キャベツって季節を問わず、いつもスーパーにならんでいるイメージがありますよね。
サラダに浅漬け、炒め物など様々な料理に大活躍のキャベツ。
我が家の食卓でもキャベツは引っ張りだこです♩
生で食べたり、火を通したりいろいろな食べ方があるキャベツですが、生で食べると危険・よくないという噂は本当なのでしょうか?
ぜひ最後までご覧くださいね♩
キャベツは生だと危険・よくないと言われる理由
でもキャベツを生で食べると危険・よくないと言われる理由はどこから来ているんでしょうか。
こんなよくない理由が挙げられています。
- 食中毒
- キャベツに含まれるシュウ酸の影響
- 甲状腺機能への影響
- 食べ過ぎるとお腹が張る原因にも
これだけ見ると不安になっちゃう・・・
それぞれ解説していきますので、ぜひ不安を解消してくださいね!
食中毒
ウイルスって目には見えないですよね。
キャベツを切った人の手や調理器具、食べる自分の手などどこにでも付着している可能性があるのが怖いところです。
キャベツの千切りなど手軽に食べられるからこそ気をつけないといけない部分になりますね。
生野菜から食中毒菌が検出されることはまれとも言われています。
できる範囲で対策をしていきましょう!
キャベツに含まれるシュウ酸の影響
シュウ酸が入っていて危険だと思っていたので、ひと安心ですね♩
キャベツには含まれていませんが、例えばほうれん草や純ココアパウダーなど、身近な食品に含まれているんです。
シュウ酸は過剰摂取すると結石の原因になることがあるので注意しましょう。
シュウ酸の過剰摂取でなぜ結石ができるのか念のため知っておこう!
- 通常であれば、シュウ酸はカルシウムと結合して体外へ排出されます。
- ところが体内のカルシウムが不足していると、シュウ酸とカルシウムが結合できないため、排出されません。
- よってシュウ酸が体内に留まり、結石を作ってしまうというわけです。
甲状腺機能への影響
キャベツを毎日10kg食べる!など極端な食べ方をしなければ、大丈夫そうですね♪
キャベツなどのアブラナ科の野菜には「ゴイトリン」という成分が含まれています。
ですがどんなにキャベツが好きでも、1日に食べる量には限度がありますよね。
なので、甲状腺への影響を過剰に心配する必要はなさそうですよ。
キャベツを生で食べるときの適量については、後にご紹介していますので合わせてご覧ください!
食べ過ぎるとお腹が張る原因にも
キャベツはとにかく食物繊維が豊富!
ところで、キャベツにはどのくらいの食物繊維が含まれているのか気になりますよね。
そんな食物繊維にも種類があるんです。
- 水に溶けやすい:水溶性食物繊維
- 水に溶けにくい:不溶性食物繊維
このうち、キャベツには不溶性食物繊維が多く含まれています。
この不溶性食物繊維は、便をカサ増しして腸に刺激を与えてくれるので、適量を食べる分には便秘の改善にもってこいなんですよ。
ちなみに
18〜64歳の食物繊維の目標摂取量
- 男性:21g以上
- 女性:18g以上
と言われていますよ!
参考にしてみてくださいね!
キャベツを生で食べる時の注意点
- 外葉を洗い調理器具も清潔に
- 適量を摂取
注意点を守れば、安全においしくキャベツを食べることができます。
それぞれ詳しくみていきましょう!
外葉を洗い調理器具も清潔に
- キャベツを流水でよく洗う
- 使用する調理器具はよく洗い、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムで消毒する
- 調理する人、食べる人の手も清潔にする
先ほど、キャベツを生で食べる時に多い食中毒として「ノロウイルス」とご紹介しました。
ネットや薬局でも販売しているので気になる方は常備しておくのもおすすめです。
また先ほどもお伝えしましたが、そもそも生野菜から食中毒菌が検出されることはまれと言われています。
必要以上に怖がらず、よく洗うこと・消毒を徹底しましょう!
シュウ酸対策
ですが、シュウ酸はほうれん草など身近な食品にも含まれることを知ると、少し不安がありますよね。
- 1日600〜800gを目安に、カルシウムを含む食品を一緒に摂りましょう!
- ほうれん草などを調理するときは水に15分ほど浸すとシュウ酸を減らすことができます。
シュウ酸対策の参考にしてみてくださいね。
適量
このくらいの量なら無理なく食べられそうですよね!
現在、成人の1日あたりの野菜の摂取量について、350g以上が目標とされています。
その中で緑黄色野菜が120g以上摂れていると、さらに健康によいと言われていますよ。
キャベツは緑黄色野菜ではありません!
なので、野菜の目標摂取量の350gから緑黄色野菜の120gを引いた230gが適量というわけです♩
ところで緑黄色野菜の種類ってなんだろう?
- ほうれん草
- ブロッコリー
- トマト
- かぼちゃ
- にんじん
などがありますよ!
20230510 晩ご飯
— 宮沢仁 (@hanamaki3830) May 10, 2023
1.キャベツ🥬 230g
2.ミニトマト🍅 2個
3.豚ももステーキ🥩 180
4.自家製培養ヨーグルト100g+りんご1個
5.ひや飯 150g
今日は10000歩歩いた😆#糖尿病#ダイエット pic.twitter.com/mv8GwJfORM
この量ならぺろっと食べられそうですね♩
キャベツを生で食べることで得られる効果とメリット
- 栄養素をまるごと摂取
- 肌がきれいになる栄養素が豊富
- キャベツを生で食べると痩せる
どれも体にとって嬉しい効果やメリットですよね!
キャベツを生で食べる時には、先ほどご紹介した「キャベツを生で食べる時の注意点」も参考にしてみてくださいね。
栄養素をまるごと摂取
生のキャベツ100gあたりの成分量
ビタミンC | 38mg |
葉酸 | 66μg |
ビタミンK | 79μg |
食物繊維 | 1.8g |
カリウム | 190mg |
カルシウム | 42mg |
マグネシウム | 14mg |
他にも、老廃物を流してくれるカリウムも豊富に含まれています。
キャベツを生で食べると、栄養素を無駄なく摂取できるメリットがありますね♩
肌がきれいになる栄養素が豊富
美肌といえばビタミンCをイメージする方も多いのではないでしょうか?
私もそのひとりです♩
上でも紹介した通り、キャベツにはビタミンCが豊富♪
キャベツを生で食べることで、肌がきれいになる栄養素を摂取することができますよ!
キャベツに含まれるビタミンCの嬉しい効果
- 抗酸化作用によってエイジングケアをサポート。
- コラーゲンの生成をサポートして、弾力のある肌を作ることができる。
- シミやそばかすの予防に効果あり。
キャベツをサラダにするなど、生で食べることでビタミンを補給し美肌を目指しましょう♩
キャベツを生で食べると痩せる
キャベツって生で食べると、とても食べごたえがありますよね。
これは食物繊維が多く含まれているからなんだそうです。
キャベツをサラダなどにしてたっぷり食べると他の食事量が減り、痩せることができるかもしれません。
この時ドレッシングなどの調味料を使いすぎてしまうと、カロリーが高くなってしまうので要注意ですよ!
お腹空いたらキャベツを徹底してたらとりあえず3kg痩せた 嬉しい☺︎
— お む (@0m_ice) April 14, 2024
キャベツの千切りをモリモリ食べてたら、痩せたうえに肌艶良くなったよ
— カミヅキ (@CAMDUKI3) April 9, 2024
くれぐれも無理は禁物なので、先ほどご紹介した「適量」を目安にしながら、試してみてくださいね。
【まとめ】キャベツは生で食べても危険ではない!
キャベツを生で食べると危険・よくないと言われてしまうのは、食中毒や甲状腺への影響などが心配されているからでしたね。
- 調理器具や人の手を清潔に保つ
- キャベツはよく洗う
- 適量を守って食べる
これらに注意すれば安心してキャベツを生で食べることができますよ。
体に嬉しい効果やメリットがたくさんあるので、心配しすぎずに美味しくいただきましょう!