ちゃんが口にするものは素材にこだわったものを与えたいと思いますよね。
そして楽に美味しい離乳食を作りたいと思われるはず!
私も過去に出産の内祝いで頂いたことがあり、料理に使うとだしの風味の良さに驚きました!
安心感がありますし、離乳食にいつから活用できるのか気になりますよね。
今回は茅乃舎のだしは離乳食でいつから使える?薄めるなら使ってもOK?について
原材料や塩分量、アレルギーに着目しながら解説していきます。
私も子供に離乳食を作っていたママなので経験談も交えながらお伝えしますね!
茅乃舎のだしを使った離乳食活用レシピも紹介しますのでぜひ参考にしてください♪
茅乃舎のだしは離乳食だといつから使える?
離乳食は基本的に塩分を使用せず、素材の旨みだけで作るのが一般的!
赤ちゃんにとっては離乳食を食べてくれないけど、ほんのり風味付けをすれば食べてくれる場合も多いです。
私の息子は基本的になんでパクパク食べてくれましたが、だしの風味をつけると食いつきがさらに良かったのを思い出します笑
大人も美味しい茅乃舎のだしは離乳食だといつから使えるのか紹介していきますね。
茅乃舎のだしは離乳食用の商品ではない
茅乃舎だしは離乳食対応の商品ではありません。
安心感のある茅乃舎のだしを離乳食に使えたら大人も一緒に美味しく食べられるし便利ですよね。
ですが、パッケージや公式でも離乳食には使えるという記載がありません。
離乳食に使っても大丈夫なの?と気になったので、茅乃舎のだしを販売している久原本家さんに問い合わせてみました。
小さなお子様は成長の度合いに特に個体差が大きいので、離乳食の段階やお子様の健康状態に合わせて使用してください!
と回答をいただきました。
いつから使うのかなどは赤ちゃんによって違うので、こちらで判断することが必要です。
茅野だしを使うなら離乳食完期以降がおすすめ
動物性だしは中期から使えますが、塩分やアレルギーの観点から使用は完了期以降で。
離乳初期(5ヶ月〜6ヶ月)で使えるだしは、昆布だしや野菜からとった植物性のだし。
ですので中期から使用できる!と思いますが、チェックすべきポイントはそれだけではないんです。
茅乃舎のだしは元々大人用。
当然塩分を含んでいますし、アレルギーも気になりますよね!
離乳食には「茅乃舎減塩だし」
定番の茅乃舎のだし・野菜だしには減塩タイプが販売されています!
だしはできるだけ下味がついてない方が赤ちゃんには優しいですよね。
こちらも問い合わせた際に、定番は味がついているので減塩タイプの使用がおすすめと回答をいただきました。
ただ、減塩の野菜だしには少量のにんにくが含まれています。
にんにくやセロリなどの香味野菜を使用していて刺激が強く、お子様によっては内臓に負担がかかることがあるそう。
茅乃舎のだし・野菜だしの原材料は?
茅乃舎のだしは国産材料を使用し、化学調味料・保存料無添加となっています。
一見安心して使えそうだと思いますが、茅乃舎だし・野菜だしの原材料を確認していきましょう!
風味原料[かつお節(国内製造)、いわし煮干しエキスパウダー、焼きあご、うるめいわし節、昆布]、でん粉分解物、酵母エキス、食塩、粉末しょうゆ、発酵調味料、(一部に小麦・大豆を含む)
風味原料[かつお節(国内製造)、いわし煮干しエキスパウダー、焼きあご、うるめいわし節、昆布]、でん粉分解物、酵母エキス、発酵調味料、(一部に小麦・大豆を含む)
野菜チップ[玉ねぎ(国産)、にんにく、人参]、食塩、酵母エキス、野菜エキスパウダー(玉ねぎ、セロリ、キャベツ)、でん粉分解物、にんにくパウダー
減塩野菜だしは原材料同じ(食塩量はでん粉分解物の次)
原材料を確認してみると意外といろんなものが入っていることがわかります。
酵母エキスやでん粉分解物、発酵調味料は食品添加物なんじゃ…?
この3つはどんな食品なのか紹介しますね!
酵母を原料とした食品。
使われている食品はビールやパン、ワインなど!
私たちに身近な日本酒や味噌、醤油の製造にも使われています。
茅乃舎だしにはパン酵母を培養して成分を抽出して使用していますよ。
芋やとうもろこしのでん粉を分解したもの。
デキストリンとも呼ばれます。
茅野だしではキャッサバ粉(タピオカの原料)を使用していて、原材料同士固まらないよう品質を安定化させているようです。
旨味成分!
大豆や小麦を発酵して作られています。
国産素材の他に酵母エキス・でん粉分解物・発酵調味料が入っていますが添加物ではないので安心できますね!
塩分量はどれくらい?
原材料は安心して使えるものが入っていることがわかりました。
赤ちゃんに与えるものとして気になるのは塩分量ですよね!
茅乃舎だし・野菜だし・減塩茅乃舎だしそれぞれの塩分量を確認していきましょう!
茅乃舎だし | 野菜だし | 減塩野菜だし | 減塩茅乃舎だし |
1.06g | 2.24g | 0.93g | 0.49g |
塩分を確認すると茅乃舎だしは塩分が結構入っていることがわかります。
離乳食に1食に使用しても良い塩分量はどれくらいなのか確認していきましょう!
9ヶ月未満(初期〜中期) | 使用を控えた方がいい |
9ヶ月〜(後期) | 少々(0.5g程度) |
1歳〜(完了期) | 0.4〜0.6g |
茅乃舎だしを1食あたり50ml使うとしての塩分量は?
茅乃舎だし | 野菜だし | 減塩野菜だし | 減塩茅乃舎だし |
約0.13g | 約0.28g | 約0.11g | 0.06g |
確認してみると、塩分量の摂りすぎにはならないかな?と思いますね。
ですが、味噌汁や他の調味料と組み合わせると塩分量は増えるので気をつけながら取り入れたいところ。
離乳食以外でも母乳やミルクにも塩分が含まれているので、基本的に離乳食は塩分を控えるのが良さそうです。
アレルギーに注意!
茅乃舎だしに含まれるアレルギーは小麦と大豆です。
離乳食に使うなら、アレルギーも要チェック!
特定原材料7品目 | 乳・卵・小麦・そば・落花生・えび・かに |
特定原材料に準ずる20品目 | あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・松茸・もも・やまいも・りんご・ゼラチン・バナナ・ごま・カシューナッツ |
茅乃舎のだしには原材料の発酵調味料の成分に小麦と大豆を使用。
野菜だしにはアレルギーが含まれていませんが、同じ工場で小麦を含む商品を製造しています。
アレルギー反応は、離乳食を進める上で緊張しますよね。
私も新しい食材を与えるたびにドキドキしていました!
特に卵はいつから与えようか悩みましたね…!
アレルギーには即時に反応が起きる「アナフィラキーショック」と遅れて反応が起きるものがあります。
小麦と大豆のアレルギーの疑いがある赤ちゃんには使わないようにしてくださいね。
茅乃舎のだしを薄めるなら離乳食に使ってもOK?
赤ちゃんの離乳食の段階によって湯冷しで薄めると使えると思います。
離乳食が進んでくると毎回赤ちゃんの分だけ作るのは大変に感じてきますよね。
大人の料理から取り分けて離乳食用に薄めるという場合が増えてくると思います。
私自身も中期〜後期にかけてとりわけする機会が増えてきて離乳食作りが少し楽になりましたよ!
茅乃舎のだしも薄めるなら離乳食に使うことができるのかな?
一般的に大人のとりわけで離乳食を与える場合は9〜11ヶ月の後期以降で、湯冷しで4倍程度薄めて使いますよ♪
できれば減塩の茅乃舎のだしで薄めるのが安心ですね。
うすーくなってしまいますが、茅乃舎のだしは風味だけで十分うまみを感じられる美味しいだしです!
併せて注意点もお伝えしますね。
薄めることで塩分やアレルゲンが無くなる事はない
薄めると塩分濃度は下がりますが、アレルゲンは無くなりませんので注意が必要!
なので薄めることで使用することはできますが、やはり気になる塩分は残ります。
またアレルゲンは薄めるとしても無くなることはありません。
小麦・大豆のアレルギーの疑いがある場合は薄めるにしても使わないようにしてくださいね!
茅乃舎のだしを使った離乳食活用レシピ
茅乃舎だしは沸騰したお湯で2〜3分煮出すだけであっという間に本格的なだしを作ることができます。
400mlのお湯で煮出した後、湯冷しで赤ちゃんの成長に合わせて湯冷しで薄めるのが良いと思います!
一からだしをとるのはなかなか面倒なので、楽に美味しいだしをとれるのは嬉しいですよね♪
旨味たっぷりで、冷凍保存も効くので使いたい時に欲しい分だけ解凍して使えますよ!
私自身の経験談ですが、離乳食を冷凍しておくと面倒だと感じるハードルがぐんと下がりますのでおすすめ♪
茅乃舎のだしを使った離乳食活用レシピをご紹介していきますね!
味噌汁
- 茅乃舎のだし:50ml
- 味噌:1g(ティースプーン先にちょん位)
- 豆腐や好きな野菜
定番の味噌汁はだしの風味を十分活かせるので赤ちゃんも食べやすいと思います!
くたくたに煮た野菜は豆腐などを入れて、栄養をつけてあげると良いですね。
味噌汁は水分補給にも繋がりますし、離乳食におすすめです♪
スープ
- 茅乃舎のだし:50ml
- 好きな具材
シンプルにおだしだけを味わうレシピです。
食いつきが良ければ、お好きな具材(野菜や鶏ひき肉など)を入れて具入りスープにしても!
片栗粉でとろみをつけてあげるとより食べやすくなるのでおすすめです。
また離乳食が進んでいる赤ちゃんならおうどんを入れるアレンジにも活用できますよ♪
雑炊
- 茅乃舎のだし:50ml
- 赤ちゃんに合わせたお粥:70〜80g
- 好きな具材
野菜はあらかじめ柔らかく煮て食べやすい大きさに刻んでおきます。
小鍋に一緒に入れて一煮立ちしたらできるので簡単ですよ。
いつものお粥にだしの旨みをプラスするだけで赤ちゃんの食いつきも良くなるかも?
私は、息子が離乳食中期ごろによくおだしや細かく刻んだ野菜を入れて食べさせていました!
あまりお粥は食べない…という赤ちゃんにこそ試して欲しいなと思います!
そぼろあんかけ
- 茅乃舎のだし:50ml
- 鶏ひき肉:10〜15g
- 醤油:1〜2滴くらい(なくても)
- 水溶き片栗粉
鶏肉はあらかじめ下茹でしておいて、小鍋でだしと合わせて水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成します!
用途は様々!茹でたかぼちゃや大根などの野菜にかけたり、お粥にかけたり♪
野菜を刻んでそぼろに入れてしまうのもありですね!
多めに作って冷凍しておくととても重宝するのでおすすめですよ。
茅乃舎のだしと鶏肉の旨みが詰まっているのでお醤油はなくても美味しいと思いますので、赤ちゃんの成長に合わせて♪
茅乃舎だしは離乳食だと完了期以降がおすすめ!活用レシピまとめ
今回は茅乃舎のだしは離乳食で使うならいつから?をメインに紹介していきました。
ですが、久原本家さんに問い合わせてみると…
赤ちゃんの成長段階や健康状態に合わせて使用はできます!
と回答をいただきました。
ママだけの判断に迷ったら保健所やかかりつけ医に確認の上で使用する判断をしてください!
とのことなのでいつから与えようか迷った時などは専門家に聞くのが安心!
塩分のとりすぎにはなりませんが、与える量には気をつけなくてはいけません。
野菜だしにも減塩タイプがありますが、
にんにくやセロリが入っていて内臓に負担になる可能性があるのであまりおすすめしません。
使う場合は赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせて湯冷しで薄めるのが良いと思います!
初期や中期は特に素材の味に慣れつつ、アレルギーにも慎重になりたいところ。
アレルギーの疑いがある赤ちゃんに使用するのは避けたいですね!
茅乃舎のだしは旨みたっぷりで大人が食べてもだしの美味しさにびっくりするほど!
私もいつもの味噌汁の風味がグレードアップしてテンションが上がったのを思い出します。笑
茅乃舎のだしも活用しながら赤ちゃんと楽しい離乳食時間を過ごしてくださいね♪