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寒天が固まる時間は?固まらないときのやり直しや早く固めるコツを紹介!

寒天が固まる時間は?固まらないときのやり直しや早く固めるコツを紹介!
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寒天デザートを作るとき、なるべく早く寒天を固めたい!なんて思うことはありませんか?

寒天は温度によって固まるまでの時間が変わり、扱うのが簡単そうに見えて意外と繊細なんです。

そんな寒天を固めるコツは、できるだけ早く冷やすこと!

早く冷やすことで固まるまでの時間を短くすることができるんです。

冷やし固めるには冷蔵庫でしょ?

と思われる方もいるのではないでしょうか。

実は、氷水を使うことで冷蔵庫で冷やし固めるより早く固めることができるんですよ。

それでは、寒天が固まる時間や、早く固めるコツ固まらないときのやり直し方法などをご紹介していきます!

目次

寒天で固まる時間は温度で違う!

小鉢に入った粉寒天と計量スプーンの画像

寒天は冷蔵庫で冷やし固めるイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

寒天の固まる時間は室温によっても変わってきますが、実は常温でも固めることができるんですよ。

作った後そのまま放置していて、気づいたら固まっていたなんてことも。

固まる時間について…

  • 常温
  • 冷蔵庫
  • 冷凍庫

で、それぞれご紹介していきます!

常温

常温で寒天を固める場合は、通常1時間ほどで固まります。

寒天が固まるまで待っている時間もワクワクしちゃいますよね♪

寒天が固まり始める温度は40度ぐらい!

冬場は室温が低いためその分固まる時間も短くなります。

逆に夏場は室温が高いと冷めるまでに時間がかかり、固まる時間が長くなることも。

ここで注意していただきたいのは、寒天が常温で固まる時間は容器の大きさによっても異なるということ。

寒天液の量が多いとその分固まるまでに時間を要することに。

寒天を溶かした後は、小さい容器に小分けして固めると時間を短縮することができますよ。

冷蔵庫

冷蔵庫で寒天を冷やし固める場合は、20分~30分ほどで固めることができます。

ここでポイントとなるのが、冷蔵庫で冷やし固める場合は粗熱をとってから入れること!

寒天を溶かした後熱い状態ですぐに冷蔵庫へ入れてしまうと、固まり方にムラができてうまく固まらず失敗してしまうことも。

寒天を冷やし固めるときは温度が重要!

寒天レシピの中には、”冷蔵庫で冷やし固める”と書かれているものもありますよね。

ただしそれは、冷蔵庫で冷やさないと固まらないということではないんです。

先ほど紹介したように、寒天は常温でも固まります。

冷蔵庫に入れる理由としては、冷蔵庫に入れて冷やした方がおいしいから!

早く固めるためということではないんですよね。

冷蔵庫に入れる場合は粗熱をとってから入れるのがポイントとなるため、寒天の量が少ないと常温で冷ましている間に固まっていることも。

寒天液の量によっては、常温で固めるのと冷蔵庫で固める時間はあまり変わらないこともあります。

もっと早く固めたい!という方に、早く固めるコツを後程ご紹介します!

冷凍庫

結論からお伝えすると、寒天を冷凍庫で固めるのはあまりおすすめしません。

冷凍庫に入れるともちろん寒天は固まるのですが、急激な温度低下により寒天に気泡ができてしまいます。

気泡ができてしまうと、寒天の特徴となるつるんとした舌触りではなくなり、食感を損ねてしまうんですよね。

寒天を成功させるには、焦らないことも大事なのかもしれませんね!

寒天が固まらない!やり直しには再加熱!

寒天が固まらなくても、再加熱でやり直すことができます!

食べるのを楽しみに固まるのを待っていたのに、なかなか固まらないとがっかりしちゃいますよね。

寒天は一度失敗しても再加熱することでやり直すことができるんですよ!

ここでは、以下の内容を紹介します!

  • 固まらない根本的な原因
  • 水と寒天の時のやり直し方法
  • 牛乳やジュースの時のやり直し方法

固まらない原因を確認して、美味しく仕上げていきましょう!

固まらない原因

寒天が固まらない原因には

  • 液体の量に対して寒天の量が不足している
  • 寒天がしっかり溶けきっていない
  • 酸味が強めな果物を入れている
  • 牛乳を沸騰させすぎてしまった
  • 冷たい牛乳やジュースを一気に入れてしまった

などがあげられます。

寒天の量が足りていないと、どれだけ冷やし固めても固まることはありません

寒天は、小さじ1(約2グラム)に対して、液体350~600mlを固めることが可能。

また、寒天を溶かす際は、沸騰後2分~3分ほど熱を通さないと寒天が溶けずに固まらない原因となります。

このときの注意点としては、牛乳寒天は沸騰させすぎると固まらない原因となってしまうこと!

牛乳寒天を作る際は、鍋を火にかけ沸々としてきたら火を弱め、2分~3分ほどしっかりかき混ぜることがポイント。

水と寒天の温め方と牛乳の時の温め方は異なるため注意してくださいね。

寒天を先に水で溶かし後から牛乳やジュースを追加する際も、冷たい状態で一気に入れると寒天の固まり方にムラができてしまう原因に。

牛乳やジュースを後から追加するときは、常温にしておくか、レンジで少し温めておくといいですよ。

寒天を固めるには溶かす温度が重要なんです。

ただ適当に材料を入れて混ぜるだけでは失敗してしまうため、寒天の性質を知っておくのが成功への鍵!

水と寒天の時のやり直し

水と寒天で作る際は、鍋で再加熱をすることでやり直すことができます。

再度加熱をしてあげることで寒天がしっかりと溶けて固まってくれるんです。

そもそも寒天の量が足りていない場合は、ここで寒天を追加してあげると固まってくれますよ。

牛乳やジュースの時のやり直し

牛乳や酸味のあるジュースを使用している際も再加熱することで固まる可能性があります。

寒天がしっかり溶けきっていない場合は、鍋やレンジで再加熱して寒天をしっかり溶かすことでやり直しが可能!

ただし、牛乳は沸騰させてしまうと成分が分離してしまい固まらない原因に。

牛乳を使用する際は再加熱するときの温度に注意して、沸騰させないように弱火で寒天を溶かすことがポイント。

  • 鍋で再加熱する場合
    • 鍋を火にかけ沸々としてきたら弱火にして2分~3分
  • レンジで再加熱する場合
    • 3分~4分ほど(沸騰しない程度)温めてしっかり混ぜる

寒天が分量に対して足りていない場合は別で寒天を溶かしましょう。

固まらなかった寒天液に溶かした寒天を追加することで固まってくれます。

分量に対して寒天が足りていない場合は、こちらの方法がおすすめです。

寒天を上手に扱うポイントは、しっかり分量を量ること!なんですよね。

酸味が強めの果物を使用している場合は、果物の酸が原因で固まらないということも。

この場合も、別で寒天液を作って後から追加することでやり直しができます!

寒天を早く固めるコツは氷水!

氷水の画像

実は、寒天を冷蔵庫で冷やし固めるよりも早く固めるコツがあるんです!

ズバリ、氷水で冷やすこと!

生クリームを作るときとやり方は同じでとてもシンプル!

やり方
  1. 熱が伝わりやすいアルミ製の容器や型に溶かした寒天を入れる。
  2. 氷水の入ったボウルを準備する。
  3. 氷水の入ったボウルに寒天液の入った容器を置く。
  4. 氷が解けてきたら都度追加する。

氷水につけた状態で冷やし固めるほうが、常温や冷蔵庫で固めるよりも短い時間で固めることが可能。

冷蔵庫の冷たい空気で冷やし固めるよりも、直接冷たい水に触れさせて冷やす方が早く固まります!

氷水は、急いでいるときの救世主なんです♪

ここで注意していただきたいのが、寒天液に氷水が入らないようにすること!

寒天液に冷たい水が入ってしまうと、固まり方にムラができてしまいます。

さらに時間を短縮させたい場合は、氷水にを追加するのがおすすめ!

塩を追加することで氷が早く溶け、氷水の温度をさらに低くすることができるんです。

急いでいるとき、時短は魅力的ですよね♪

寒天をできるだけ早く固めたい!という方はぜひこの方法を試してみてください!

寒天は固まらない状態でも食べられる?

固まらなかった寒天はそのままの状態でも食べられなくはないですが、アレンジするのがおすすめです。

例えば

  • シャーベット状にアレンジ
  • 杏仁豆腐風にアレンジ

してみるのはいかがでしょうか?

冷凍庫に入れてシャリシャリのシャーベット状になるまで凍らせてみてください。

食感の悪くなってしまった分離した寒天も、シャーベット状にすることでおいしく食べられたりしますよ。

ドロドロしていたりゼリーのようにあまり固まらなかった寒天は、杏仁豆腐風にアレンジしてみるのもおすすめです。

アーモンドシロップを追加するだけで、杏仁豆腐のようなデザートが出来上がり♪

失敗した寒天も、ぜひアレンジをして楽しんでみてくださいね。

寒天が固まる時間まとめ

いかがでしたか?

今回は、寒天が固まる時間寒天を早く固めるコツ固まらないときのやり直し方法をご紹介してきました。

寒天を固めるときは通常、

  • 常温で約1時間
  • 冷蔵庫で約20分~30分

で固めることができます。

さらに時間を短縮したい場合は、氷水を使うのがおすすめ!

冷蔵庫で固めるよりもさらに時間を短縮することができます。

氷水はすぐ準備できるので、それほど手間でもなく簡単にできるのでうれしいですよね。

寒天がなかなか固まらないときは、再加熱することでやり直しが可能です。

  • 水と寒天:再度鍋を火にかけ沸騰したらそのまま2分~3分混ぜて溶かす
  • 牛乳やジュース:再度火にかけ沸々としてきたら弱火にして2分~3分混ぜて溶かす

水と寒天のやり直し方と牛乳やジュースの時のやり直し方は異なります。

寒天が固まらなくても諦めるのはまだ早い!

再加熱したり、寒天を追加したりしてまずはやり直してみてくだいね。

寒天の溶ける温度や寒天の固まる時間をマスターして、おいしい寒天を楽しんでください♪

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