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ゼラチンが固まる時間は?早く冷凍庫で固めるコツと固まらない原因も解説

ゼラチンが固まる時間は?早く冷凍庫で固めるコツと固まらない原因も解説
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プリンやゼリーなど、プルプルの食感を出すのに欠かせないゼラチン

ゼラチンがなかなか固まらなくて困った!という経験はありませんか?

ゼラチンが固まる時間はどれくらい?早く固まる方法はある?

  • ゼラチンが固まる時間はどれくらい?
  • ゼラチンを早く固める方法!ゼラチンの固まる量は?
  • ゼラチンが固まらない時の対処法!冷凍庫に入れても大丈夫?

を解説していきます!

ゼラチンを使ったお菓子作りも、コツを掴めば失敗なくできちゃいますよ♪

目次

ゼラチンが固まる時間はどのくらい?

ゼリーをスプーンですくっている写真

まず気になるのが、ゼラチンが固まるまでの時間ですよね?

常温でも固まるのでしょうか?

冷蔵、冷凍した場合の固まる時間もそれぞれ詳しく紹介していきます!

常温

ゼラチンは常温では固まりません!

ゼラチンが固まる温度は15℃~20℃です。

思ったより高い温度で固まると思いませんか?

ちなみに常温は厚生労働省が定めている通則として、15~25度となっています。

参考:厚生労働省

となると、冬や寒い地域であれば常温でいけそうな気がしますね!

でも一定の温度を保ち時間をかけて固まらせる必要があるので、冷蔵庫などに入れて固めてください。

一度固まったゼラチンも、常温に戻すと溶けてしまいます!

冷蔵庫

冷蔵庫に入れると、ゼリーやムースなら2時間プリンなら3時間程で固まります。

冷蔵庫に入れる前に人肌程度まで粗熱を取りましょう!

熱々の状態だとなかなか温度が下がらず、固まるまでに時間もかかってしまいます。

冷蔵庫に入れている他の食品にも悪影響ですよね。

ゼリーは8℃で固まらせるのが最もおいしくできますよ♪

更に次の3つのポイントを押さえておけば、冷蔵庫でしっかり固まりますよ♪

  • 一度入れたら、固まるまで冷蔵庫は開けない
  • 金属製の容器に入れて冷やす
  • 浅めの容器に入れる

なかなか固まらず子供に催促されることを思えば専用の容器を買うのもいいかも♪

冷凍庫

冷凍庫に入れると、ゼリー、ムースなら1時間プリンなら1.5時間程で固まります。

固める時間を短くしたいなら、冷凍庫に入れても大丈夫ですよ♪

冷凍庫なら冷蔵庫の約半分の時間で固めることができちゃう!

ただ、入れたことを忘れて凍らせちゃった!ということにならないように注意が必要です。

冷凍庫に入れて30分くらい経ったら、10分ごとに確認するようにしましょう!

でもうっかり凍らせてシャーベット状になってしまっても、別の美味しい食べ物になるようです♪

一度凍ってしまったゼラチンは、プルプルの食感には戻らないので気を付けてください!

ゼラチンが固まる時間を早くするコツ

ババロアの上にイチゴが乗っている写真

時間がない!ゼラチンが早く固まる方法はないの?

  • デザートまでに間に合わない!
  • 子供が待ちきれない!

といった状況ありませんか?

なかなか固まらなくて、焦ってしまいますよね。

ゼラチンが固まる時間を早くする方法をお伝えします♪

ゼラチンの量を増やす

ゼラチンの量を増やすと固まりやすくなるので固まる量を調整しましょう!

粉ゼラチン(1袋5g)を追加で一袋入れてみることをおススメします。

ゼラチンの追加方法
  • 固まらなかった生地を鍋に戻し、火にかける
  • 追加でふやかしたゼラチンを加えて混ぜる

ゼラチンを追加すると、ゼラチンのニオイが強くなることがあります。

入れすぎると固くなるので、調整しながら量を増やしましょう。

ゼラチンが多いと、サクサクとした食感になります。

プルプルとした食感を残したい!という人は次の方法を試してみてください♪

生地を冷やす

ゼリーなどの生地を冷やしてから容器に入れると固まる時間が早くなります!

生地を冷やす方法はコチラ

  • 容器を、あらかじめ冷やしておく
  • ゼリーなどの生地を、氷水の入ったボールで冷やす
  • とろみが出てきたら、容器に移して固める

更に生地を冷やすポイント!

ここまでやれば、バッチリ固まるはずです♪

それでも固まらない・・・という方は他に問題があるのかもしれません。

原因を考えていきましょう!

ゼラチンが固まらない理由と対処法

ゼラチンの粉とキウイとパイナップルの写真

時間が経っても、なかなか固まらないのはなぜ?

レシピ通りにやってるはずなのに、固まらなくて困っていませんか?

ここからは、ゼラチンが上手く固まらない時の対処法を解説していきます!

水分はゼラチンが固まる量にする

ゼラチンを溶かすときの水は、ゼラチンの5~6倍が適量とされています。

基本的にはレシピ通りの量を使うようにしますが、固まりにくいと感じた時は水分が多いのかもしれません

固まる量を調整しながら、ゼラチンを増やしてみましょう。

完成後の食感も変化しますよ。

  • ゼラチン多めだと固めのサクサクとした食感
  • 少なめだと柔らかくプルプルとした口どけ

お好みに合わせて、量を調節してみてください♪

ゼラチンをしっかりふやかす

ゼラチンの溶け残りがあると凝固力が落ちるので、均一に溶かしきりましょう!

ゼラチンには、粉状板状のモノがあります。

それぞれの違いを見ていきましょう!

粉ゼラチン

1g単位で量れるので、量の調整がしやすく家庭でも使いやくなっています。

水に溶けるので、しっかり水に溶かしてから使います。

水の中に粉ゼラチンを振り入れて混ぜると、ダマにならず溶かすことができるので試してみてください♪

板ゼラチン

板状になっており、1枚ずつ重さが定量になっています。

20分程冷水で吸水させて、しっかり絞ってからお湯で溶かして使ってくださいね。

吸水時間が十分にできていないと、中までふやかせておらずお湯で溶かしきれないことがあります!

沸騰させるのはNG

ゼラチンは熱に弱いので、加熱しすぎると固まりにくくなってしまいます!

ゼラチンは50℃~60℃で溶けるので、弱火か湯せんでゆっくり溶かしてみてください。

ゼラチンはタンパク質でできているので、高温で溶かすとタンパク質が変容して固まりにくくなります。

アルコールはとばして使う

アルコールはゼラチンよりも先に水分と結びつくため、ゼラチンが固まりません。

ゼラチンよりもアルコールの方が水との親和性が高いのです。

アルコールの量が多かったり、度数が高いと水分とアルコールが先に結びついてしまいます。

アルコールを使う時は、アルコールをとばしてから混ぜるようにしましょう!

パイナップル、キウイ、イチジクはNG

パイナップル、キウイ、イチジクはタンパク質分解酵素が含まれているので、生のままだとゼラチンのタンパク質が分解されて固まりません。

加熱して分解酵素の動きを止めるか、缶詰を使うようにしましょう!

ゼラチンは、動物の骨や皮に含まれるコラーゲン由来のタンパク質からできています。

酸味の強いレモン、オレンジ、グレープフルーツもタンパク質の凝固作用を弱めるペクチンが含まれているので、ゼラチンが固まりにくくなります。

ゼラチンが固まる前に食べるのは大丈夫?

マシュマロが整列している写真

ゼラチンはコラーゲンなので、固まる前に食べても大丈夫です!

もしも固まらなくても、とろみのあるジュースや、ジュレとして楽しむこともできますよ♪

冷凍してシャーベットとして食べても美味しそうです。

美容のために、ゼラチンを飲み物に溶かして飲む人もいるようです!

ゼラチンは体内でアミノ酸に分解され、お肌のコラーゲン再合成の働きをしてくれます!

私もコーヒーに混ぜて飲んでみましたが、味の変化は感じませんでしたよ。

余ったゼラチンんで美容効果も期待できちゃうなんて素晴らしい!

ゼラチンはニオイがあるので、コーヒー1杯に袋半分(2.5g)がおススメです。

ゼラチンが固まる時間や早く固める方法まとめ

ここまで読んでいただければ、ゼラチンを使ったお菓子作りも大成功間違いなし!

最後にもう一度おさらいしましょう。

ゼラチンが固まる時間はどのくらい?

  • 冷蔵庫に入れると、ゼリーなら2時間、プリンなら3時間
  • 冷凍庫に入れると、ゼリーなら1時間、プリンなら1.5時間

ゼラチンが固まる時間を早くするコツ

  • ゼラチンの量を増やす
  • 生地と容器を冷やしてから固める

ゼラチンが固まらない時の対処法

  • 水分量が多いかも?ゼラチンの量を増やしましょう
  • ゼラチンをしっかりふやかす
  • 沸騰させない
  • アルコールはとばしてから混ぜる
  • 使うフルーツに注意!(固まりにくくなるフルーツがあります)

ゼラチンが固まらない!早く固まって欲しい!時はぜひ試してみてくださいね♪

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