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あさりの砂抜きは放置しすぎたら時間のやりすぎで死ぬ?長時間になった時の対処法

あさりの砂抜きは時間のやりすぎで死ぬ?砂抜きで放置しすぎた場合の対処法!
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あさりって美味しいのですが、砂抜きを入念にしないと食べた時にじゃりっと砂の感触がして不快な思いをしますよね。

私も何度か経験しましたが、砂を噛んだ時の音にげんなりします…。

調理する上で欠かせない砂抜きですが、気づいたらついつい放置しすぎてしまった!時間やりすぎた!なんてことありませんか?

ネット上では砂抜きは一晩置くとやりすぎで死ぬ可能性が!という情報も。

本当にあさりの砂抜きは放置しすぎたら死ぬ?

砂抜きの時間をやりすぎて長時間になってしまった場合の対処法、さらに砂抜きを行うのに適した時間上手なやり方もご紹介。

放置しすぎなくて済むよう、時短で砂抜きを行う方法や旨みを引き出すコツもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

あさりの砂抜きは放置しすぎたら時間のやりすぎで死ぬ?

砂抜きを行う時間をやりすぎて死んじゃうケースもあります!

基本的に一晩置く程度なら死ぬことはありません。

ですが、あまりに砂抜きを長時間やりすぎるとあさりは過酷な環境にさらされることに!

あさりは心地良いと感じる環境で水を吸ったり吐いたりして呼吸し、砂を吐き出すのです。

長時間その環境にいて呼吸をし続けると水は汚れて酸素が減ってしまいます

その時間が続くと酸欠状態になり、窒息して死ぬ可能性があるんです。

死んでしまったら砂抜きを行うどころか食べることもきないので困りますね。

あさりは生き物なのでやりすぎは禁物。

砂抜き=呼吸なので、快適な環境のまま砂抜きを完了させましょう。

長くても12時間以内にしておくことをおすすめ♪

12時間以上放置し続けると少なからず死んでしまうものもも出てきます。

死んだものを入れ続けると他のあさりにも悪影響なので、12時間以内に止めるようにしておくことが大切。

あさりの砂抜きの最適な時間の目安

砂抜きを行う最適な時間は潮干狩りで採った場合スーパーで入手した場合とでは変わる!

長時間やりすぎるのはあさりにとって過酷な環境に置くことになるのでよくないことがわかりました。

潮干狩りで持ち帰ってきたあさりはもちろんスーパーで入手したあさりも砂抜きした方がいいです。

それぞれの砂抜きにとって最適な時間の目安はどれくらいなのか解説していきます。

潮干狩りで採った場合

潮干狩りで採れたあさりは4〜6時間を目安で砂抜きを行います!

さっきまで砂浜に埋まっていたので砂をたっぷり含んだ状態。

採れたてほやほやなので丁寧に砂抜きすることをおすすめします!

とはいえ砂抜きは最低でも4時間、できれば6時間を目安に行えばOK!

場合によっては潮干狩りしたあとの持ち帰り時から砂抜きを行えば時短にも繋がりますね。

一晩置く場合でも12時間以内に砂抜きは完了させましょう。

スーパーのあさり

スーパーで入手したあさりは2〜3時間を目安で砂抜きを行います!

スーパーで買ったものはパックに詰められているけど砂抜き必要なの?

と思われますが、一応砂抜き済みの商品でも念の為砂抜きを行うのがベスト

見た感じすぐに食べられそうですが、美味しく食べるために一手間頑張りましょう!

私はスーパーで購入してすぐ調理に使って失敗した経験があります。笑

大体2〜3時間を目安に砂抜きを行えばしっかり砂抜きがされている状態になりますよ!

スーパーで入手した場合は少し面倒ですが塩水につけて放置しておきましょう。

砂を噛んだ時の嫌な食感を味わいたくないために砂抜きは最適な時間で♪

時間がかかる分ついつい放置しがちになってしまいますが、度々見守るように心掛けましょう!

あさりの砂抜きの上手なやり方

上手な砂抜きのやり方・塩抜きのやり方を見ていきましょう!

砂抜きを上手に行う上で大事なポイントは

  • 塩分濃度
  • 水温
  • 水の量
  • 遮光

もちろん時間をかけてやりすぎないことも!

大事なポイントを抑えて丁寧に砂抜きを行っていきましょう。

一つずつ解説していきますね!

塩分濃度

砂抜きで使用する水は海水と同じ3%の塩分濃度の水」を作ります。

3%の塩分濃度の水の作り方は1リットルの水に対して大さじ2の塩

あさりは塩分濃度が高すぎても低すぎてもうまく砂吐きできないので適当にやってはいけません。

濃度が高すぎると呼吸ができないため、死んでしまうことがあるんです!

一番ベストなのは潮干狩り場の海水で砂抜きをするとスムーズに行えます!

スーパーで入手した場合、海水は難しいので塩水を作って活用してくださいね。

砂抜きをする際の水は良かれと思ってミネラルウォーターアルカリイオン水を使うのはNG!

砂吐きが悪くなるので、普通の水道水を使って行いましょう!

水温

これは後に詳しく説明しますが、水温も砂抜きする上で大事なポイントになります。

あさりは呼吸をする際に砂抜きをしてくれるので水温は住みやすい環境に!

20度前後の水温をキープし、砂抜きしやすい心地よい状態を作ってあげましょう!

水の量

砂抜きのために水をたっぷりやりすぎるとあさりが生きられない環境になってしまいます。

元は浅瀬の砂浜に生息していたため、水が多すぎると呼吸ができなくなってしまいます。

バットに重ならないように並べて、水はあさりの頭がちょっと出るくらいが目安です。

少量なら意外と水の量はそんなに必要なさそうですね!

遮光

あさりは夜行性で光に当たってしまうと元気がなくなりうまく砂抜きが行えません。

砂抜きするときは上に新聞紙をかけて光を遮断してあげましょう。

砂抜きの際にあさりが吐き出す海水の飛び散りも防ぐことができますよ♪

これが気付いたら床がびしょ濡れになることがあるんですよね…!

もし新聞紙がなければ不要な雑誌レジャーシートなどで代用しましょう。

あさりの砂抜きを一晩行うときは常温?冷蔵庫?

基本的にはどちらでも大丈夫!季節に応じて常温か冷蔵庫か変える必要はあります!

あさりが心地よく感じられて砂抜きしやすい環境は20度前後

その水温をキープすることができれば問題ありませんよ。

特に注意したいのは夏場で一晩砂抜きをする場合。

特に潮干狩りシーズンて日差しが強くなってきるシーズンですよね。

水温を20度前後にキープするには冷蔵庫に出し入れする必要があります。

一晩なら冷蔵庫に入れっぱなしの方が腐る心配もなくて安心じゃ?

と思われますが、冷蔵庫に入れっぱなしにすると水温が下がり過ぎてあさりの動きが鈍くなり弱まります

そうなると結果的に砂抜きをしてくれなくなってしまうんです!

一晩ずっと冷蔵庫に入れるのはあさりにとっていい環境とは言えませんね。

ですが夏場は夜でも気温が高いので一晩と長時間の常温は心配です。

その場合は冷蔵庫より少し温度の高い野菜室で一晩置くのがいいかもしれません。

もしくはエアコンで室温を下げて20度前後を保てる冷暗所に一晩おくことをおすすめします!

なんだか砂抜きを行う様子が育てている気持ちになりますね。

快適に砂抜きを行える水温をキープして砂抜きを促していきましょう!

あさりの砂抜き後は塩抜きを!

特に潮干狩りで採ったあさりは海水を多く飲み込んでいるため、塩抜きをしないとしょっぱい

美味しく食べる為には砂抜き以外にも塩抜きを行う必要があります。

砂抜きばかり考えてると見落としそうな塩抜き

これも行わないと食べた時にとてもじゃないですがしょっぱくて家族からクレームが来ますよ。

手間はかかりますが、大事な作業かつ意外と簡単に済みます。

塩抜きは放置するだけで簡単に行えます♪

砂抜きが完了したらザルやバットにあげて、常温で1時間程度放置

塩抜き中も同じくあさりが吐き出す海水で飛び散るので新聞紙をかけておくことをおすすめ!

塩抜きを終えたら流水でこすり洗いをして完成!

スーパーで入手したものは塩抜きされている状態なので必要ありません♪

あさりの砂抜きを放置しすぎた場合の対処法

一晩置いて砂抜きを行っていたら寝坊して放置しすぎて長時間やりすぎてしまった!

すっかり存在を忘れていて何時間砂抜きしたのかわからない!

という状況もありえますよね。

あさりの砂抜きに時間をやりすぎて放置しすぎた場合、もう食べられないんじゃ…?

と思われますが、あさりは生き物なので生きていれば消費期限はありません

まだ死んでない場合、もちろん食べることができますので落ち着いて対処していきましょう。

まず放置しすぎた様子を見て死んだあさりは取り除き塩水の入れ替えを行ってください。

再び塩分濃度3%の水にあさりを入れて新聞紙をかけ、3時間ほど様子を見ましょう

あさりが生きている場合は水管を出します。

水管とはあさりが呼吸や補食する際に体内に吸い込んだ水を吐き出す管。

貝類の特徴ですね。

生きていることを確認できたら砂抜きの水から取り出してあげましょう。

放置しすぎた場合でも食べられるので諦めないでくださいね!

あさりは死んだら食べられない?

あさりは死んだら食べられません

砂抜き中放置しすぎたら残念ながら死んでしまうこともあります。

そして死んだあさりを食べると食中毒になる可能性が高いので注意が必要!

貝類は死んでしまうと「貝毒」という最悪死に至る猛毒が急激に増えてしまいます。

なんと火を通しても貝毒は死なないので恐ろしい…!

もし死んだことを気付かずに調理してしまった場合、死んでるな…と思った場合は食べずに取り除きましょう。

全て食べられないわけではないので心配は入りません。

あさりが死んでいるか見分ける方法

とはいえ、パッとみて死んでるあさりを見分けるのって難しそうですよね…。

死んでいるかどうか見分ける方法は

  • 異臭がするもの
  • 水管を出した状態で突いても口を閉じない

などがあります!

詳しくは「あさりが死んでいるか見分け方は?」で詳しくご紹介していますので参考にしてください♪

貝同士をぶつけて音が軽いと中身がすでに入っていない可能性もあります!

料理をして口が開かないあさりは死んでいる可能性があるので食べないようにすると安心!

砂抜きをやりすぎて放置しすぎた場合はしっかり見分けをして食べるようにしましょう。

あさりの砂抜き時間を時短する方法

あさりの砂抜き時間を時短する方法だと30分以内に完了する!

あさりの砂抜きって時間が思った以上にかかるし面倒ですよね。

今日の晩御飯に使いたくても何時間も砂抜きに時間がかかるんじゃ献立を新たに考えるのも大変。

そこで朗報があります!

砂抜き時間を時短する方法がありますよ♪

砂抜きには塩水ではなく真水を使用!

今までご紹介してきたのはしたのはなんだったんだ?という状況からスタートしますよ。

  • 50度の真水のお湯をあさりに入れてこすり洗い
  • 約10〜20分放置しておく
  • そのあとはぬるま湯を使ってこすり洗いをして砂抜き完了!

なんて時短!驚きの方法ですよね。

お湯につけられたあさりは体を冷やさなきゃ!と勢いよく水の出し入れを始めるため、砂抜きが素早く行われます。

ただこの方法、温度管理には特に注意が必要ですのでリスクも高いです!

詳しくは「あさりの砂抜きお湯で失敗?」で詳しく解説していますので参考にしてくださいね♪

うまく行えば砂抜きの時間をやりすぎかな?など気にせず行えるので嬉しいですよね!

早く調理に使いたい等で時短したい方は試してみてくださいね。

あさりの旨みを引き出すコツ

あさりのもつ「コハク酸」が旨み成分の元!

元々旨みの詰まっていますが、さらに旨みを引き出すコツがあります!

せっかくなら最大限の美味しさで楽しみたいですよね♪

砂抜きを終えたあと早く味わい気持ちをグッと堪えて常温(20度前後)で約3時間ほど放置してください。

その際濡れたキッチンペーパーをかけてあさりの乾燥を防いであげてくださいね!

この放置する時間の間、あさりは呼吸できない代わりに体内に蓄積したグリコーゲンという成分をエネルギーに変換

この時に貝類が持つ旨み成分「コハク酸」が作られるんです!

潮干狩りで採れたあさりは塩抜きも兼ねて放置しましょう。

ちょっとあさりには悪い気もしますが、より美味しくなってもらうために頑張ってもらいましょう…!

この一手間で旨みがグッとアップして美味しくなるので試してみてくださいね。

あさりの砂抜きは放置しすぎたらだめなのか・対処法まとめ

今回はあさりの砂抜き時間はやりすぎで死ぬ?放置しすぎた場合の対処法をメインにご紹介しました。

  • あさりは砂抜き時間をやりすぎると死ぬ場合もある
    • ずっと同じ水の中では酸欠になり窒息する恐れがあるので長くても12時間以内
  • あさりの砂抜きに最適な時間は潮干狩り・スーパー購入で異なる
    • 潮干狩りで採れた場合は4〜6時間を目安
    • スーパーで入手した場合は2〜3時間を目安
  • あさりを砂抜きする際は長時間やりすぎ以外に塩分濃度・水温・水の量・遮光が大切
    • 塩抜きは潮干狩りで採れたものだけ。1時間常温で放置後こすり洗い
  • 砂抜きの際は水温20度前後をキープすることが大切
    • 場合によって常温でも冷蔵でも!
  • あさりの砂抜きを放置しすぎた場合は死んだものは取り除き水を新しいものに入れ替える
    • 死んだあさりを食べると食中毒になる可能性が高い!
  • 死んでいるかを見分けるのは異臭動きがない場合など
  • 砂抜きを時短で行う方法は真水のお湯を活用!
  • 旨みを引き出すコツは「コハク酸」!

いかがでしたでしょうか?

食べるまでとても手間がかかり大変ですが、しっかり時間をかけて砂抜きを行ったあさりは絶品です!

お酒のつまみに酒蒸しと、ボンゴレビアンコ、シンプルで旨みを感じられる料理が食べたくなります♪

砂抜きを長時間やりすぎたり放置しすぎると美味しさが半減してしまうので気をつけてくださいね。

ペットを育てるような気持ちで砂抜きをすると愛着が湧くかもしれません。笑

ぜひ砂抜きの方法を参考にして、あさりの美味しい季節を堪能してください♪

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