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きゅうりの味噌汁がまずいと言われる理由は?美味しい作り方も紹介!

きゅうりの味噌汁がまずいと言われる理由は?美味しい作り方も紹介!
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きゅうりの味噌汁って飲んだことありますか?

地域によっては、味噌汁にきゅうりを入れるのが定番となっているところも♪

きゅうりの味噌汁はさっぱりしていて爽やかな味わいが特徴なんですが中にはこんな声も。

きゅうりの青臭さや食感、味が薄くてまずいかも・・・

でもコツをつかめば美味しいきゅうりの味噌汁が作れますよ♪

今回は、きゅうりの味噌汁がなぜまずいのかを中心に、美味しくなるコツやレシピまでまとめていますよ!

きゅうりの味噌汁を初めて作る方も、作って失敗した経験がある方も必見の内容です♩

目次

きゅうりの味噌汁がまずいと言われる理由

畑になっているきゅうりの画像

きゅうりの味噌汁がなぜまずいと言われてしまうのか。

それはきゅうりの味わい独特の、

  • 青臭い
  • 食感
  • 味の薄さ

といったところが、きゅうりを味噌汁に入れた時にまずいと言われてしまうようです。

青臭い

きゅうりの皮をむかずに味噌汁に入れると、青臭い感じが際立ってまずいと感じてしまうかもしれません。

実はきゅうりの加熱すると青臭さが増してしまうんです。

このきゅうりの青臭さはピラジンという成分によるものなんですよ。

ピラジンは血液をさらさらにして血栓の予防をしてくれる体に嬉しい作用もあるんです。

後ほど、ピラジンによるきゅうりの青臭さを抑えて味噌汁を美味しく作るコツもご紹介しているので、合わせてご覧くださいね♩

食感

きゅうりは加熱をすることで、ナスや冬瓜のようなトロッとした食感になります。

このトロッとしたきゅうりの食感が苦手な方は、きゅうりの味噌汁をまずいと感じやすいかもしれませんね。

でも中にはこのXのような意見も♪

このXのように瓜のようなトロトロ食感が好きな人もいますよ♪

ナスの味噌汁が好きな人はきゅうりを少し厚めに切ってトロトロ食感を是非楽しんでみてほしい!

味の薄さ

きゅうりの味噌汁の出来立ては味が薄いことが多いので、これがまずいと言われる理由の1つかもしれません。

元々きゅうりの味ってとてもあっさりしていますよね。

味噌汁自体もとても優しい味わいの料理です。

これらが合わさることで、さらに味の薄さが気になりまずいと言われてしまうのかもしれませんね。

きゅうりの味噌汁の味の薄さを改善して美味しく作るコツは後ほど紹介しているのでこのまま読み進めてくださいね♪

きゅうりを味噌汁に入れるメリット

輪切りにされたきゅうりの画像

きゅうりを味噌汁に入れることで、実は栄養素が豊富なきゅうりをまるごと摂取できます!

これは大きなメリットですよね♩

ところで「きゅうりは栄養素が少ない野菜」なんてワードを聞いたことはありませんか?

たしかにきゅうりは約95%以上が水分とも言われています。

ですが、カリウムビタミンなど体に嬉しい栄養素が含まれているんですよ!

きゅうりに含まれる体とって嬉しい栄養素を、いくつか抜粋してご紹介しますね♩

きゅうり100gあたり

エネルギー13kcal
カリウム200mg
0.11mg
ビタミンK34μg
ビタミンC14mg
食物繊維1.1g
きゅうりの食品成分表の画像
画像出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

きゅうりがいろんな栄養素を含むことはわかったけど、体にどんな作用があるの?

ここからは、きゅうりに含まれる各栄養素の作用について簡単にご説明していきますね。

エネルギー

エネルギーは言わずとも知れた、体を動かすための原動力になる部分ですよね。

これを摂り過ぎると肥満につながるので注意が必要です!

ところが、きゅうりのエネルギーは100gあたり13kcalギネス世界記録に載るほどの低カロリーなんですよ。

カリウム

カリウムは体にとって余分な塩分を排出する作用があります。

なので高血圧むくみの予防にもってこいなんですよ!

またカリウムは汗をかくと失われるので、特に夏場は積極的に摂りたい栄養素のひとつです。

きゅうりといえば夏野菜、カリウムの補給にぴったりですね。

きゅうりに含まれる銅は貧血の予防に大切なミネラルなんです。

銅は鉄の吸収や貯蔵・成長の促進、免疫の正常化などに作用します。

ビタミンK

脂溶性ビタミンのひとつです。

ケガをして出血した時の凝固作用を促進したり、骨を丈夫にしてくれる作用もありますよ。

ビタミンC

水溶性ビタミンのひとつです。

抗酸化作用があり、動脈硬化ガンの予防老化の防止を図る体に嬉しい作用もありますよ。

それから鉄の吸収を促進したり、コラーゲンの合成を助けてくれる作用もあるんです。

食物繊維

食物繊維は腸内環境を整えて、便秘を予防してくれる作用がありますよ!

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。

きゅうりにはこの両方の食物繊維が含まれているので、バランスよく摂取できますよ。

栄養素が少ないと思われがちなきゅうりは、こんなにもいろんな栄養素を含んでいるんですね!

特にビタミンCなどの水溶性のビタミンは、加熱すると水分と一緒にきゅうりから抜けてしまう特徴があります。

ですが味噌汁すれば、溶けだしたきゅうりの栄養素をまるごと摂取できますね♩

この後にきゅうりの味噌汁を美味しく作るコツもご紹介しています。

ぜひ最後までご覧くださいね!

きゅうりの味噌汁を美味しく作るコツ

きゅうりの皮をむいている画像

きゅうりの味噌汁は、青臭い味が薄いなど、まずいと感じてしまう理由がいくつかあることをご紹介しました。

ですが、このまずいと感じてしまうポイントにひと手間加えることで、きゅうりの味噌汁を美味しく作ることができますよ♩

そのひと手間、きゅうりの味噌汁を美味しく作るコツをご紹介していきますね!

きゅうりの皮をむく

加熱する前にピーラーできゅうりの皮をむいておきましょう!

先ほどもご紹介しましたが、きゅうりの味噌汁の青臭さは加熱したことでおこります。

なので、きゅうりの皮をむくことで青臭さが気にならないきゅうりの味噌汁を作ることができますよ♩

料理の色味は大事だから、きゅうりの緑の色味も少しほしいな・・・

そんな時は、きゅうりの皮をむくときに全体の1割ほど皮を残しておきましょう。

その程度であれば、加熱してもきゅうりの青臭さは気になりませんよ。

他にも青臭さを出さないためにはこんな方法も。

きゅうりの皮だけでなく、タネを取り除くのも青臭さを減らすいい方法のようですね!

時間をおいて味を染み込ませる

きゅうりの味噌汁ができたら、冷蔵庫に半日ほどおいてきゅうりに味を染み込ませましょう!

先ほどもご紹介しましたが、きゅうりの味はあっさりしていて、味噌汁は優しい味わいですよね。

きゅうりの味噌汁のできたては、きゅうりに味が染み込んでいないために味が薄くてまずいと感じてしまうかもしれません。

冷蔵庫半日ほどおいて味を染み込ませることが、きゅうりの味噌汁を美味しく作るコツですよ♩

冷蔵庫に半日ほど味噌汁をおいた後は、お好みで再加熱してお召し上がりくださいね。

きゅうりは塩もみしておく

冷たいきゅうりの味噌汁を作る時は、きゅうりを塩もみするのがおすすめです!

え?冷たい味噌汁?

そう思う人もいるかもしれません。

でも冷や汁を思い浮かべると納得しませんか?

ご存じの通り、冷たく冷やした味噌味の郷土料理です。

冷や汁にきゅうりは欠かせないですよね♪

冷や汁はご飯やうどんにかけるイメージですが、冷たいきゅうりの味噌汁としても美味しくいただけます。

きゅうりを塩もみすると、余分な水分が出て味が染み込みやすくなりますよ。

また塩気が味噌汁のいいアクセントにもなるんです。

ちなみに温かいきゅうりの味噌汁を作る時は、きゅうりの塩もみはおすすめしません!

なぜかというと、きゅうりを加熱した時に出るあのトロッとした特徴的な食感を出すためです。

きゅうりのトロッとした食感が苦手な方は、きゅうりを塩もみして冷たい味噌汁にするのがおすすめですよ♩

きゅうりの塩もみがいいアクセントになって、もりもり食べられます!

きゅうりの味噌汁の美味しいレシピ

持ち手と蓋付きの白い鍋の画像

続いて、きゅうりの味噌汁の美味しいレシピをご紹介します♩

  • 温かいきゅうりの味噌汁
  • 冷たいきゅうりの味噌汁

きゅうりの温かい味噌汁と冷たい味噌汁、ぜひ食べ比べてみてくださいね!

温かいきゅうりの味噌汁

きゅうりの皮をむくこと、冷蔵庫で味を染み込ませることがポイントです!

材料(2人分)

  • きゅうり:1本
  • 油揚げ:1/3枚
  • だし汁:400ml
  • みそ:大さじ2

きゅうりの量はお好みで変えてくださいね♪

作り方

  • きゅうりの皮をピーラーでむいて、約1cm幅に切る
  • 油揚げは細切りにする
  • 鍋にだし汁を入れて沸騰させる
  • 沸騰したらきゅうりと油揚げを入れて、弱火で5分ほど煮る
  • きゅうりに火が通ったら味噌を溶く
  • 粗熱がとれたら、冷蔵庫に半日ほどおいて味を染み込ませる
  • 完成!

きゅうりの味噌汁は、食べる前にもう一度温めてくださいね。

具材も油揚げだけでなく、豆腐や溶き卵を入れても美味しいです。

またお好みで薬味を入れても美味しいですよ!

私のおすすめは刻んだねぎと大葉をたっぷり入れたものです♩
より爽やかな味わいになりますよ。

冷たいきゅうりの味噌汁

きゅうりを塩もみすることで、味噌汁のいいアクセントになりますよ!

材料(2人分)

  • きゅうり:2〜3本
  • 塩:ひとつまみ
  • だし汁:400ml
  • 味噌:大さじ2

こちらのきゅうりもお好みで増減してくださいね♪
たっぷりきゅうりで副菜代わりにするのもおすすめ!

作り方

  • きゅうりは薄くスライスし、塩をふって塩もみしておく
  • だし汁はよく冷ましておく
  • きゅうりがしんなりしたら、軽く洗って水気をきる
  • 冷ましただし汁に味噌をとき、きゅうりを入れる
  • 完成!

食べる直前まで冷蔵庫で冷やすのがおすすめです♩

私のおすすめは、きゅうりの塩もみを少し濃い味にすることです。
それから一味唐辛子をかけるのも美味しいですよ!

きゅうりの塩加減や味噌の濃さは、お好みで調整してみてくださいね。

きゅうりをたっぷり入れるのもボリュームがあって食べ応えがありますよ♩

きゅうりの味噌汁がまずいと言われる理由まとめ

きゅうりの味噌汁がまずいと言われてしまうのは、食感・青臭い・味が薄いといったきゅうり独特の味わいによるものでした。

きゅうりは加熱するとトロッとした食感になりますが、これが苦手な方は冷たいきゅうりの味噌汁にするのがおすすめですよ!

きゅうりを塩もみして作るのでほどよく食感が残り、まずいと感じやすい食感をカバーしてくれます♩

またきゅうりの青臭さ皮をむくことが美味しく作るコツでしたね。

味の薄さは、きゅうりの味噌汁を半日ほど冷蔵庫におくと味が染み込んで美味しくなりますよ!

ひと手間加えるだけで、きゅうりの味噌汁はとても美味しく食べられます♩

紹介したきゅうりの味噌汁の美味しいレシピを参考に、ぜひきゅうりの味噌汁をお試しくださいね。

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