冷蔵庫に入れていた生クリーム、使おうと開けてみたら中身が固まってる…なんて経験がありませんか。
私はお買い得の生クリームを見つけたら買い置きしますが、ついつい忘れてしまいます。
そして使うときには、中身が少し固まりかけているなんてことがよくあるんです。
せっかく購入したのに、使わずに捨ててしまうのはもったいないですよね!
今回は固まってしまった生クリームを戻す方法や、固まってる生クリームの使い道レシピなどをご紹介!
みなさんも、固まった生クリームを捨ててしまう前に一度試してみてくださいね。
生クリームが固まってるときに戻す方法
- 牛乳を加える方法
- 加熱する方法
一度固まった生クリームでも、元に戻す方法があるのでご安心ください!
元のように滑らかな状態になれば、ホイップクリームだって作れちゃいますよ。
固まってしまった生クリームの戻し方2つを、さらに詳しく解説いたします。
戻す上で注意点もあるので、そちらも気にしながら試してみてくださいね。
少量の牛乳を混ぜて戻す
- 牛乳大さじ1杯程度を用意する
- 生クリームを冷水で冷やしながら、牛乳をゆっくり静かに加えて混ぜ合わせる
お家に牛乳がある方は、この方法が手軽でおすすめです。
静かになじませるようにかきまぜていくと、かたまりが消えて元通り♩
- 牛乳を加える際は泡立てるのではなく、スプーンやヘラを使ってゆっくり、静かに混ぜる
- 牛乳の量が多いとゆるくなってしまうので、少しづつ様子を見ながら加える
牛乳は生クリームと同様に乳成分が含まれているので、滑らかな状態になるんですね。
加熱する
固まった生クリームを加熱することで、かたまりが消え再び滑らかな状態に戻ります。
加熱の際は、湯煎でゆっくりかき混ぜながら行いましょう!
ただし、加熱しすぎるとクリームが分離してしまうので注意が必要です。
固まってる生クリームはそもそも食べれるの?
めいらくの生クリームやばすぎるwww
— こやっちゃん@ヤバT東京2days (@MaikoToni) January 14, 2019
ごりごりに固まってるわwww pic.twitter.com/OD4KRW5rYz
固まった生クリームは食べられます!
固まってしまっても、健康上全く問題ありません。
ただし、開封前のものに限ります。
その理由は、開封後の生クリームが固まる理由は、雑菌が繁殖したことが原因であるからです。
また、開封前で賞味期限内であっても、匂いや見た目に異常がある場合はこちらも食べるのはやめておきましょう。
お腹を壊してしまっては大変ですからね。
生クリームが固まる理由
- 衝撃(振動)
- 温度上昇
- 腐敗
が原因で生クリームが固まります。
それぞれの内容について解説していきますね!
1つ目は「衝撃・振動」
生クリームは一見滑らかなのですが、実は脂肪分がたくさんの小さなになかたまりになって液体の中に浮いている状態になっています。
そこで生クリームに衝撃や振動を与えると、この脂肪のかたまり同士がぶつかり合体しますよ。
その脂肪のかたまり、生クリームのかたまりが上に浮いてきているというわけなんです。
ホイップクリームが作れるのもこの性質を利用したものなんです!
2つ目は「温度上昇」
冷蔵庫に入れるまでの間や、出してから料理するまでの間の温度が上がると固まる原因になります。
特に夏場は気をつけたいですね。
3つ目は「腐敗」
開封後に雑菌が繁殖し生クリームが固まっている可能性があります。
賞味期限内のものであっても開封してから時間が経っているものは腐敗している可能性があるので注意しましょう。
開封後・賞味期限切れの場合は未開封でも注意
開封後は雑菌が繁殖していきます!
生クリームは生乳の脂肪分が高く、添加物が入っていないものが多いので、雑菌の倉庫になっているのです。
上記でも説明しました通り…
- 開封後はしっかりにおいをチェック
- 表面にカビがないかチェック
- 酸っぱい様な異臭がしていないかチェック
必ず確認してから使用してくださいね!
また未開封でも賞味期限が切れているものも同様に注意が必要になります。
固まってる生クリームはそのままホイップして使える?
うまくホイップできず、見た目や舌ざわりにも違和感を感じます!
そのままの状態だと水分と分離している為、キレイにホイップできないでしょう。
そして口にした時に、塊が残ったままなのでざらっと感がでてしまいますよ。
またケーキなどに塗った時も、塊が見えてしまって残念な仕上がりになってしまいます。
やはり生クリームは、滑らかさが重要です!
美味しく食べる為にもしっかり塊をつぶしてからホイップするようにしましょう。
生クリームの塊を出来にくくする方法はある?
冷蔵庫のドアポケットに入れない!
生クリームは、ドアの振動で固まる場合があります。
また、扉を開け閉めすると温度変化も多いためドアポケットに置くことは避けた方が良いです。
生クリームって、実はとっても繊細な食材だったんですね。
私も、今後は注意してドアポケットを避けて保管したいと思います。
固まった生クリームの使い道レシピ
簡単にバターとアイスクリームを作ってみましょう!
固まってしまった生クリームも、未開封で賞味期限内であればまだまだ使い道がありますよ!
捨てるなんてもったいないです!
そこで、簡単なバターとアイスクリームのレシピをご紹介しちゃいますね。
捨てずに、復活させて美味しく料理しちゃいましょう。
手作りバターに変身
バターの作り方
- 生クリームを容器ごと冷やしておきます。
- 冷やした生クリームをとにかく振りましょう。
- 液がさらに固まってきたら、その塊がバターです。
- 残った水分を捨て塊をへらで練ると料理などに使いやすいです!
有塩バターにしたい場合は、塩を少量加えてくださいね。
やわらかいバターは、パンなどにも塗りやすく美味しく食べられます!
私は、ガーリックとパセリも加えてフランスパンに塗って食べるのがちょっとした贅沢になってます。
加熱してお菓子作りも
アイスクリームの作り方
- 固まった生クリーム
- パック半分くらい
- 砂糖大さじ2
- 卵1つ
- バニラエッセンス1~3滴
- 固まった生クリームを湯煎で戻しておきます。
- 1に砂糖を加えて混ぜ、卵も入れて混ぜます。
- あればバニラエッセンスを入れて混ぜます。
- 泡立ってきたら容器にラップをかけ、冷凍庫で5時間ほど冷やして完成!
お菓子も欠かせないですよね。
こちらも家にあるもので簡単に作れるので、甘いものが欲しい時はおすすめですよ♩
生クリームが固まってるときの戻す方法や使い道まとめ
生クリームが固まってるのを戻す方法と固まった生クリームの使い道レシピをご紹介してきました。
少しの牛乳を足すことと加熱することで、元に戻すことができます!
そして、その生クリームは食べることが可能というのもわかりました。
生クリームが固まってしまう理由は、衝撃・振動、温度上昇、腐敗です。
これらに気をつけてなるべく固まらないように心がけたいですね。
それでも生クリームが固まってしまっても、戻すことができれば使い道も見えてきます。
予定していたレシピも作ることができますよ。
ただし、生クリームは腐敗しやすい素材なので開封後や賞味期限切れには注意していきましょう。