ガトーショコラのレシピを見ていると、粗熱をとる工程がよく出てきますよね。
「粗熱をとる」ってどれくらい冷ましたらいいのだろう･･･？
と疑問に思ったことはありませんか？
今回はそんなあなたにガトーショコラの粗熱の取り方をはじめ
- ガトーショコラの粗熱を取る必要あるの？
- 正しい冷まし方や粗熱が取れる時間
- 粗熱をとってからどうすればいいの？
などガトーショコラの冷まし方をはじめ、作るときに覚えておきたい情報をたっぷり詰め込みました！
ぜひ読んでみてくださいね♪
ガトーショコラの冷まし方
まず、ガトーショコラの正しい冷まし方を解説しますね。
- 焼き上がったらケーキクーラーの上に型のまま乗せ、粗熱を取る。
- ケーキクーラーがない場合、魚焼きグリルで代用可能！
- 粗熱が取れたら、型のまま冷蔵庫に入れて冷やす。
型に入れたまま、冷ますのがポイント！
型から外す際崩れてしまった苦い経験、ありませんか？
わたしも先日、焼けた直後は綺麗だったのに崩してしまってテンションがた落ち･･･を経験しました。
ガトーショコラは油分が多いため、冷やす前に型から出すと崩れてしまうんですよね。
魚焼きグリル、本当にケーキクーラーとして優秀やった… pic.twitter.com/QvAxu4sxsG
— 林檎＠ヲトノエ (@shitone2416) May 31, 2020
ケーキクーラーがない場合、魚焼きグリルの上でも代用可能ですよ。
冷蔵庫で冷やして生地を硬くしてからのほうが、きれいに型をはずせますよ♪
切った際の断面も、冷蔵庫で冷やしてから切った方が綺麗に仕上がるので、ぜひ冷蔵庫で冷ましてから切ってみてくださいね！
ガトーショコラの粗熱を取る時間はどれくらいかかる？
ガトーショコラが焼けてから粗熱が取れるまでどれぐらい時間がかかるんでしょうか？
ていうか、粗熱ってなに？
そんなあなたに、ガトーショコラを焼いたときの粗熱について解説します♪
ガトーショコラの粗熱が取れる時間
ガトーショコラが完全に冷めるまで型にはめたまま常温で冷ましましょう。
型のサイズやレシピによって粗熱の取れる時間は多少変わりますが、
- 小さめの型なら1時間ぐらい
- 大きめの型なら2～3時間ぐらい
となりますよ♪
なぜ粗熱を取る必要があるの？
焼きたてのガトーショコラは、表面が膨らみ、中はチョコレートや油分で柔らかくなっています。
この、中の油分が柔らかい状態のまま型から外したり、切ったりすると崩れてしまうんです。
そのため、熱い状態では型をはずしたり切らないように気を付けましょう。
泡熱をとり、冷ますことで型から外しやすくなり、型に敷いたクッキングシートなども剥がしやすくなりますよ。
焼き立てのガトーショコラは常温で粗熱を取ったほうが、チョコレートの風味をキープするのにも適しているんです！
ガトーショコラを夜に焼いて、朝まで常温で置いておけば、次の日にはしっとり美味しく仕上がりますよ♪
ガトーショコラの正しい粗熱の取り方
焼きたてガトーショコラの粗熱を取ることで、崩れにくくなること、より一層おいしくなることがわかりました♪
では、粗熱はどのようにとればいいのかを、詳しく解説していきますね。
ガトーショコラを型から外すタイミングは？
基本的には、熱いままでも大丈夫です。
しかし、焼き上がり直後だと生地自体がまだ柔らかいため、崩れやすいのです。
そのため、粗熱を取ってからだときれいに外れやすいですよ♪
ガトーショコラが焼きあがったら、すぐにオーブンから取りだしてくださいね。
そして、数㎝上からドンッと1度だけ落としてください。
そうすることで、焼き縮みを防ぐことができますよ♪
焼き上がりのガトーショコラはとても熱いですので、オーブンから取り出す際はやけどに十分ご注意くださいね。
粗熱を取る時にラップは使用する？
粗熱を取るのにやはり数時間ぐらい置いておくので、ホコリなどが心配でラップをかけたくなってしまいますよね。
ですが、ラップをかけてしまったり、袋に入れてしまうと
- 冷めるのに時間がかかる。
- ラップに水滴がついてしまう。
- 生地がしぼんでしまう。
というデメリットがあるんです。
ですので、粗熱を取る間は、ラップや袋はできるだけ避けましょう。
冷蔵庫に入れられるぐらい冷めたら、ラップをしても大丈夫ですよ！
ガトーショコラを冷蔵庫で冷やす時間は何時間？
一番美味しくガトーショコラを食べるなら、作った当日よりも翌日の方が味がなじみますよ！
翌日までおいてからがしっとり触感を楽しめるのでおすすめです♪
じっくり冷蔵庫で冷やすと、しっとり濃厚なとっても美味しいガトーショコラになりますよ！
ガトーショコラはどれくらい日持ちするの？
ガトーショコラはオーブンで焼いて完成するため、賞味期限は生クリームやフルーツを使用する生ケーキよりも少し長め。
翌日以降は
- 一切れずつに切り分ける。
- 空気を抜いてしっかりと個別で包装する。
- 冷蔵庫で保管する。
と、おいしさを保ちつつ保存することが可能ですよ！
ガトーショコラの冷凍保存方法
ジップ付き袋に入れて冷凍庫へいれると、2～3週間日持ちします♪
時間が経つと、風味が落ちてしまうので、できるだけ美味しいうちに食べてくださいね。
食べたい分だけ取り出せるのもうれしいポイントですよね！
庫内のにおいうつりや冷凍焼けなど防ぐために、しっかり密封しましょう♪
解凍は冷蔵庫でゆっくりしよう
冷凍したガトーショコラを上手に解凍するには、冷蔵庫でゆっくりと解凍するのがおすすめ。
常温で解凍したりレンジで加熱したりするのは、べちゃっとしてしまうためNGです。
半日程度かけて解凍すると、しっとり感を損なわずに解凍が可能ですよ！
解凍したガトーショコラは、トースターで軽く焼くとより一層おいしいのを知ってましたか？
ぜひ試してくださいね♪
ガトーショコラの冷まし方まとめ
いかがでしたか？
最後にもう一度おさらいしておきましょう！
- 焼き上がったらケーキクーラーの上に型のまま乗せ、粗熱を取る。
- ケーキクーラーがない場合、魚焼きグリルで代用可能！
- 粗熱が取れたら、型のまま冷蔵庫に入れて冷やす。
粗熱の取れる時間は、
- 小さめの型なら1時間ぐらい。
- 大きめの型なら2～3時間は必須。
- 型から外すタイミングは、冷めてから外すのがおすすめ！
- 熱を持っている間はラップをしないように注意。
- ガトーショコラはだいたい8時間以上は冷やしましょう！
- 一番美味しくガトーショコラを食べるなら、作った当日よりも翌日の方が味がなじみますよ！
- 食べやすい大きさに切り、ひと切れずつラップでぴったり包みましょう。
- ジップ付き袋に入れて冷凍庫へいれると、2～3週間日持ちします♪
- 冷凍したガトーショコラを上手に解凍するには、冷蔵庫でゆっくりと解凍するのがおすすめ。
- 常温で解凍したりレンジで加熱したりするのは、べちゃっとしてしまうためNGですよ！
あなたのガトーショコラ作りの、力になれたらうれしいです♪
ぜひ参考にしてくださいね！